呪龍羅斬陣
じゅりゅうらざんじん
使用: |
・カイオウ滅殺隊 (対 ケンシロウ)
…北斗の拳(183話)
・ギャモンの部下達 (対 ロック一味、ケンシロウ)
…アニメ版(132話) |
登場: |
北斗の拳/アニメ版/北斗の拳3 |
カイオウ滅殺隊が使用した拳法。両手に鎌を装着した
修羅が肩車で連なることで、巨大なムカデ如き姿となり、敵へと襲い掛かるという拳。攻撃に転じる前に
ケンシロウの旋風脚で打ち崩された。
TVアニメ版では
ギャモンの手下達が使用。4本のムカデを形成して、
ロック一味や
村人達を取り囲み、最上段の者が敵の頭上から鎌で攻撃するという戦法を披露した。原作同様、ケンシロウに倒されている。
原作では全くその威を表現できないまま吹っ飛ばされたが、アニメではほんの少しだけその活躍(?)を描いてもらえた。しかし、逆にそれがこの技の評価を落としてしまったと言ってもいい。確かに相手の頭上から攻撃できるというのは強力だが、屈強な修羅達を20人以上費やして組みあげ、攻撃できるのは一番上の一人だけというのは、あまりのも効率が悪すぎる。それで防御がカンペキというのならまだわからんでもないのだが、あの旋風脚でバシバシ崩される様を見て
いると、自由に動けない分逆に脆くなっている印象さえ受ける。私が思うに、この拳が真に威力を発揮するのは、屋内なのではなかろうか。高い屋根からぶら下がり、一番尖端の修羅が釣り針のような状態で敵を攻撃するというのが、この拳の一番活きるシチュエーションなのではないかと思う。これなら尖端以外の修羅達は攻撃を受けることも無いし、いざとなったら上空から一斉に襲いかかる事も出来る。彼等はムカデではなく、蜘蛛になるべきなのだ。