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真・北斗無双プレイ日記
幻闘編
 孤高の拳士(3)



幻闘編 孤高の拳士 三回目。
お待ちかねのアインエピソードです。



パパさんの性能は・・・弱いことはないんだけど、なんかスッキリしない感じなんですよねえ。理由はハッキリしてて、コンボの強攻撃が下方に向けて拳をふるって地面から立ち上る衝撃波で敵をふっとばすってのが気持ちよくないんだよね。真っ当にぶん殴ってくれないからモヤモヤする。弱パンチを5回以上重ねてからだと真っ直ぐスクリューパンチとか撃ってくれるんだけど、無駄に突進するから使い辛いし・・・。だから強ボタン溜めで出るストレートパンチを如何に上手く使うかが鍵になるかだと思うんだけど、他のキャラのと比べると「溜めてもこの程度か・・・」って感じだから使い甲斐がないんじゃよ。

あと奥義が4つしかないの寂しい。リン、バット、マミヤもそうだったことを考えると、常人レベルのキャラはそういう扱いにしてるっぽいね。個人的には弱いからこそ多種の技を駆使して切り抜けていく必要があると思うのだけどなあ。ラーメンマンを見習えよ。



んでは本編どうぞ。



の章
第一話 「飢狼と傭兵」


天帝軍が幅を利かせる時代・・・・・・・から遡る事幾数年。


後に賞金稼ぎとして名を馳せるアインは、仲間たちと共に傭兵団を組織し、その日ぐらしの生活を送っていたのだった。


傭兵かぁ・・・あまり北斗の拳では聞き慣れない言葉だな。
個人で用心棒として活動するならともかく、集団で雇ってくれるとこなんてあんまりなさそうな気がするけどなー。まあ野盗団にならないだけマトモか。





アインが請け負っていたのは、餓狼となったレイの尾行という、南斗編でもシュウから依頼されていたあのミッションであった。

その最中、アインは水を求めてとあるバーの中へ。
中にいたのは、やけに不愛想な女主人あった。




はい、はい、はい

おそらくこれが真無双でのアスカママンなのね。
若くして人生の機微を知りつくしたかのような雰囲気があるのう






ピュアピュアなTVアニメ版ママンも良かったけど
真無双版もこれはこれで悪くないと思う。



ガソリンと水との交換を要求するアインであったが、その男が傭兵と知るやいなや、女主人は彼の顔にコップの水をぶっかけた。かつて傭兵の裏切りによって夫を殺された過去を持つ彼女にとって、傭兵という人種は、許しがたい存在だったのである。そして、その店の奥からは。その殺された夫が残した一粒種の赤子の鳴き声が響いていた。

どんよりした気分で店を後にするアインは、その直後、尾行対象であるレイと接触してしまうというミスを犯してしまう。不機嫌ド真ん中にいるこの二人の接触は、当然のように喧嘩へと発展。レイと闘いながら、現れた暴徒達をも相手にするという忙しい戦闘を繰り広げるアインは、途中で合流してきたシュウと共に暴徒を蹴散らすのだった。




戦いを終えた後、先ほどの女主人は、アイン水を渡してきた。
戦闘の最中、アインがこっそりと彼女の店を護りながら闘っていたことを、彼女は見抜いていたのであった。


ツンデレ未亡人いやっふ!




の章
第二話 「女を巡って」


雇われ戦士として、大きな戦場に参加することとなったアイン。
だがその場に相応しくない、無防備な格好で現れたのは、あの女主人であった。
やはりこの戦乱の世で、女が一人で赤子を護りながら生きていくのは難しい。そう思った彼女は、自らが唯一信じられる傭兵であるアインに、食糧一ヶ月分で用心棒になってほしいと頼みに来たのである。

そんな深刻な空気を切り裂くように現れたのは、美女をみつけて脊髄反射で声をかけてきたジュウザであった。女主人の肩にクルリと手をまわすそのチャラ男に苛立ち、拳を振りかざすアイン。しかし天賦の才に裏打ちされたジュウザの体術の前に、得意のパンチは空を切るばかり。そんなアインに檄を飛ばす女の姿を見たジュウザは、二人がまんざらでもない関係にあることを悟り、ヒューヒューだよ!的な茶化しを残してその場を去るのだった。


残された二人の間にテレテレな空気が漂う中、アインは告げた。女と赤ん坊を護りながら生きるのは俺の柄じゃない―――。ジュウザの言ったとおり、アインの中には彼女への想いが芽生え始めていた。だが、しがない傭兵とでは、決して彼女に幸せは訪れないことを知るアインは、今ここで彼女との縁を切ることを決断したのであった。


「お前には度胸がある
 ひとりでも乱世を生き抜けるさ」


いや無理だろ。乱世舐めすぎ。




の章
第三話 「救いたい女」


シュウからの依頼を受け、再びレイの後を尾行することとなったアイン。
レイがユダの街にたどり着いたことを受け、早速シュウに使いの者を走らせるアインであったが、そんな彼の目に飛び込んできたのは、美しき女たちと共にユダ城へと連行されていく、あの女主人の姿であった。その腕に、赤子を抱えたまま・・・。

流石ユダ様!
赤子時代から既にアスカが美女になることを見抜いていたとは!


あ、違う?





これはヤバイと思いつつも、シュウが到着するのを待つという冷静さを保ちながら、女たちの救出作戦へとのりだすアイン。

だがその最中、想定外の事態が起こった。
突如ユダ城が爆発したのである。


そういえばマミヤの章でも爆発してたな・・・なんなんだこれ。
確かバットの章でジュウザがダイナマイトを投げてたが・・・あれか?






必死のパッチでユダを倒し、マミヤを含む女達の解放に成功するアインであったが、あの女主人の姿は見当たらなかった。だがその数刻後、アインは非情な現実を目の当たりにする。アインが女を見つけた時、彼女は崩壊した城の瓦礫の下敷きになっていたのだった。


ええええええー!!


まさか・・・やっちまったのか?ジュウザ・・・

おまえのダイナマイトの所為なのか・・・・?







いや、でも確かジャギもここに招かれてたな・・・
装備的にアイツのほうが怪しい気もするな・・・・





なんとか女を助け出したアインであったが、その傷はあまりにも深かった。自らの死を悟った女は、最後の力を振り絞り、自らの赤子―――アスカを、アインへと託すのだった。


「しがない傭兵の娘なんて……正直、親としては複雑……
 ふふっ、どうせなら世を救う英雄の子にしたかった……
 でも……あんたの娘になるなら……悪くない、か」



奥さん、あんたの願い、叶いまっせ!(´;ω;`)




の章
第四話 「傭兵狩り」


映画・クレイマークレイマーばりに男手一つで子育てを頑張るアイン。
そんな父親の愛情を受けながら、アスカはすくすくと成長していった。



早いなあ・・・・
成長早いなあ・・・・




順調すぎる親子生活。
だが嵐は突然訪れた。
彼等傭兵団のアジトに拳王軍が侵攻して来たのである。






・・・・・・ん?拳王軍・・・? んん!?


え、ちょっと待てよ。このアスカ、もう5歳位にはなってるよな?
そんでもってこの時期に拳王様が生きてるって事は
天帝編はこっから更に5〜6年は後だって事だよな?
ってことは・・・原作のアスカは中学生くらいってこと!?


もしかしておふう現象なのか!?
そういえば髪型も似てるし!

←14〜15歳


理由もよくわからないまま襲ってきた拳王軍に対し、旗色の悪い戦いを強いられる傭兵団。一味の中には撤退を求める声が飛び交い始めるが、リーダーであるアインは、頑として退却の命を出そうとはしなかった。

「アスカもようやくこのアジトに慣れたんだ
 手ばなしてたまるかよ」


そのアインの言葉を受け、渋々戦いを継続するメンバー達であったが、子供に振り回されるそのリーダーの姿に、多くの者は反感を抱き始めていた。




部隊のボスであるリュウガを退け、なんとかアジトを守り切ったアイン達。だが彼らと敵対する組織は、拳王軍だけではなかった。その後を継ぐように現れた別の傭兵団の襲撃に、もはや抵抗する力の残っていなかったアイン達は、結局アジトを捨てて逃亡ことしかできなかったのであった。




の章
第五話 「弱肉強食」


流浪の民となった傭兵団に対しても、敵の攻撃は止むことなく続いた。
終わりのない連戦の中、苛立つ傭兵団のメンバーたちは、遂にリーダーであるアインに対しての不満を爆発させ、裏切りに走る。

元仲間達からの集中攻撃を受けながらも、なんとか勝利したアインであったが、一人ぼっちとなってしまった今、もはや彼には傭兵として生きていく道は残されていなかった。



勝ち続けてきた己の人生に、今初めての敗北が訪れようとしている。
その先に待つのは惨めな死・・・。
だが今のアインは、それを受け入れてしまいそうな程、心身共に疲れきっていた。

だがそんなアインを救ったのは、アスカの言葉であった。

彼女は知っていた。自分の母が、もう本当はこの世に居ないのだということを。
でも私にはパパがいる。自分を抱きかかえてくれる、強く優しい父が。
だからパパは負けちゃいけない―――――。


その娘の言葉を受けた瞬間、アインの目に生気が戻った。
それはアインが、アスカのためだけに生きることを決断した瞬間であった。


イイハナシダナー



の章
第六話 「賞金稼ぎ」


数年後、アインは賞金稼ぎへと転身し、生計をたてていた。


お、ということはもしかして・・・・
アインがハーン兄弟をお縄にしたあのエピソードが出てきたりする!?
ファルコから二人をかっさらったというあの話の真実が白日の下に!?



・・・などという私の淡い期待は当然叶うことはなく――――
KTから指定されたターゲットはやはり北斗の軍の若きツートップであった。
うん、知ってた。




だが、フェミニストである彼には女を殴ることはできなかった。


「逃げな・・・・・やっぱ俺には女は殺せねえ
 賞金は五千ジュドルで我慢してやるぜ」





その言葉を受けてリンは消失




その後、もう1人のリーダーであるバットを倒したアインであったが、リンがその男の彼女(?)である事を知った以上、もはやアインには拳を振るうことはできなかった。


なんだかよくわからないまま、撤退しようとするリンとバット。
その時、リンの顔を覆うマスクの中から、イヤリングが零れ落ちる。
それを見たアスカは、目を輝かせながら呟いた

「きれい・・・・」


おまえかぁ!アスカに金品の味を覚えさせたのは!
イヤリングつけて戦場に出てんじゃねえ!




の章
第七話 「女のために」


マミヤの村に行ったら天帝軍が攻めてきて村人達からオマエが呼び寄せたんじゃないかって疑いをかけられたので敵将のファルコを追い返すことでその疑惑を晴らしました。
要はマミヤの章6話とほぼ同じ内容でした。




愛するレイを失ったマミヤの哀しみ。かつて、同じように愛する女を失った者として、アインはそのマミヤの感情が痛いほど理解できた。
彼女のような悲劇を繰り返さぬためにも、女がいる男は殺してはならない。
アインはそう強く心に思うのであった。


〜おしまい〜




この終わり方、というか、マミヤとの繋がりがあったというストーリーは悪く無いと思います。アインの葬儀の時、なんかマミヤさん、アインの事知ってそうな口ぶりにも聞こえるんですよね。
つーかマミヤも、ケンシロウから無理やりこどもを預けられるにしても、見ず知らずの奴の子供より、知人の子のほうがまだ救いがありますよね。





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