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耳/テグ
みみ
画像なし

登場:ケンシロウ外伝
肩書:フリーの密偵
流派:崑崙拳

 『小説 ケンシロウ外伝』に登場したキャラクター。崑崙拳の使い手。目が見えない弟ユウキを食わせていくために密偵として渡り歩いている。本名は「テグ」だが、異常に大きな右耳を持っているため、"耳"と呼ばれている。

 闇帝の密偵としてケンシロウ偵察の命を受けるも、その実力を目撃し、拳法家の血を抑えられずに挑戦。敗北するも命までは奪われず、そのケンシロウの持つ情に惚れた。その後、ケンシロウと闇帝を戦わせまいと虚偽の報告を持ち帰るが、闇帝に嘘を見破られてしまい、右腕を犠牲にして逃亡。今度は仲間としてケンシロウと合流し、共に闇帝軍と戦い、ケンと闇帝の闘いを見届けた。

 ケンを弟ユウキに会わせたいと願い、共に故郷の崑崙谷の村へ。ユウキが抱えていた大量の哀しみを、全てケンシロウに引き取ってもらい、心から感謝した。だが後に、ケンと共に村人殺害の疑いをかけられ、真犯人探しに奔走。ケンと共に死人組を撃退するも、幻王が数千人の村人を送りこんできたため、村を捨ててナザニエルへと退避。その道中に幻王軍に襲われたり、到着後も仲間達が次々とエゼル教に入信してしまうなど、苦労に身を置かれた。

 幻王軍とエゼル教の最終決戦においては、エゼル軍の戦力の一人として活躍。その際に片脚を失っていると記されたが、どのタイミングで喪失したのかは不明。