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真・北斗無双プレイ日記
第七回
 拳王侵攻隊・ユダ編




第十三話
 死兆星の蒼光!



カサンドラ出立後、アイリ達に危機が迫っていること知ったレイは一足先に村へ。
追うケンシロウらもそれに続く形でスタート・・・・しようとしたのだが




いきなりトキがおっちんしだした。
なんの抗議だ。甘えんな。

しかし、せかすように周囲を回ると、それに合わせてクルクル回転しはじめるというコミカルさを見せたので、なんか許した。クソ、かわいいじゃねえかこのオッサン。




シーカーもどき(トゲ)などを倒しながら先へ進むと、なにやらエンジンがかかったままの状態で放置されている軍用車両が。
ブロロロと五月蝿いなあと思いながらも、これはきっと何かあると辺りを捜索していると、物陰にヌボーっと立っているでかいババァと不意に遭遇。
死ぬほどビックリした。どんな奴でもビックリはするけどオマエだけは駄目だ。




ていうか下に体力メーター出るってことはお前中ボス扱いかよ。
しかもめっちゃ避けるなお前!七死星点をシュババって躱すんじゃないよ!





一方、マミヤの村は既に拳王侵攻隊の支配下に。

前作で跳刃地背拳しか出してもらえなかったフォックスが今回はちゃんと本人も出演させてもらっていたことを考えると、同じように火闘術が先行していたガロン隊長も登場しているのではないか?と淡い期待を抱いたが



玉座に座っていたのは少女に向かって積極的に股間の膨らみをアピールする変態ビキニおじさんでした。

このゲーム、いろいろと露出度に問題があるな。
上はともかく、下はそこまで肌蹴てないだろ、北斗の拳って。






その後、到着したレイが血色素量的な決め台詞をキメて、拳王侵攻隊とバトル。
うーん、やっぱアガるなこのシーンは。テンションMAXになるわ。

その後、同じくテンションかち上がった村人達も戦闘に参戦するが、戦力どころか、逆に村人達を守りながら闘わねばならないというバトル内容になってしまい、こちらのテンションは半減。
黙って見とけ。





アイリが自立したところで、侵攻隊隊長も戦いに参戦。
さっさとコイツを片付けて拳王様をお迎えする準備を整えようと思ったのだが、ここでふと気がついてしまった。

前作の北斗無双で火闘術を使っていたのは、ハートを始めとしたデブ将
だが先程ここにいた隊長は、ビキニの眩しい巨漢将
つまり・・・この偽侵攻隊隊長は火闘術を使えない!?

いやいやいや、意味わかんないし。
火闘術が「ある」のに、本来火闘術を使う奴が「使わない」というこの現象を誰か俺にわかるよう説明してくれ。一体何がどうなったらこうなるのか。「ガロンに火を吹かせるな」って爆破予告でもされたのか。





そんな答の見えぬ謎に必死で悩む私に対し、
「どうでもいいわ」と皆の意見を代弁するような形で拳王様御登場。
お疲れさまでーす!


レイを使っての拳王様戦、もしくは拳王様を使ってのレイ戦があるかと思われたが、いずれもムービーで全て消化されてしまったため、仕方なく駆けつけたケンシロウを使っての拳王様&黒王号戦に臨むことに。
だが拳王様を一発も殴ることなく戦闘は終了し、すぐにまた七死騎兵斬のくだりのムービーに入った。なんで一瞬だけ戦闘させたのか、意味がわからん。ほんに謎多きゲームよ。





場面変わって、おトキさんを操作して村へと急ぐパートに。


前作ではシェルターの中を通過したり、毒沼でもがいて死に掛けたりと破天荒なステージを強要されたが、今回は至って普通。普通の荒野。



普通じゃないことと言えば、そうね




有情拳効果で死ぬ奴等が
頭部を風船のように膨らませて
プカプカ浮かぶことくらいかな。




こ、こええー
伊藤潤二の漫画にでてきそう。
こええー



その他にも
「背中をパンパンに膨らませて土下座しながら死ぬ」
とか
「頭膨らませてアーメンしながら死ぬ」
とか
「股間を光らせながらガチ使の腰フリおばちゃんダンスしながら死ぬ」
などという効果もみられました。



亜死体で遊んでんじゃないよ




その後、村に入ってトキvs拳王様、ケンシロウvs拳王様をやって御仕舞。
剛掌波2発でゲームオーバーにされる拳王様の強さは流石で御座いました。


そんな中、個人的に非常に褒めてあげたいポイントがひとつあった。
ケンシロウ戦開始時に拳王様の体力が2/3まで減少していたことだ。
つまりトキが拳王様の体力の1/3を減らし、ケンシロウが残りの2/3を削るというシステムになっていたのである。

そうなんだよ、あの時のケンシロウvs拳王様のバトルは、決して五分条件じゃなかったんだよ。レイとの戦いでもああ見えて神経すり減らしておられたと思うし、トキとのバトルなんて結構闘気も血も失っておられたしね。その不平等具合を、見事に演出できていたと思います。KTGJです。




逆に、気になった点も一つだけ。


拳王様がマミヤに二指真空把をなされる際、ゲーム内じゃ



こうキャッチして




クルリと手首を180度回転させて投げ返してらしておられたんだけど

違うんだよ!
これはケンシロウバージョンなんだよ!



拳王様の二指真空把は図のように、キャッチしたそのままの手の形で投げ返すというスタイルなの!

つまり手首を半回転させる動作が少ない分、ケンシロウの二指真空把よりも投げ返す速度が早くなってるの!

拳王様をパワー馬鹿と勘違いしてる俄も多いけど、こういう基本技術でもケンシロウを一日の長で上回っておられるテクニシャンな御方なの!


これこそどうでもいいだろって言われそうだけど、こんなこと真面目にツッコむのってうちぐらいだろうから、言っとかなきゃなって。それがうちのスタイルなんだって。






第十四話
 最期の炎!



さて、お次は風雲龍虎編のラストとなるUD編なわけだが・・・

その前にひとつ、エピソードが残ってますよね?

そう、わんわん回ことメディスンシティー編です。


実はこのお薬編、拳王様御逝去までのストーリーの中で最も不遇な扱いを受けているエピソードなのである。なんと過去の北斗ゲーの中でメディスン編が登場したのは、PS北斗で犬がユダ城の兵士として登場したのを除くと、激打2のみなのだ。

故に今作でも非常にその存在が危ぶまれていたのだが・・・・
その心配は杞憂に終わった。

そこには私の心配を他所に、メディスンシティーへと旅立つマミヤの姿が!
流石は真の字!今までの北斗ゲーとは一味も二味も違う!!


ガルフも犬もマミヤのお仕置きシーンもなーんもなかったけどもうこの際それでいいわ。


それに、なんとなくガロンがデブ将にならなかった理由もわかったしね・・・
デブ(ガロン)→デブ(ガルフ)という連デブが見苦しいから。
そういうことなんだろう?コーエーテクモよ。





そんな、ひとつの章のボスキャラ達が次々とモブ化される一方で



何故かキッチリ仕上がっているUDガールズ。


おかしい。
こんな他に使い道無さそうな奴等のモデリングですら3パターンあるのに
汎用型ジジイモデリングは偽ミスミとハゲ長老の2種類しかないというのは
どう考えてもおかしい。






ま、そんな感じで、やっとメインのUD編に突入するわけですが、細かいネタしかなかったので大雑把に紹介。





完全トップレスな状態で村に帰ってくるという原作比悲劇8割増なマミヤの過去を聞いたレイは、自らのラストマッチ相手をユダへと定め、居城へ。
だがそこに居たのはユダではなく、副官のダガール・・・でもなかった。
ええ、知ってましたよ、それは、なんとなく予想してました。



流石にコマクトゲになってるとは思わなんだけどな!
いくらなんでもキャスティングに無理があるだろう・・・





ユダと戦えぬまま、無念のうちにマミヤの村へと戻るレイ。
だがあと一つ、彼にはユダと戦える最後のチャンスが残されていた。
心霊台・・・激痛と引き換えに僅かに命を延ばすことが出来るというその秘孔を、レイは迷うことなく受け入れるのだった。

ここから始まる子 安 大 熱 演。

爪バリーとか胸ボコーみたいな映像が無いのにその痛み、苦痛がひしひしと伝わってくる絶叫ぶり。流石。北斗無双においては、この子安レイと高木ジャギが相当上手いような気がしますね。キャラとの相性も含めて。






そんな地獄を潜り抜け、やっと僅かな希望を掴み取ったというのに無駄に強いユダの前にあっさりと敗北してしまうワイのレイ。

これが正史であったならば、おそらく当時の集英社はレイファンによって燃やされていただろうというくらい絶対にあってはならない展開に、流石の儂も強い自責の念を痛感。下手糞で済まぬ・・・!済まぬ・・・!








皆が涙するレイとの別れのシーンでも特につっこむ点がなかったから面白スクリーンショットでも載せて誤魔化しとけなんていう性根の腐った豚野郎で本当に済まぬ・・・!






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