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第二十五話
黄金の刺客! |
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好きな女のために世の中を変えてやる。
バットが語るその生き様に触発されたアインは、ウジ虫稼業であった賞金稼ぎの肩書きを捨て、ウキウキで収容所破りを決行する。
わーい 重機!重機!はたらくくるま!
バイクや黒王で撥ねるのもいいけど、ブルでの圧殺も楽しいネ!
ところで自分、オートマ限定なんすけど、いいんすか?運転して。
収容所乱入後、とめった!のくだりをやってから施設の中へ。
先の郡都に続き、このA級反逆者収容所も結構な巨大施設になっていた。
ドレスが爆発するというアインをピンポイントで狙ったトラップや
アインが「ケン、助けてくれ!」と泣き言をいう展開など
実に楽しいアトラクションが満載。
おまけに施設の最奥では、コンクリ詰めでの水滴拷問どころか、ヒモ一つ繋がれていない
完全アンチェイン状態なハーン兄弟がケンをお出迎え。
あんなコンクリ、
6ポリゴンで作れるだろ・・・
何を面倒臭がっとんねん。
その頃、バットらが率いる北斗の軍は、その勢いに任せ、市都をも陥落させていた。
だがその場には、身体を金色に輝かせる、あの男が姿を現していた。
「天帝はお怒りだ」
ちっさ!声ちっさ!
恵まれたガタイから繰り出されるピロートークのようなウィスパー。
もともと演ってはった田中氏もそんなに声張る感じの人じゃなかったけど、BGMに完全に押し負けちゃう程のこの音量はちょっとなぁ・・・。声質もなんか小悪党っぽいし。
流石に気になったのでWikiで調べてみたところ、この声の主である江川央生という方は、近年、
スターフォックスシリーズに登場する「ファルコ・ランバルディ」の声を担当してはる人物であることが判明した。
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←コイツ |
おそらく今の日本において、
「ファルコ」と聞いて連想するキャラクターでアンケートをとった場合、有効回答の9割は、北斗のファルコか、この鳥のファルコかのどちらかを答える人で占めると思われる。つまり
日本国内における「ファルコ」の9割は江川氏が演じているということなのだ。
この圧倒的支配率の前には、私個人の好みなど、ゴミクズにすぎない。
「食品用ラップフィルムをサランラップと呼ばないようにしよう」と訴えても誰も聞く耳を持たないのと一緒の事なのである。
一方、アインからアスカの身の安全を頼まれたケンシロウは、黒王号を駆り、久々登場の
痴女(アラサー)とアイリのもとへ。そこで元斗が動き出したことを知らされたケンシロウは、バットらの身に危険が迫っている事を知り、急いで駆けつけようとする。
徒歩で。黒王号で来たのに。
その行く手を阻んだのは、元斗皇拳第一の刺客、
紫光のソリアであった。
もう一度、正確に言おう。
ケンシロウの行く手を阻んだのは
紫光のソリア(ぼっち)であった。
おまけにムービーもなし。
あ、扱い悪ぅ〜
折角ちゃんとモデリング作ってもらっといてこの仕打ち〜?
リュウガと同じで、えらく部下からの人望なくなっちゃったな〜
おまけに
無茶苦茶弱いし。
対戦した名ありキャラの中ではダントツに弱かったし。
破の輪っぽい技だすのに5秒以上溜めたりしてんだもん。
5秒もあったら、どっかの少佐
ならソニックブーム8発は撃ってますよ。
そんな、元斗皇拳の強さ自体を疑いたくなる事案が発生する中、バットたち北斗の軍は、きっちりとファルコ一人の前に進退窮まっていた。
軍の真のリーダーがリンであることを見抜かれたことから、
バットはやけくそ気味にファルコに戦いを挑むことになり、更にそこにアインも参戦。
イケメンコンビ、再び!
一体どうした?
原作遵守なんじゃなかったのか?
まあ面白ければ全然原作から逸れてもいいんだけど
このコンビ、言うほどドリーム感ないよ?
近接のアインと遠隔のバットという、これ以上ない理想的なコンビの前に、一方的に押されまくるファルコ。だがもちろん歴史が覆える筈も無く、ハーン兄弟の乱入によって戦いはそこで打ち切りに。そんな、いい流れを断ち切ってまで現れたにも関わらず、あっさりと敗北した兄弟は、不発弾を用いたバズの自爆により、ファルコとの相討ちを図るのであった。
だがその大爆発を受けても、ファルコには傷ひとつ無かった。
彼の兵士達が身を挺してファルコを守・・・・
・・・ってねえ!!
しゃがんだだけ!?しゃがんで爆発避けた!?
しゃがみ万能説!?
流石、髪型似てるだけあるわ
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第二十六話
天を割る死闘! |
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中央帝都の中では、北斗の軍を壊滅させずに戻ってきたファルコに対し、
じゃこじゃこ君(&わんぱく兄弟)によるお仕置きが行われていた。
ジャコウだけ鈴木その子ばりにライティングされてるのは良い演出だ。
ただ残念ながらショウキのくだりは一切無かった。
ホモォ・・・
そしていよいよ中央帝都へと進軍を開始する北斗の軍。
さあここからは天帝軍を相手にしての壮絶なケンシロウ無双が始まる、と思っていたのだが、何故かKTからは
「バットとアインでもプレイできるよ!」という、さして嬉しくないサプライズプレゼントが。お、おう・・・
折角なのでアインを選択。
・・・したものの、
シーノへのヤリ投げはどうするんだ?と思っていたら、
シーノのポジションを監視塔から城壁の上へと移すことで標的までの距離を大幅に短縮するというKTならではの神対応がなされていた。
これならアインどころかディーン元気でも十分届きますね!
電流門のほうも、
ちょっとビリッとくるという程度のアンペアに引き下げられていたため、これまたアインで楽勝の突破。
するとその先には、これぞ本当のサプライズというサプライズが。
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まさかの
総督直轄軍出動。 |
こ・・・・・・・・これは想像してなかった!
まさかここにきて戦車を殴れるだなんて!
こんなドマイナーな奴らを登場させるためにわざわざ戦車のモデリング作ってくれるなんて、嬉しいじゃない!やるじゃない!(ニコ
しかしプレイヤーの反応を煽ろうとハリキリすぎたのか
戦車、まさかの4台出動で渋滞。
あーあーあー
ほらーそんなデカいのイッペンに出すからー
ガチャガチャして全然うごかれへんやんー
狭い100円パーキングから出られへん人みたいになってるやんー
そんなケンシロウ・・・じゃない、アインの暴れっぷりにガクブルなジャコウは、天帝の命を盾に、ファルコにケンシロウを倒すよう命令を下す。
自分の死は天帝の死・・・。その事を理解していたファルコは、部下である
サイヤに起爆装置を渡し、自分が敗北したときはそのボタンを押すよう命じるのだった。
サイヤ君、幼いなー!
確かに原作のサイヤも年齢不詳な童顔兵だったけども・・・
アニメ版では少年兵的な表現を避けるためか、成年になってたのよね
それに対して真無双は
逆に下げていくというこの逆転スタイル。
しかし、
下手すりゃ数百人規模の死者がでかねない爆弾のボタンをこんな幼い子供に押させようとするなんて、ファルコ外道やん。
だがその時、サイヤにかわり、起爆装置を押す役目をかって出た者がいた。
彼女の名は
ミュウ。ファルコの恋人であった。
・・・あれ?
あなたUDガールズの中にいませんでした?
↓ ↓ ↓ ↓
ちょっと左肩、見せてもらっていいですか?
そんな恋人の過去に疑惑がかかる中、ファルコは遂にケンシロウと対峙。
北斗と元斗。共に天帝を守るべき存在であるはずの二人が、ねじまげられた運命によって、今その拳を交錯させる。
そんな中、天帝からの不正電波を受信したリンは、バットらと共に中央帝都の中へ。
その城の地下洞で、一同が目にしたのは、意外なる天帝の正体であった。
ミニスカや!
ミニスカプリンセスやぁー!
半ケツの妹に絶対領域の姉・・・
割れていた天が今ひとつに!!(謎)
一方その頃、わいのケンシロウは、ファルコを相手に
初の2連続ゲームオーバーを喰らうなどの大苦戦を強いられていたが、
超絶鬼畜奥義である衝の輪が実は簡単にガードできる事を知った後は途端にヌルゲーと化し、あっさりと撃破するに至ったのであった。
だって原作でケンのガードの上から大ダメージを与えた衝の輪がまさかこんな簡単に防げるだなんて思わんやん。
その後の名場面は省略
男アインの死と引き換えに、天帝ルイは救い出され、元凶であったジャコウも死んだことで、全てが終わったかに思えた。
だが生まれもってのトラブルメイカーであるあの女が、ジャスクによって修羅の国へと連れ拐われたことで、ケンシロウとファルコの新たな戦いが今始まろうとしていた。
そしてそんな状況を報告せんとする、忘れられかけていた子供が1人。
「逃げてー! リ、リン様が連れ去られました!
ここは危ない! みんな逃げてー!」
ダイハ――――――ド
子供になんてことさすねん!!
ていうか思うんだけどさ、そもそもさ
サイヤって、こんな子供モデルで代用してまで出す程のキャラクターか?
そして場面は、アスカとアインの最期の別れへ・・・
「泣いてもいいのよ・・・・思い切り泣いても・・・」
そのマミヤの言葉にも、アスカは涙を流すことなく答える。
「ううん、わたし泣かない
わたしが泣いたら、パパ眠れない」
気丈なそのアスカの言葉に、参列した一同の目には涙が・・・
涙が・・・・・・・一同の・・・・・
一同(2人)
バットもリハクもギルもアイリもいねぇ――――!!!
シェルターの中が5人になってたり
朱の軍団がトリオみたくなってたり
ヒトを配置するのを面倒臭がるのがこのゲームの悪いところだ・・・
まあそのへんは処理の問題とか、容量の問題とかもあるかもしれんし、大目には見ますよ。何かしら事情もおありなのでしょう。
ただせめて、
せめて遺体の下に何か敷いてやってくれ。