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真・北斗無双プレイ日記
第十四回
 修羅の国編(1




第二十七話
 死を喰らう奴ら!






このコス、いつ着るか

今でしょ!






と流行りにのってみたところで修羅の国編の開始です。
なんだかんだ言って、北斗の拳のラストダンジョンといえばここですよね。
否が応にでもテンションあがってくるってもんです。




まずは景気づけに双胴の鯱の海賊船に乗り込んで「これぞ海賊無双」ってネタをやりたかったのだが、ムービーで片付けられてしまい残念。ただ赤鯱オヤビンが凄くよく出来てたは良かった。声がちょっとイケメンすぎなのは好みじゃないが。





一方その頃、ケンシロウに先駆けて、ファルコは一足早く修羅の国への上陸を果たしていた。そしてここからファルコパートに。




ジャスクらの死体散らばる砂浜にて、いろいろと操作を確認したところ、どうやらこいつ、通常攻撃からして闘気を用いた派手な攻撃が可能だが、ご丁寧に闘気ゲージもどんどん消費されてしまうため、気がついたら枯れ果てているという非常に燃費の悪いキャラクターであることが判明した。エリクサーを一度も使わずにクリアしてしまう私のような取り置きタイプの人間には、不向きなキャラのようだ。



先に進むと、早速1人目の刺客がファルコに襲い掛かってきた。



「このファルコに気配を悟られることなく
 間合いに入ってくるとは・・・」







これ気付けないかー そうかー
なんか小踊りとかしてるけど、それでも気付かなかったかー





ファルコが調子悪いのか、それとも相手がそれほどの手達なのか
のっけから苦戦を予感させる展開であったが、それはすぐに現実のものとなった。

真・北斗無双における修羅の国の恐ろしさ。それは






数まかせ(160人)



そりゃ無双なんだからこれが当たり前っちゃ当たり前だけどさ!
一騎当千ていう修羅の設定がのっけからぶちこわしだよね!




しかし、とはいっても流石は修羅の国。
同じ人数消耗戦とはいえ、その強さはモヒカンどもより遥かに上。
おまけにファルコの燃費の悪さも相まっていきなり大ピンチに。

イヤ!こんなジャスクと同レベルの死に方はイヤ!
せめてアイツに殺られたい!










そんなファルコから遅れること数刻。
ケンシロウもまた修羅の国への上陸を果たしていた。
だがそこで彼が見たものは、この国の凄絶さを物語る現実・・・・
ケンシロウの眼前に現れたのは、瀕死の傷を負ったファルコの姿であった。







・・・あれ?ちょっとまって?


足あるね。



もしかして、YOUこの状態で負けたの?
ポロリはなかったって事?

胸の傷とか、直前に160もの修羅と闘ったとか、多少の言い訳はあれど


これってほぼガチの完敗だよね。


それで再戦しようってのはちょっとムシが良くないかい?







そんな五体満足なファルコを圧倒した偉大な方が、こちらの砂蜘蛛さんです。
更に今回はDLCにも当選とのことで、真におめでとうございます。
かつて北斗の拳2(FC)でラスボスをも務めた実績の持ち主ですからね。
この高待遇は当然でしょう。

声はすげえ棒だったけどな



担当してはるのは貞広高志さんて方で、調べてもイマイチよく解らんかったのだが、どうやら音楽やってらっしゃる人で、プロの声優さんではない模様。

別に私はそれほど声にクオリティを求めてはいないし、好きな砂蜘蛛がこういう結果となったことに対しても仕方ないと諦められるのだが、もし「名も無き修羅」を「名も無き村人A」と同列で扱った結果のこの配役なのだとしたら怒るぜ?




そんな棒読み砂蜘蛛に立ち向かう小声ファルコのリベンジマッチは、ケンシロウが砂蜘蛛の体力を1/3くらい減らしてからという過保護な状況からスタート。

技が多い砂蜘蛛なので色々と期待していたのだが、少なくとも今回の戦闘中には忍棍妖破陣や千手魔破といった奥義は確認できなかった。
また、修羅忍道破魔砂蜘蛛で砂に潜った後、一度上空に高く飛び出してから滅把妖牙で降下してくるという何のために一度潜ったのか皆目解らん攻撃を連発してきやがったため、全く手こずることなく勝利。

滅把妖牙も、元斗猛天掌も名前が出てこず、黄光刹斬での死亡シーンも普通に爆死という、粗が目立つ一戦となってしまった。





そして別れの時―ー―



海の向こうから飛来した無駄にクオリティの高い元斗ポッポから、ミッシュを懐妊したとの報せを受けたファルコは、黄金色に染まる夕日を浴びながら、最期の時を迎えたのであった。





ああー足りねぇ足りねぇ


キルザファイ分が足りねぇ!!


脳内キルザファイが止まらねぇ!!





第二十八話
 地上最凶拳!



目を覚ましたリンを待っていたのは、彼女とエッチなことをしたいが為に命を賭して戦う熱き男たちの戦場であった。

圧倒的な強さでその闘いを制し、勝ち名乗りをあげる修羅アルフ。
だが郡将カイゼルは、彼に勝利の聖酒を渡そうとはしなかった。


「下級の修羅が、胸に七つの傷を持つ男に倒された
 その侵入者を見事倒してみせい!
 さすれば望みをかなえよう」





そう命令をくだしながら、カイゼルはこっそりとリンの乳をまさぐるのだった。




アルフといえば、原作でもお馴染みの誘闘赤円舞、そこからの毒牙マントによる幻覚で自分の姿を複数に見せるという戦法がお馴染みだが―――

北斗の拳連載開始30周年を迎え、彼自身も成長したのか、当時とは比べ物にならぬほどの凄みを帯びた技をひっさげ、我々の前に帰ってきた。

もはや毒牙マントなど必要ない。
全てを脱ぎ捨て、背水を背負ったが故に編み出された奇跡の新技。
それがこの








   


アルフクイッテット





こ、これは・・・・
前作・北斗無双でサウザーが使用し、全国の北斗ファンの失笑をかった度肝を抜いた、分裂拳じゃないか!

あまりにもアレだったんでてっきり黒歴史にしたものとばかり思っていたが、まさかここでアルフを利用して復活させてくるとは!

しかも3人から5人へと進化させて!!




でも個人的には3人のほうが良かったな・・・
3人ならアレと絡ませていろいろネタに出来たのにな・・・・



           ↓アレ










そんな星空のディスタンスとケンシロウの戦いを見届ける1人のボロがいた。
リンの前で其の正体を現した、偽りのボロの中身・・・・。それは、修羅を喰らう羅刹として修羅の国全土を震撼させる噂の男、北斗琉拳の使い手、シャチであった。

モデリングは若干微妙だ・・・バッハみたいだ・・・





その後、幻闇壊のくだりを挟んだりしながら、場面はタオが修羅に追われる場面へ。





なんかアホそうな顔してるな君

修羅から逃げるときも、ケンシロウと話してるときも、ずーっと槍を構えてるというのも、それとないアホっぽさを醸し出している。



助けてくれたケンシロウを、姉であるレイアのもとへと案内しようとするタオであったが、ここから唐突に真無双が本領を発揮。

止むことなく、次々とケンシロウ達に襲い掛かってくる修羅の援軍達。
気付けばその数は400を越えていた。


ガキ1人追うのに何人動員すんねん ! !









しかし、このステージはいいですね。さびれた街の雰囲気とか。
さっきのアルフの水源地帯といい、向こうの大陸とは雰囲気が全然違う。
修羅の国に入ってから更に造りに気合い入ってるように思います。






しかしおねいさんのモデリングにはあまり気合は入っていなかった。
怖いよー怖いよー呪術かけられそうだよー
カップルそろってパチもんくさいよー。弟はアホ面だしー。





一方その頃カレシは、リンを連れてカイゼルの郡都を後にしていた。
追手である修羅の大軍を相手に迎え、いよいよシャチの戦いが始まる。

長い北斗ゲーの歴史において、初めてシャチを「動かせる」・・・
それだけで私の感動はMAXだというのに、飛び込んできたその若き獅子の躍動は、私が事前に予想したものを遥かに凌駕していた。








うわーなんだこれはー


攻撃を繰り出すごとに弾け飛ぶこのエフェクトは一体・・・

水・・・? いや、海・・・!? 波飛沫!?

そ、そうか!!海賊の息子だからか!
シャチは海の虎だからか!

陸の鯱となった今でも、その拳には海の男の魂が宿っているのか!!
これぞまさに海の拳!!

海洋北斗琉拳最高や!
五車波砕拳なんて最初からいらんかったんや!








ただ、そのカッコ良さと引き換えに、彼が背負ったのは

滅茶苦茶使いにくいという現実であった・・・・


ま、まあ、若いしね。
効率よりも技の派手さを優先してるとことか、若者らしいくていいじゃないすか。





その後はカイゼルをサクッと倒して章終了。
彼もまたアクションゲーム初登場だったわけだが、実際にゲームキャラとして登場してみて解ったことがある。

孟古流妖禽掌ってのは設定自体はミステリアスで面白いが
ゲーム化したらこれ以上ないくらい地味だということ。



悔しかったらてめーも分身してみろや、おうおう。




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