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滅凍黄凄陣
めっとうこうせいじん



流派: 元斗皇拳
使用: ファルコ (対 名もなき修羅)
登場: 北斗の拳(165話)/アニメ版(124話)/
北斗の拳5/真北斗無双/モバイル真・北斗無双リバイブ


 両手から闘気を放出し、対象物を凍結させるという元斗皇拳の奥義。ファルコが、砂中に潜った修羅に対して使用し、砂地の表面を凍結させ、その氷に入った亀裂によって、砂中の相手の位置を特定した。



 闘気は万能だねーとしか説明の仕様が無いこの奥義。無理くり考えてみるとするなら、この奥義を可能としているのはその闘気の質ではないかと思う。闘気にはいろいろ種類がある。怒り、哀しみ、憎しみ、非常さ。そういった感情の変化に伴い、闘気もまた質がかわる。哀しみの闘気は無想転生という、実体を無に消し去る効果を持ち、憎しみの闘気は無重力を生んだり周囲の空間を歪ませることが出来る。それらと同じように、物体を凍らせられる闘気と言うのも、感情次第で生み出せるのではないだろうか。単純に考えるなら、冷たい感情・・・冷酷さ、とかそういうのだろうか。それとも寂しさとか・・・。まあどっちにしても、あまり嬉しくなさそうな感情であることは間違いないだろう。

 ちなみに、「パチスロ北斗の拳 新伝説創造」には、この冷凍の闘気を主として闘う帝都の将軍「蒼光のバトロ」が登場する。その凍結力は滅凍黄凄陣の比ではなく、凍結させた地面から巨大な氷柱を作り出して相手を攻撃できる程。いやあ、こうなってくるともう「体感的に寒い」というだけの泰山天狼拳とかなんやねんって感じになりますよね。