李集雲
りしゅううん
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物資輸送を扱う「
北平漂局」の漂頭。闇では
満州国との阿片貿易を行っている。
モスクワから帰ってきた
流飛燕を
ハルピン駅で出迎え、無事届けられた「
希望の目録」を
レビ博士に渡した。その後、
国民党の
陳立夫から出された
閻王の抹殺指令を伝えるが、飛燕がこれを拒否したため、代わりにその兄弟子である
彪白鳳に仕事を依頼。例え負けても、その仇討ちのために飛燕が動くであろうと画策した。
後に
エリカ自身が「希望の目録」であることを知るが、
ドイツ軍の拷問によってそれを吐かされ、その後殺された模様。
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飛燕は、エリカの秘密を知ったユダヤ人協会の者たちをその場で抹殺した。彼らでは拷問に耐えられずに秘密を話してしまうからだと。しかしこの李集雲もその場に居合わせたのに、飛燕には殺されなかった。そして結局それが徒となり、この男の口からエリカの秘密が漏れてしまうこととなった。何故飛燕は漂頭を殺さなかったのだろうか。一応は会社の上司だからなのか。まあ気持ちは判らんでもないが、情けのために秘匿を徹底しないのであれば、ユダヤ人協会の人らも別に殺さんでよかったやん。可哀想。