TOP

南斗比翼拳
なんとひよくけん



流派: 南斗聖拳の一派
使用: ダガール(対 レイナ)
登場: ラオウ外伝/激打MAX/リバイブ


 ユダ副官・ダガールが使用する南斗聖拳の一派。『ラオウ外伝 天の覇王』にて、コマクを追って跳躍したレイナを上空から迎え撃つ形で使用し、武器の双剣を切断すると共に、肩口に傷を負わせた。
 深い傷は与えられていないが、原作での拳の威力を見る限り、レイナを捕えて利用するために手加減したのではないかと考えられる。




 『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』では、素早い動きで間合いを詰め、三度相手を切り裂いた後、両腕を左右に振りぬく斬撃を浴びせる技になっていた。
 尚、同ゲームには南斗比翼烈斬という奥義も登場し、こちらの方が跳躍攻撃になっている。このことから、『天の覇王』でダガールが使用したのは「南斗比翼拳の奥義である南斗比翼烈斬」だったのではないかとも考えられる。




 昔から南斗聖拳だろうなあと思っていただけに、覇王で名前が出てきたときには嬉しかった。まあ結局どんな拳なのかはよくわからないままだったのだが、レイナを討ち取ったシーンや、拳名を見る限り、空中戦を得意とするように思える。なら室内でケンと戦うなよと思うが。

 尚「比翼鳥」というのは古代中国の伝説上の生物であり、1つの翼と1つの眼しか持たないため、雄鳥と雌鳥が隣り合い、互いに飛行を支援しながら飛行する鳥とされている。『山海経』の「五蔵山経西山経」によれば、この鳥が現れると、洪水が起きると伝えられている。中国唐代の詩人・白居易の長編詩『長恨歌』の一節「在天願作比翼鳥、在地願爲連理枝」に登場することで知られ、男女の仲睦まじい様子を意味する故事成語「比翼連理」の由来となっている。(岱子龍様から情報を頂きました)