風雷十極拳
ふうらいじゅっきょくけん
使用: |
ソウジン (対 ライガ フウガ) |
登場: |
アニメ版北斗の拳(42話) |
TVアニメ版北斗の拳に登場した
ライガフウガの師
ソウジンが使う、
二神風雷拳の源流の拳。両手の指に付けた10本の鋼線を伸ばし、宙空に極点を定め、一瞬にして相手を切り刻むという殺人拳。ライガフウガを吹き飛ばすほどの威力を見せたが、捨て身の勇気をもって突っ込んできた二人に二神風雷拳で切り裂かれた。
二神風雷拳よりもはるかに見栄えもよく、二人じゃないとできないという制限もなく、さすが師匠と思わせる拳だ。ただやはり問題は威力。捨て身の勇気なるものでガマンできてしまう程度なのだから、お世辞にも強いとは言えない。
「宙空に極点を定め」という説明から考えると、おそらくあらかじめ決めたポイントまで鋼線を伸ばし、そのポイントと自分の指との間に糸を張るという事なのだろう。その張度が万全であれば強い気もするが、残念ながら片側が宙に浮いた状態では威力はほぼ期待できまい。並の人間ならこれでも十分殺せるのかもしれないが、ライガフウガほどの筋肉ダルマとなればそうもいかないのだろう。威力を求めるなら二神風雷拳。ロングレンジを求めるなら風雷十極拳、といった所だろうか。ただこちらのほうは鋼線の秘密がバレても大して問題にならないので総合的にはやっぱり上だと思う。流石は師匠。