TOP


前の記事へ 次の記事へ


集英社アニメシリーズ 2012/2/15(水)
この記事を強敵ブックマークに刻む



1985年の2月に発行された

『集英社アニメシリーズ 北斗の拳 胸に七つの傷をもつ男』

をゲットしました。



アニメ北斗を扱うサイトの管理人ならもっと早く手に入れとけよっつう話ですな。
そういや大分昔にモノ愛が持ってるって言ってたような気がする。



内容は、TVアニメの1話から10話までをアニメコミックにしたもの。
ZEED(1話)、KING四重臣(2〜4話)、旧城(5話)、ゴッドアーミー(6〜8話)、ドラゴン&パトラ(9、10話)といった流れ。
ドラゴンとパトラまで入れてくれてる気概が嬉しいじゃないの。



知らない人はいないと思うけど、アニメコミックスってのはこんな感じのやつです。
アニメのスクリーンショットにフキダシつけて漫画にしたようなものね。






この感じ、好きだなあ。アニメコミックスって昔から好きだったわ。
映像は見てないけどアニメコミックスでなら見たっての、結構あると思う。



こんな調子でジードとスペードの回はほぼストーリー全部が収録されているのだが
何故かダイヤ、クラブ編になるといきなり絵本風に。






武士沢レシーブの最終回を髣髴とさせるこの突然の文字群に俺驚嘆。

ドラゴン&パトラとか削ってよかったんじゃ?

いや俺は好きだけどね。



そういやダイヤで思い出したけど、例のケータイ公式サイトがまたあの待ち受けFLASHに「首破顔拳」とか書いてやがった。いいかげんにしろよ公式。公式!







ハート編になるとまた元通りのフキダシ型に。
旧城でのバトルでは、アニメで百裂拳だったのが百方斬に変えられてました。
でもあっこはキックも使用してたから百方斬の方がしっくりくる気もする。


ゴッドアーミー(GOLAN)編になるとまた若干絵本調に。
そして北斗百方斬3度目の登場。これは百方斬ステマですね?
それに対して最高警備隊隊長のバッカムさんは、名前はあるものの登場シーンの画像は無しという酷い扱いに。普通「バッカムって誰!?」ってなりますよ。原作は勿論、アニメのエンディングクレジットにも名前無いのに。


ドラゴン&パトラ編では、番人に秘孔・竅星を突くシーンで、ケンさんが「鋼筋分断脚!!」って言ってた。もしかして鋼筋分断脚=秘孔 竅星なのか?コレは新発見だ。まあ効果似てるし、あるかも。




ラストのオマケには相関図が付属。
つっても線が引いてあるのはシンと部下達の主従関係だけなんだが・・・
せめてケンとユリアの間に恋人線くらいは引いてやれよ。

ちなみにこの図ではジードもシンの部下ってことになってるんだが、これは別に間違いというわけではない。アニメ17話の総会で「(ケンシロウに)最初にやられたのはジードだった」とバルコムさんが言っているからだ。バルコムは何において「最初」と言ったのか。それは「KING軍の中で最初」というより他に考えられない。つまりアニメじゃジードもKING軍の傘下である可能性が高いという事なのだ。




もひとつのオマケが設定資料画集。
サム、ミカ、パトラ辺りの設定画は初めて見たなあ。
特にミカなんておめかし仕様までちゃんと描かれてるで。モブキャラなのに。
あとパトラさん、なんでちょっとセクシーポーズとってはるんですか。






そして衝撃のジョーカー様の怒り顔。



アニメではお見せにならなかった、貴重な憤怒の表情です。
あの沈着冷静、鷹揚自若なジョーカー様がこれほどの怒気を放たれる場面って、一体何処なのだろう。生え際の後退を指摘された時かな・・・
この本で一番の収穫はこの御顔が拝めたことかもしれません。




存在するなら続きの巻もゲットしたいのですが、検索しても全く出てこないって事は多分これっきりなのでしょう。うーん勿体無い。今からでも遅くないから出せ。原作とか外伝の廉価版出すよりよっぽど売れるんじゃないの。


前の記事へ 次の記事へ