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ガレッキー



登場:TVアニメ版(19話)
肩書:ゴールドウルフ軍団隊長 KING配下
流派:南斗人間砲弾
CV:野田圭一

 KING軍傘下「ゴールドウルフ軍」の隊長。南斗人間砲弾の使い手であり創始者。TVアニメ版オリジナルキャラクター。

 既にケンシロウが旅立ったことを知らず、ジーナの村を包囲してケンシロウを出せと要求。もう居ないという村人達の言葉に耳を貸さず、3時間のランチタイムの後、部下達を南斗人間砲弾で発射することでバリケードを突破。一気に村を制圧し、村人全員を捕縛した。

 その後、危機を聞いてケンシロウが戻ってきたため、改めて対決。部下達の南斗人間砲弾が全く通用しなかったため、拳の創始者である自分の「一味違う」南斗人間砲弾で立ち向かうも、北斗虚空斬の前に打ち巻け、体の自由を奪われて硬直。奥の手と用意していた人質のタミラとカシムを気球に乗せ、空高く舞い上がらせたが、ケンシロウによって砲筒へと押し込まれ、気球を撃ち落すための弾として利用されることに。バルーンを貫通後、砂丘の向こうに墜落した。




アニメ版北斗の面白要素の結晶とも言える南斗人間砲弾。その生みの親というだけでもう面白いのだが、彼にはそれ以外にも魅力的な要素が沢山ある。まずこの荒廃した世界の中でもコーヒーを嗜むという豆へのこだわりっぷり。もはや西暦すら数えているのかもあやしい時代に自慢の懐中時計で時間を気にするという几帳面さ。そして何があっても食事の時間だけは守るという厳格な家庭の生まれであるという設定。きっとよほどの良家の生まれなのだろう。なのに何故こんな死と隣り合わせのような奥義を開発してしまったのか。武器商人だったのか?それともサーカス一家か?

尚、ミニ情報として、彼の懐中時計が示していた「食事の時間」が12時(正午)であったことと、その時計が知らせたメロディが「ファ・ラ・ファ・ド」であったこと。そしてランチのメニューが、前菜がスープ、メインがフライドチキン、食後がコーヒーであったことをここに記しておきます。