南斗竜神拳
なんとりゅうじんけん
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流派: |
南斗聖拳の一派 |
使用: |
ドラゴン&パトラ (対 ケンシロウ) |
登場: |
アニメ版北斗の拳(10話) |
TVアニメ版北斗の拳に登場した
南斗聖拳の一つ。
ドラゴンのパイロキネシス(発火能力)による火炎攻撃と、
パトラの
幻術を組み合わせた、二身一体の拳。幻術にかけられた者は、無数の炎の竜が襲い掛かってくるかのような幻覚を見せられる。ただし炎自体は本物なので、喰らうと当然ダメージは喰らう。
ケンシロウを苦戦させるも、剣で攻撃を仕掛けたパトラが心の目で見切られて倒されたため、使用できなくなった。
作中でハッキリと「二身一体」と言われているわけではないが、パトラの幻術によって初めて拳名の「竜」が現れる事、そしてパトラを失ったドラゴンが戦意喪失している事を考えると、やはり二人で一つの拳法なのではないかと思われる。
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ドラゴンの出す炎を幻覚で増やすというのがこの拳法のキモなのだろう。おそらく、炎を連発して出せないというドラゴンの弱点を、幻覚で数を増やすことによって補っているのだと思う。例え半分以上が幻覚だとしても、一発喰らえば即戦闘不能に陥りかねないというのが炎と言う存在。故に幻覚も含めて相手は全て避けきらねばならないわけだ。その完成度は高い。
問題となるのはやはり決定力の無さだろう。彼らがケンシロウに対してとったトドメの技は、パトラによる剣突きであった。ババア占い師の剣術・・・・どう考えても威力に欠ける。そのへんもう少し何とか成らなかったのだろうか。