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南斗双鷹拳
なんとそうようけん



流派: 南斗聖拳の一派
使用: ハーン兄弟 (対 ファルコ)
登場: 北斗の拳(148話)/アニメ版(116話)


 南斗聖拳108派のひとつであるニ身一体の拳法。伝承者はバズとギルのハーン兄弟。跳躍した二人の身体を両翼に見立て、獲物を狙う鷹の如く上空から一気に襲い掛かる。帝都兵数人を一瞬にして切り刻む威力を見せたが、ファルコには拳が届く前に闘気弾で撃ち落とされた。



 数々の南斗聖拳伝承者の中でも一際ガタイのいい二人から繰り出されたのがまさかの跳躍技というこのギャップね。見た目の筋肉が伝える破壊力に、双羽落爪破によって上空で軌道を変えるという華麗な技、水滴の拷問を意にも介さない精神力に、双子ならではの阿吽の呼吸。ううむ、まさにこの拳のために生まれてきたような兄弟である。
 そんな超人二人がかりの拳なんだから弱いはずも無く、六聖拳を除く南斗聖拳ではトップクラスの威力を持っているといっていいだろう。アニメでの彼等の戦闘スタイルを見ると、華麗な体捌きで敵を斬りまくるというよりは、凄まじい拳圧が生み出す通常よりも範囲の広い真空波で周囲の敵を薙ぎ払っているような印象を受ける。こんだけ前衛キャラっぽい見た目をしておきながら中距離が得意って言うのもまたギャップがあっていいじゃないか。