北斗羅漢撃
ほくとらかんげき
流派: |
北斗神拳 |
使用: |
・ジャギ(対 ケンシロウ)
…北斗の拳(43話) アニメ版(32話)
・ジャギ(対 ラオウ、ケンシロウ)
…ジャギ外伝
・リュウケン(ジャギとケンシロウに伝授)
…ジャギ外伝 |
登場: |
北斗の拳/アニメ版/劇場版/ジャギ外伝/北斗の拳3/
激打3/パンチマニア/審判の双蒼星/天の覇王PSP/
北斗無双/真北斗無双/北斗が如く/リバイブ/
ぱちんこ北斗 |
無数の腕の残像と共に相手に突進し、止むことの無い攻撃を浴びせるという奥義。
ジャギが
ケンシロウとの闘いの中で使用し、含み針をも交えて攻め立てたが、全て防がれ、反撃を受けた。
『ジャギ外伝 極悪ノ華』では、他の兄弟に遅れをとるジャギを救済せんと、
リュウケンが直々にこの奥義を伝授するというシーンがある。憎しみ、恨み、妬み、嫉み、その全てを捨てられし者だけが極められる技だとして、その日よりジャギはこの奥義の修得に向けた鍛錬を行うこととなった。尚、この作品では、原作でジャギが羅漢撃を繰り出す前にとった「馬歩」の構え(両掌を相手に向けるように腕を伸ばし、膝を曲げて腰を落とす姿勢)までをも含めて「北斗羅漢撃」だとされており、この奥義修得に向けた鍛錬は、主にこの構えを中心に行われている。日に日に奥義を磨き続けたジャギは、組手でケンシロウを圧倒するほどの力を手に入れるが、本気を出したケンシロウには通用しなかった。後に、ケンシロウもこの奥義を修行しているシーンがある。
『激打MAX』ではその流れを受け、リュウケンの奥義に「北斗羅漢撃・師」なるものが登場する。ジャギの羅漢撃よりも攻撃力が上になっている。
『北斗無双』では、前方の敵を含み針で怯ませた後、素早く三点の
秘孔を突いて爆死させ、その衝撃で周囲の敵をも巻き込んで倒すという技になっていた。
名前から察するに、中国拳法の羅漢からヒントを得ているのではないかと思う。羅漢拳には北派と南派の二種が存在する。北派少林寺の羅漢拳は打撃よりも襟・袖等を掴まれた時の投げ・固め技が主となる拳。南派羅漢拳は蹴りが少ないのが特徴。一百零八手(スーパーリンペイ)と呼ばれる南派羅漢拳の型も、手技と上半身での防御を重視した型だ。どちらかというと南派羅漢拳の方が、北斗羅漢撃のイメージに近いかもしれない。だってジャギも、一度として蹴りを使ってはいないからね。
そんな羅漢拳だが、ジャギ外伝にてその詳細が描かれ、憎しみ、恨み、妬み、嫉み、その全てを捨てられし者だけが極められる技とリュウケンは語っていた。・・・・・うん!絶対ジャギには無理だね!一番向いてないよね!