ラオウ伝 殉愛の章 |
ストーリー | 登場人物 | 流派・奥義 | 小説版 | STAFF |
一子相伝の暗殺拳、北斗神拳。先代伝承者リュウケンは男児に恵まれず、三人の子供を養子として迎えた。長兄ラオウ、次兄トキ、末弟ケンシロウ―――。 南斗十人組手。ラオウやサウザーが見守る中行われたその修練に挑んでいたのは、未だ幼い頃のケンシロウであった。順調に勝ち進むケンシロウであったが、十人目に名乗り出てきたシュウは、今のケンシロウでは太刀打ちできない相手であった。掟に従い、敗者となったケンを殺すよう命じるサウザー。させまいと割って入ろうとするトキであったが、処刑を止めたのは、ケンを倒した張本人のシュウであった。シュウの持つ仁の星は、ケンシロウに強く輝く素質を感じていたのである。代わりに俺の光をくれてやる。そう言ってシュウは自らの拳で両目を切り裂き、自らの光を代償にすることで、ケンシロウの命を救ったのであった。 時は流れ、北斗の三兄弟は、いずれも劣らぬ拳の使い手へと成長した。だが時代は荒み、止むことの無い人類の狂気は、やがて世界を核の炎に包んだ。暴力が支配する世界の中、力なき者達は、救世主が現れるのを待ち続けていた。 伝承者となったケンシロウは、哀しみを強さに変えることで、真に北斗神拳の伝承者としてふさわしき男に成長していた。 死の灰を浴びたトキは、北斗神拳を医学として活かし、傷ついた人々の治療に残りの生を費やしていた。 恐怖の拳王と呼ばれしラオウは、己の力でこの混乱した世界を君臨すべく、殺戮の日々を過ごし、そして今や覇行を成し遂げる日は刻一刻と近づいていた。 |
雨の中、ケンシロウは、盗賊達に襲われる少年、カイトを救う。彼は、かつてバットと同じ村で育った少年であった。カイトから村の危機を聞いたケンは、トキの村へと向かう患者達の集団から離れ、バット、リンと共に村へ。だが彼等が村に着いたとき、既に村を襲った悪党達は、謎の白い騎士によって一掃されていた。名も告げず、颯爽と村を後にしたその騎士の正体は…… その夜、ラオウ率いる拳王軍は、冥王軍との最後の戦に臨もうとしていた。集結した冥王軍の数は、拳王軍の倍。これが冥王軍の最後の抵抗であることを知る参謀のソウガは、この戦での勝利が拳王の覇行への大きな前進となると感じていた。しかしラオウの瞳に映っていたのは、眼下に屯する大軍団ではなかった。真に警戒すべきは、虎視眈々と覇行を狙う聖帝サウザーである事を、ラオウは知っていたのだった。 部下達の士気を挙げ、いよいよ開戦かというその時、拳王達に先んじて敵陣に突っ込む集団がいた。その先頭にいたのは、あのケン達の前に現れた白い騎士。その正体は、ソウガの妹であり、拳王親衛隊の隊長を務める若き女戦士、レイナであった。 冥王軍を圧倒し、首領である冥王と対峙する拳王。我先にと飛び掛るレイナを制したラオウは、渾身の闘気波で冥王を瞬殺。戦いは拳王軍の圧勝で幕を閉じたのであった。覇行の完成は近い―――そう感じるソウガであったが、同時に彼はある事を考えていた。ラオウの横に、ケンシロウとトキがいてくれれば、もっと覇行は容易かったであろう、と―――。 |
バットの育ての親でもある女、マーサ。孤児達の母として生きる彼女を悩ませていたのは、聖帝軍の存在であった。その王・聖帝サウザーは、子供達を拐い、自らの墓「聖帝十字陵」を建設させているのというのだという。。罪無き子供達を救うため、サウザーを倒すことを決意するケンは、バットと共に夜の荒野へ…… 冥王軍戦の大勝に酔い、歓喜に沸く拳王軍。だがその中でレイナは、兵の規律の緩みを危惧していた。開かれた勝利の宴の中でも、それは顕著に現れていた。だがその緩んだ兵達の顔は、一瞬にして凍りついた。ソウガが修羅の国から呼び寄せたという舞姫が、突如ラオウに向かい刃を抜いたのである。レイナの剣によって暗殺は失敗に終わったものの、ラオウの怒りは収まらなかった。刺客を見抜けなかった気の緩みは、万死に値する。そう言ってラオウは、ソウガの腹に一撃を見舞い、その命を奪ったのであった。 たった一人で兄ソウガを弔うレイナのもとに、ラオウが姿を現した。ソウガは、ラオウがいつか故郷である修羅の国を救うと信じ、全てを捨ててついてきた。そんな忠義厚き兄を、一時の激情で殺したラオウを、レイナは許すことが出来なかった。だが、ラオウは言った。全てはお前達と誓った覇業のため。そのために己も全てを捨ててきたのだと。 執事のヨウがレイナに持ってきた手紙。それはソウガが死ぬ前に綴った「真実」であった。ソウガは病によって余命幾許も無い身体となっていた。覇業を見届けられぬと知ったソウガは、せめてその命を覇業のために役立ようと考え、自ら犠牲となって部下達の緩んだ心を戒めたのであった。 |
ソウガが真に望んでいたという、北斗三兄弟での覇業成就。それを実現させる事が己の役目だと信じ、レイナはケンシロウの元へ向けて馬を疾らせる。だが運悪く、その路は聖帝部隊が屯する場所であった。深い傷を受け、マーサの村にたどり着くと同時に昏倒したレイナは、リンに付き添われてトキの村へ―――。 思わぬ形でトキとの再会を果たしたレイナは、ソウガの意志を伝え、覇業に協力してほしいと呼びかける。だが、トキはそれを断った。力で押さえつけた平和に意味は無い。恐怖ではなく、人としての心を呼び覚まし、平和へと導く者こそが真の救世主。ラオウ自身もその事を知っている―――トキは、そう語った。だが、その覇業の為に剣を握ったレイナには、もう後戻りする道など残されていなかった。 傷が癒え、村を去ろうとするレイナに、トキは言った。サウザーは帝王の星とでもいうべき謎を持っている。その謎を解かぬ限りラオウはサウザーに勝てないだろうと。それはラオウへの助言ではなく、ラオウを想うレイナの愛に応えた、トキの優しさであった。 |
逃げる親子から子供を奪わんと、荒野を追い回す聖帝部隊。だがケンが救出に向かおうとしたその時、彼等は降り注いだ無数の矢によって全滅した。レジスタンス反帝部隊―――。聖帝軍に反旗を掲げ戦う彼等のボスは、南斗六聖拳の一人、盲目の闘将シュウであった。ケンシロウに勝負を挑んできたシュウは、盲目ならではの戦い方、そして脚技を主体とする南斗白鷺拳で、ケンシロウを攻め立てる。しかし、ケンは一瞬にしてシュウの弱点を見抜いていた。北斗神拳奥義、水影心。遠方から放たれるケンの南斗聖拳が、シュウの身体を切り裂く。だが止めの一撃を、ケンはわざと外した。彼の拳に殺気が篭っていない事を、ケンは見抜いていたのだ。シュウが改めて自らの名を語ったその時、ケンは気付いた。己がかつてその男に救われたこと、そしてその時、男は両目の光を失ったのだということを。だがシュウに後悔は無かった。ケンシロウはシュウが失った光よりも遥かに強く、成長を遂げていた。聖帝サウザーを倒せる唯一の男として・・・ ケン達がシュウのアジトに着いた時、仲間の部隊が大量の食糧を持って帰還した。聖帝部隊を襲い、手に入れたのだと言う。だがそれを口にした瞬間、シュウは叫んだ。毒が入っている―――。聖帝部隊はわざと毒入の食糧を奪わせる事で、ゲリラの壊滅を狙ったのである。その犠牲者となったのは、幼いリョウという名の子供であった。あまりにも残忍なそのやり口は、シュウに涙を流させ、ケンに怒りの炎を灯したであった。 |
サウザーに鉄槌を下さんと、行進する聖帝軍の前へと立ちはだかったケンシロウ。サウザーの早い踏み込みに苦戦するケンであったが、その動きを見切るには最初の攻防だけで十分であった。秘孔 人中極。最も破壊力のあるというその秘孔を突き、勝利を確信するケン。だが死の時間を過ぎても、サウザーの身体には何の変化も起こらなかった。秘孔の効かない身体―――。その謎を解けぬまま、無惨に敗北したケンの姿を、ラオウは崖の上から見つめていた。 重傷を負い、牢獄に繋がれるケン。そんな彼を救い出したのは、シュウの息子シバであった。彼は父と同じく、ケンシロウこそがサウザーを倒せる唯一の人間だと信じていたのである。だが、少年のシバがケンを抱えて逃げ切る事は出来なかった。ケンシロウを逃がすためにシバがとった方法、それは自らが囮となり、追っ手達と共にダイナマイトで爆死するというものであった。 シバに命を救われたものの、ケンの体力は既に限界に達していた。だが彼が気を失ったその時、蹄の音と共に、ラオウが現れた。お前を倒すのは俺の拳を置いて他に無い。そう言ってケンを抱え、走り去っていくラオウであったが、レイナはそのラオウの本心を見抜いていた。 ケンが目覚めたのは、シュウのアジトの中であった。シバの事を詫びるケンに対し、シュウは言った。息子シバの中にも己と同じ仁星の血が流れていたのだ、と。シュウはその事を誇りに思っていたのだった。 反帝部隊のアジトに向かい、総攻撃を開始する聖帝軍。だがシュウは、眠るケンを起こそうとはせず、バットと共に地下水路から送り出した。ケンの拳には未来が託されている。それを守るため、シュウは自らの命をその礎とすることを決めたのであった。民達を守るため、命を賭けてサウザーへと挑みかかるシュウ。しかし、優しきその男には、人質を見殺しにする事はできなかった。足の腱を切られ、敗北したシュウは、ケンシロウに魂の叫びを送る・・・ |
地下水路を捜索をする聖帝部隊は、突如現れた巨大な影に吹き飛ばされた。シュウの魂の叫びを聞き、ケンは奇跡の復活を果たしたのである。その報は、すぐにラオウの耳にも入れられた。今のままではケンシロウは勝てない。そう考えるラオウであったが、トキはそれを否定した。トキはサウザーの謎を知っていた。だがケンはそれをあえて聞こうとはしなかった。ラオウですら恐れた謎を自らの力で乗り越える。それが、ケンがラオウを超えるための試練なのであった。 レイナ出撃の報を受けたラオウは、全軍それに続くよう命令を下した。だが、それはケンやレイナのためではなかった。シュウへの義理―――あの南斗十人組手の日、ラオウはケンシロウを救うため、命を捨てる気でいた。ラオウもまた、シュウに命を救われた一人なのであった。 限なく襲い掛かってくる聖帝軍の前に、足止めを喰らうケン。だがそのとき、レイナ率いる拳王親衛隊が駆けつけた。ケンシロウを助けたラオウの想い・・・。自らが愛するその男の心情を見抜いたレイナは、ケンシロウへの助勢を選んだのである。拳王の本隊も合流し、一気呵成に聖帝軍を攻め立てる拳王軍。その時、戦場の端から響く赤子の鳴き声を、レイナは耳にした。部隊を離れ、優しく赤子を抱きかかえるレイナ。その無防備となった背中に、聖帝軍の矢が突き刺さる。ゆっくりと崩れ落ちたレイナは、最期にラオウに言った。この子には未来がある。私達の住む修羅の国の子供等にも――――。自らとラオウを繋ぐ"誓い"のペンダントを、ラオウへと返し、レイナはその瞳を閉じたのであった。 サウザーがシュウに与えた処刑。それは、聖帝に反旗を翻したシュウ自身の手で、聖帝十字陵を完成させるというものだった。巨大な石碑を抱え、十字稜の頂まで登る―――。足の腱を切られたシュウにとって、それはあまりにも惨い仕打ちであった。だが、シュウは石を落とさなかった。人質の命を守るため、そして南斗の崩壊を防ぐ事が出来なかった自らへ戒めとして、シュウはこの石を積まねばならなかったのだった。 シュウが頂まであと僅かに迫ったその時、爆音と共に聖帝軍の群れが吹き飛んだ。奇跡の復活を果たしたケンシロウが、今再びサウザーの前へと現れたのである。だがシュウが頂上に辿り着いたその時、彼の身に無数の矢が突き刺さった。シュウの血が漆喰となってこそ十字稜は完成する。そのためにサウザーは、シュウをその石碑の下敷きにするつもりでいたのである。止めとばかりに放たれたサウザーの槍が、シュウの身体を貫く。だがその時、奇跡が起こった。シュウの目には、駆け寄ってきたケンシロウの顔がはっきりと映っていた。私はいつもおまえを見ている。そう言ってシュウは、ゆっくりと石碑の下に崩れ落ちたのであった。 |
ラオウやトキの見守る中、二人の戦いは始まった。シュウの仇として南斗白鷺拳を浴びせたものの、やはりその身体には経絡秘孔は通用しなかった。再び身体を切り刻まれ、倒れこむケンシロウ。しかし、直前に突き入れたケンの指は、その異様な血の流れを感じ取っていた。心臓の位置も逆。秘孔の位置も表裏逆。それがサウザーの身体に隠された、謎の正体であった。 南斗鳳凰拳秘奥義、天翔十字鳳。自らを羽と化したサウザーの攻撃が、ケンシロウの身体を切り刻む。しかし、それを打ち砕いたのもまたケンの秘奥義であった。天破活殺。闘気を持って触れずして秘孔を突くというその奥義は、サウザーの秘孔を顕にし、そしてその足から自由を奪い取ったのであった。退かぬ!媚びぬ!省みぬ!帝王の意地で放たれた最期の攻撃を、ケンは真正面から迎え撃った。北斗有情猛翔破。それは、苦痛を生まぬというトキの奥義であった。 ケンのかけた情けを拒むかのように、自らに拳を突き入れるサウザー。だが同時に、サウザーは悟っていた。シュウが己の思いを託した、ケンシロウという男の大きさを。愛故に人は苦しまねばならない。だがこの男ならそれを乗り越えていける。そんな男が最期の相手であったことに感謝しながら、サウザーは帝王としての生を終えたのであった。 ケンの戦いは、人々の心を動かした。子供達はケンを守るために聖帝軍の前に手を広げ、それを見た聖帝軍は武器を捨てる事を選んだ。それはラオウにはない、ケンシロウの持つ力であった。この時、ラオウは悟った。サウザーが死んでも、ケンシロウとトキを倒さぬ限り、真のの覇道は完成しない事を。彼等が決着をつけるその時は、もうそこまで近づいていた。 トキとリンの見守る中、レイナは目を覚ました。ラオウの突いた秘孔が、彼女の命を救っていたのである。修羅の国で待て―――。そのラオウからの伝言を、レイナは幼き日にも耳にしていた。修羅の国を発つ前、ラオウはレイナに誓った。強くなって必ず修羅の国に帰ってくると。その証のペンダントは、時を超え、今再びラオウからレイナのもとへと届けられたのであった。 |
ストーリー要点抜粋&考察 | |
【ラオウ・拳王軍】
【ソウガ】
【レイナ】
【ケンシロウ】
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原作からの追加&変更シーン | |
【南斗十人組手】 ・九人目に不意打ちで傷を受けるシーンはカット ・シュウがケンを倒した技が、分身して跳躍し、宙で何度も攻撃するという技に変更(原作では跳ばない) ・ケン敗北後、原作では周りの南斗の拳士にケンを殺すよう命じるが、本作ではシュウに命じる。 ・ケンの処刑をやめさせようと、トキが次なる挑戦者として名乗り出るシーンが追加 ・後に、このときラオウも命を捨ててでもケンシロウを救おうとしていたことが明らかになる。 ・シュウが自分の目を潰した際に、その威力で背後の石像にまで傷が走るというシーンが追加 【シュウとの出会い】 ・レジスタンスが初登場時に倒すのは、原作ではケンを取り囲んだ聖帝部隊だが、本作ではジープで逃げる家族を襲っていた奴等 ・シュウがモーニングスターで先制攻撃をする場面はカット ・シュウ、闘気の刃を飛ばしてみせる → 後にケンに水影心でパクられる ・原作ではシュウへのとどめを寸止めしたが、本作では横に外し、背後の倒壊した道路を殴る ・原作ではリンとバットがここで合流するが、本作ではリンはマーサの村に、バットははじめから同行している。 ・原作ではシュウと和解後に流浪の民を救いに行くが、本作ではなし。 【ケンシロウ敗北】 ・原作では汚物は消毒の男が2人程焼くが、本作ではそのまえにケンに殺される。 ・南斗双斬拳の二人、登場せず。 ・ケンが敗北する様を、ラオウは崖の上から見届ける。原作では城にいるところに報告が入る。 【ケンシロウ救出】 ・原作のシバはダイナマイトでの自爆によって追っ手を全滅させるが、本作では峡谷に仕込んでおいたダイナマイトを爆破し、崖を崩して全員を生き埋めにする。 ・ケンシロウを救出にきたラオウに、部下(レイナ含む)が同行。 【シュウvsサウザー】 ・聖帝先遣隊がアジトに潜入するシーンはカット ・聖帝部隊が音でシュウの耳を乱して攻撃するシーンはカット ・シュウに巨大な剣を振る三人に、パチスロ的な数字が追加。 ・原作ではシュウ敗北後、約束どおり「100人の命は助けた」が、本作では約束完全無視で全員殺すよう命令。ただしシュウが命をさしだしたことで、全員救われた。 【ケンシロウ復活】 ・あぷぱの男、原作では自分の頭で岩を割ったが、本作では岩でケンに殴りかかり、岩ごと頭をつぶされる。 ・ケンが再度サウザーのもとへ向かったとラオウが知らされるのが、拳王の居城に。原作では別の砦。 ・ケンはラオウを超えるために、トキからサウザーの秘密を聞かなかったというエピソード追加。 ・ラオウが聖帝十字陵へと向かったのは、シュウへの義理のため。十人組手の時にラオウは命がけでケンを救うつもりでいた。シュウが眼を犠牲にしたことでラオウも命を救われていた。 ・行く手を防ぐ聖帝部隊に手を焼くケンを、レイナ率いる拳王親衛隊が助太刀に来る。 ・トキも馬に乗って聖帝十字陵へ。北斗有情断迅拳の戦闘はカット。 【シュウ死亡】 ・リゾがシュウのもとへ駆け寄るシーンはカット(リゾ自身はレイナを森の出口で待ち伏せる部隊に登場) ・聖帝部隊がシュウの足に鉄鎖をはめるシーンはカット 【ケンvsサウザー】 ・ラオウ達が到着するのは原作ではケンとほぼ同時だが、本作では階段をのぼりはじめた後 ・サウザーの脚に子供がナイフをつきたてるシーンはカット ・オウガイに関するエピソードは一切無し。聖室を開いたり、オウガイの亡骸のもとで死んだりする場面も無し。 ・ケンに弓を射ろうとした男は、原作では拳王に首をひねりころされるが、本作では背に巨大な矢をうちこまれる ・天翔十字鳳を構えたサウザーに落雷。ダメージはない模様。 ・サウザー、北斗有情猛翔破で死ぬことを拒み、自らに拳を突き入れる。 ・子供達がケンの盾として立ちはだかり、それをみた聖帝部隊が武器を捨てるというシーンが追加 |