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南斗飛燕斬
なんとひえんざん



流派: 南斗孤鷲拳
使用: シン (対 KING軍)
登場: 北斗の拳アニメ版(21話)


 天に向けて飛び蹴りを放ち、その衝撃で襲いかかる敵達をまとめて葬り去るという南斗孤鷲拳の奥義。TVアニメ版北斗の拳にて、謀反を起こしたKING軍の兵士達をまとめて葬るためにシンが使用した。




 ただスイーっと浮上していくだけで周りの者がバタバタと死んでいくという様は凄い。というか恰好良い。原作に登場した南斗聖拳の奥義の中で、対多人数相手の奥義は南斗烈脚斬陣しかなかったため、この奥義の存在はかなり貴重と言える。
 原理はかなり不明だが、ソニックブームを用いているのではないかと思われる。いわゆる音速飛行が生む衝撃波の事だ。ソニックブームは飛行機が通り過ぎた後、その後方に放射状に広がっていく。上の画像を見て解るとおり、それはまさに南斗飛燕斬を出したシンの後方に現れるピンク色のエフェクトと全く同じなのだ。ただ、映像を見る限りではシンの上昇速度は物凄く緩やかであり、とてもじゃないが音速に到達しているとは言いがたい。が、そこは南斗聖拳。通常では起こりえないソニックブームを無理矢理発生させる事だってできるかもしれない。ソニックブームは、音の壁を突破した際に起こる現象だ。高速で飛行する物体の先端に発生する圧縮された高温の空気・・・その音の壁を、闘気で作り出せることだって出来るんじゃないだろうか。