Fit Boxing 北斗の拳 レビューA
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2022年12月30日 |
フィット北斗2日目、張り切って参ります。
その前に、ゴディバのクラシックショコラリース(税込516円 424kcal)を食べます。
懇意にしてるローソンでアイスケーキを予約したら貰えました。
エクササイズ前にこんなもん食べることに関しては賛否御座いますが、ケーキに罪は無いので食べます。
この日から本格的に
フィットボクシングが開始。
まずはプレイヤーのパーソナルデータやエクササイズの目的等を入力し、今後の方針を決定する。
今の体重が
約63kgなので、
5キロ減の58kgを目標とした。
ゴディバ食べてる場合じゃなかった。
世紀末無愛想インストラクター伝説さんは、今日も不愛想。
ただ、無愛想なりに仕事はしっかりこなすので、
険しい顔ながらも「トン、トン、トン、トン!」と軽快にリズムをとってくれる。
あ、今笑った!!
「かっこいいぞ」って言いながら一瞬笑った!
このエクササイズ時代、暗殺拳じゃ食っていけない事は明白。だから性分に合わない仕事でも必死に続けなきゃならないのだろう。そんな苦悩と葛藤が込められた
全力の営業スマイル、俺は見逃さなかったよ。
尚、本日はゴディバの424kcalを消費せねばならないため、コース難度を
「重め」に設定。スピードも速めにしてみた。
その結果、エクササイズ時間が大幅に増えた他、昨日は
ストレートと
ジャブのみだったアクションに、
フックと
アッパーが追加された。これは手応えがありそうだ。
……と思ったのだが、難しくなるというよりは
「ジャストが出にくくなる」といった感じだった。
どうやらこのゲーム、パンチの軌道を判定しているのはなく、
コントローラーが素早く動いたかどうかで判定しているらしい。
その場合、ストレートやジャブは真っすぐ打つだけなので問題ないが、フックやアッパーの場合は打つ前に腕を引かねばならないため、
その予備動作をパンチと誤認されてミス判定されやすくなるのだ。
なので攻略法としては
全ての指示を無視して
ジャブだけ打つ
のが正解となる。
ひたすら!ただひたすらに!
やや内角を狙いえぐりこむように打つべし!
尚、今回BGMに
「愛をとりもどせ!」が登場した。
これの他にも何曲かTVアニメ版の曲が収録されているらしい。
ただ歌は入っていなかった。残念。
まあインストラクターの声が聞こえなくなるからね…
では次に
「バトル」をプレイしてみよう。
こちらは今迄のフィットボクシングには無かった、
北斗からの新要素とのこと。
「バトル」は、今迄のエアボクシングとは違い、実際に敵を殴って倒していくモード。ザコを蹴散らし、最後に待つボスに勝利するとステージクリアとなる。
ステージは5つからなり、それぞれ
シン、レイ、ジャギ、サウザー、ラオウという実に無難な面子がボスを務めている。もうちょい欲しかった。
そんなわけで、まずは
シンステージから。
シンに到達するまでにはザコステージを
4つクリアせねばならない。
シンの配下が4……と聞くと
スーツ四重臣の登場を期待せずにはいられないわけだが、勿論そんな気のきいた演出は無い。
というかこのゲーム、
ハートを登場させないんだな……
かつての
ライザップコラボの時はダイエットモニター的なことまでさせられてたのに、こっちじゃ出番なしかあ。
これから痩せようという人にド級の肥満体は目の毒ってことなのかな。啓蒙になりそうな気もするけど。
とりあえずザコ戦を消化していく。
バトルと言ってもやることは今までと同じ。
リズムよくパンチを打つのみ。
違う所と言えば、バトルの主人公がケンシロウになるので、
声出しがトキになるという点。
トキの「ワンツーワンツー」に合わせてリズミカルに雑魚をぶんなぐるケンシロウというシチュエーションが実に面白い。一人称視点なのが勿体ない。
更にこのモードでは
リンとバットがメチャクチャ応援してくれる。
特にバットは
「完璧だぜ!」
「ヒューッ!さっすがケン!」
「いい感じだぜ」
「最高だぜッ! マジ、シビれるぜ!」
と異常なまでの太鼓持ちっぷり。
逆に馬鹿にされてる気がしてきた。
あと少し気になったのだが、このゲームに登場するモヒカンの顔、デザイン的に
北斗が如くのやつとすげえ似てるんですよね。モデリング担当した人が如くを見本にしたのかなぁ。
そんな感じでザコステージをサクサク突破。
どうでもいいが、
クリア画面が凄くダサかった。
PSのシンプル1500シリーズ並のクオリティだ。
そしていよいよ
シンとの闘いへ。
これまでのバトルはケンシロウが一方的に攻撃するだけだったが、
ボス戦は攻撃がターン制になる。
ただ、ケンシロウの受け番だからといって、何かが変わるわけでは無い。
攻撃も、防御も、
ただリズムよくパンチを打つのみ。
お互い攻撃がヒットすると、画面右にある相手のゲージが減少していき、いずれかのゲージが尽きた時点で勝敗が決する(ゲーム自体はタイムアップまで続く)
ちなみにこのゲージ、体力やヒットポイントではなく、
「闘気」という扱いになっている。
つまり
このゲームにおける敗北は、命を削られて死ぬのではなく、闘気の枯渇により戦えなくなるということだ。
やさしい世界。
ある程度進行すると、相手が
奥義を発動。
伝衝裂波と肩を並べる、準公式扱いのアニオリ奥義、
南斗千首龍撃!
一体どんなッ!!
激しい猛攻がッ!!!!
………ッッッ!!!!
変わらない!!!!
何も変わらない!!!
ただリズムよくパンチを打つのみ!!!!
マジか……
さすがちょっと単調すぎやしないか
まあTVのエクササイズとか見てても山場とか無いもんな……
こういうもんなんだよなフィットネスって
……と思いながら時間いっぱいまでプレイすると
えっ!? 何!?
連打!?
いきなり!?
ジョイコン握ったまま
百裂拳すればいいってこと!?
なんの説明もないんだけど!?
でもこれは楽しい!
楽しいけど、ストラップ無いと危険!
はやく探さなきゃ!
突然だったのでスタートが遅れたがなんとか100超え!
おそらく、体力に自信のない人でもギリギリ100に到達できる絶妙な時間設定になっているのだろう。
いやしかし、これは良い。百裂拳体験はパンチマニアでも出来たが、クソデカグローブが重かったし、仕様上ダブルパンチのほうが効率的だったりとかで、ちょっと難があったのよね。でもこれはほぼ縛りなしの純粋な百裂拳を打たせてもらえるので、
体感度としてはより高くなっている。
これはちょっと、記録更新狙いたくなるね。
シュウォッチをコスりまくってた幼き日の感覚が蘇ってきますわ。
ひとつケチをつけるなら、
どうせならテーレッテーでやらせてほしかった。
原作通りにブラッディークロス型に秘孔を突いてフィニッシュ。
お疲れさまでした。
淡泊!
ちなみに敗北すると、
「残念だが敗北だ」とやはり淡泊。
というかもはや他人事だ。
あんたが闘ってるっていう設定忘れてない?
-続く-