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壷を割られた老婆



登場:北斗が如く(PS4)
肩書:エデンの住人
CV:不明

 『北斗が如く』に登場したキャラクター。エデンに暮らす老婆。

 持っていた壷を悪党に奪われそうになっていたところをケンシロウに救われるも、放たれた北斗百裂拳の迫力に驚いて壷を落してしまい、粉々に。その壷が高名な芸術家「ドゥレブ」の作品であり、一億イディアルの価値があった事から、なりゆきでケンシロウに弁償してもらうことに。ナイトクラブの給料からの天引き分や、ケンからの手渡しなどにより返済金を受け取り続けた。

 完済後、自分はもともと弁償してもらうつもりはなかったとして、弁償金をそのままケンシロウに返却。しかしケンシロウに固辞されたため、2人で豪遊して使い切ることを提案。だがどの店でもケンの人徳によって無料にされてしまったため、最終的に全額をキサナに寄付し、エデンの若者達の未来に投資するという形をとった。


[関係する人物]

●芸術に詳しい衛兵

ケンシロウが老婆の壷を割ってしまった現場に居合わせた衛兵。芸術家の血筋であるが故に、割れた壷が高名な芸術家「ドゥレブ」の作品である事に気付いてしまい、いくらケンシロウでも1億イディアルの壷を割ったとなれば見過ごせないと葛藤。結局ケンが全額返済することになり、己の立場をも考慮してくれたケンの判断に感謝した。


●ドゥレブ
最終戦争前に世界に名を馳せた芸術家。その作品は当時の価値で数十億はくだらないと言われ、緻密かつ大胆に作られたその作品は、心に残るだけでなく、感動から涙すらした人もいたといわれる。しかし最終戦争で自分の作品がほとんど失われたことの絶望から、自らの手で生涯に終止符を打ったとされている。
エデンに住む老婆が作品のひとつである壷を所有していたが、ケンシロウが北斗百裂拳を放った衝撃で割れてしまった。壷にはナダイやキサナから1億イディアルで購入したいという申し入れが定期的にきていたらしい。