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華山角抵戯
かざんかくていぎ



流派: 華山流
使用: ・牙大王 (対 デスバトルのチャンプ)
 …北斗の拳(31話) アニメ版(26話)
・牙大王 (対 マミヤ)
 …北斗の拳(33話) アニメ版(28話)
・牙大王 (対 レイ)
 …パンチマニア
登場: 北斗の拳/アニメ版/パンチマニア/リバイブ


 中国拳法打雷台の流れを組む、相撲の源流ともなった拳法。瞬時に筋肉を鋼鉄と化す事を奥義とし、石柱を頭に落とされたり、娥媚刺を胸につきたてられても傷一つつかなくなる。牙一族の族長・牙大王が使用し、かつてデスバトルのチャンプだった男の頭も、頭突き二発で粉砕してみせた。





 角抵戯とは、中国で軍事訓練として行われていた相撲(角抵・角力)が、文化として発展したもの。内容的には日本の相撲と大差ない。これに華山流が中国拳法打雷台の流れを加えて編み出したのが華山角抵戯ということだろう。

 しかしこの拳法、肉体の硬化に関しては中々の脅威をみせつけてはいるが、攻撃面については殆どアピールできていない。デスバトルチャンプへの頭突きくらいのものだ。劇場版アニメでは拳王軍の強化兵相手に無双していたが、その時も握りつぶしたり、踏みつけたり、剣で切ったりと、拳法と言えるような攻撃は皆無であった。

 私が思うに、本来はもっと攻防バランスの良い拳法なのだと思う。しかし牙大王が肉体を固くする快感を覚えてしまい、そちらにスキルを全振りしてしまったのではないだろうか。その結果、防御面に偏り過ぎた華山角抵戯が生まれ、攻撃よりも敵の攻撃を受けて効かないアピールしたがる変態髭親父が誕生したのではないかと推測される。