| 第五話 野望を絶つ涙! |
![]() |
「レッドベレー それは正に精密な戦闘機械の集団であり、高潔な軍人達だった そして彼らは信念を持っていた 北斗ゲーへの忠誠だ!」 |
![]() |
「しかし・・・ かつて私がゲーム会社に意見具申にでかけた時であった 彼らは酔いながらゲームを作っていた・・・」 |
![]() |
「なにをこざかしい大佐 GOLAN編などケンシロウがリンと合流するというエピソードを 消化するためだけのクソシナリオにすぎんのだよ お前やマッド程度のキャラクターが何人いようと ジャギやアミバらのカルト人気にはかなうまい!」ファッハハハ |
![]() |
「そこにいたのは、ゲームクリエイター達 現実に北斗ゲーの開発を行っている担当者達だった・・・ 我々北斗キャラのゲーム出演に関する決定権を持つ奴等 その実体がこれだったのだ!」 |
![]() |
「我々の命がけの訓練は あんなにわか野郎どもへの忠誠では断じてない!」 |
![]() |
「そしてあの醜いブタどもは 己の利益確保のために一番愚かな方法をとった!」 |
![]() |
「作ってはいけないゲーム・・・ やつらは制作費を浮かすための凄まじい手抜きによって とんでもないクソゲーをこの世に送り出したのだ!」 |
![]() |
「そして全ては倒産(ほろび)た・・・」 |
![]() |
「ブタどもは自分達が作ったクソゲーの所為で評判を地に落とし 我々はそのクソゲーに出演しなかったおかげで被害を免れ、 そして新時代を代表するこのゲームへの登場権を得たのだ! |
![]() |
「神ゲーは我々を選んだのだ!」 |
![]() |
「わかったか 同じ過ちは二度とおこしてはならん! それには優秀なスタッフ、厳選されたキャラで統一された 神ゲーが必要なのだ」 |
![]() |
「いや別にこれ神ゲーじゃないから」 |
![]() |
「えっ」 |


![]() |
「この国では優れた力を持った者のみが GOLANと呼ばれるのだ!」 |
![]() |
「選ばれたくば相手を殺せ! そして選ばれた者だけの国を創るのだ!」 |
![]() |
「神は、この戦争でわれわれを選んだのだ!」 |
![]() |
「俺は選んだ覚えはないぞ!」 |



ボルゲが洞穴のケンシロウらを焼き殺そうとしたシーンでは、バットの姿はあれど、リンは居なかった。故にあれはGOLAN編に入る以前の出来事だというのが有力視されている。つまりこのゲームにボルゲ焼き討ちエピソードを挿入するならば、この章の前に入れなければならなかったのだ。いや、ボルゲが登場することが確定している以上、あれは絶対に入れるべきだろう。