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真・北斗無双プレイ日記 
幻闘編 北斗の軍(2)




幻闘編日記、第二回です。
始める前にキャラ性能についてかるく御紹介。


まずはリン
ステータス最弱キャラが一体どれくらい頑張ってくれるのか楽しみだったのだが、その性能に比例するかのように、まあ〜〜〜使い甲斐の無いキャラに仕上がっていた。なんと言っても弱→強のコンボが無いのが寂しい。やる事と言えば、弱ボタン連打と強タメ、R1での連射くらいしかない。奥義も4つという少なさ。これじゃあ飽きちゃう。

攻撃手段は思ったとおりボウガン主体。
というかボウガンしか使わない。
唯一の打撃技であるダッシュ攻撃も、ボウガンを前に突き出してアタックしちゃう始末。これまでの無双シリーズにも多くの遠隔キャラがいただろうが、ここまで徹底してボウガンに依存したキャラがいただろうか。

まあでも、リンが打撃で戦うイメージは無いもんな。このスタイルが最も原作遵守と言えなくも無い。殴らない蹴らない切らない突かない。そういうキャラなのだ、リンってのは。なんでそんな奴をプレイアブルにしたんだ。

なお、おっぱいは存分に揺れる模様。




バットは、伝説編の方では使いやすいと書いたものの、総合的に言えばかなり性能は低い方じゃないかと思う。通常攻撃に関しては動きも多彩で楽しく闘えるのだが、いかんせん奥義が弱い。弱すぎる。リンと同じく4つしか用意されてないのは仕方ないにしても、広範囲のザコ殲滅技が無いに等しく、最強奥義である「忘れ物だぜ!」(連続蹴りの後にダイナマイト)もまず全弾ヒットしないため、ボス戦でのダメージが期待できない。要するに、ザコを倒すにもボスを倒すにもかなり時間がかかってしまうのだ。

自分は普通の人よりも通常技に重きをおいているのでまだ我慢できるが、奥義重視の人にとっては苦痛で仕方ないだろう。本来の実力どおりっちゃ実力どおりなので文句も言えないが、流石にリン以下というのは、この二人のストーリー的にも問題がある気がする。

そういえば青年バットって、今までのゲームでもロクな扱い受けて来なかったなあ。

「処刑するなら俺をやれ」→「ぐわー」で死にかけたり(北斗の拳4)
呪いの霧で病に掛かって最期はトラックで門に突撃して死んだり(北斗の拳5)
結婚式をジャギのパチもんに潰されて半殺しにされたり(セガサターン版)


ま、そういう宿命なんでしょうね。諦めるしかないですね。




というわけで本編参ります。




の章
第四話 「時を越えて」



【前回のあらすじ】
 
 イナズマンフラッシュ!!









バットが目覚めたとき、そこにはリンの姿も、ジャスクの姿も無かった。





かわりにそこにいたのは、もう一人の自分・・・

幼き頃のバット少年であった。





これか!噂に聞いていたタイムスリップ設定は!
前情報で耳に入れておいてよかった。不意打ちでこんなんされたら鼻水出てたわ。



それにしても一体何が起こったんだ・・・
雷でタイムスリップって、BTTFのあの原理か?
1.21ジゴワットの電流でフラックスキャパシターをどうのこうのってやつか?



それもこれもやはりコイツの力なのか?

そういえば前作の幻闘編も、ユリアの不思議パワーによる幻の世界が舞台だったよなあ。全知全能の神だなもう。





今起こっている事の非現実さに、ただただ呆然とする大人バット。
その時、あのタキが、村に盗賊が迫っているとの報せをもってやってくる。
その瞬間、バットの中にある記憶が呼び起された。


 「知ってる・・・」


バットは、この日の出来事を全て知っていた。
子供の自分が、大人の自分と出会う事。
そしてその大人の自分が、村を襲う野盗を倒すことも・・・

今バットの前で繰り広げられているこの光景は、己が来たことによりねじ曲がってしまった過去ではなく、かつて己自身が体験した歴史だったのである。

俺も長年北斗の拳に携わってきたけど
まさか北斗の拳を語る上でタイムパラドックスについて考えなきゃならん日が来るとは思ってなかったわ。





史実通り、村を襲う盗賊たちを蹴散らしていくバット。
そんな彼等が、用心棒として用意していたのは、レイであった。
いくら餓狼状態とはいえ老人と子供だけの村を襲う盗賊にレイを組させるのは如何なものだろう。


なんでかわからんがレイに勝利し、故郷の村を護ることに成功したバット。

と、その時、彼の目の前を、一台の護送車が横切った。

それはまるで、デジャヴかのような光景・・・・

護送車の中に囚われていたのは、リンであった。

ただしそれは、己と同じく、未来からやってきた彼女の姿であった。




の章
第四話 「追い立てられて」


リンが目覚めたのは、とある広間の中であった。
周りには、若く美しい女達がおり、彼女らは皆一様に涙に暮れていた。


その時、部屋の扉を開けてジャギが入ってきた。
彼の話によると、ここにいる女達は、ユダが拐ってきた次期UDガールズの有力候補生であり、ジャギはその中のとあるメンバーの1人を手に入れるため、押し入ってきたというのである。


ていうかリンってジャギの事知らんのね。
確かに原作でも会っちゃいないけど、ケンから話聞いたりしてないのかな。




女の顔を1人ずつチェックしながら、目的の女がいないと苛々を爆発させるジャギは、とりあえずその場にいるユダの女全員をかっさらうことを宣言。ジャギ先導のもと、リンを含むユダの女達の大逃亡劇が始まる。



異色コンビ、ここに誕生!!
何故だろう。凄くワクワクする。ドリームを感じる。






無尽蔵に繰り出される二人の遠隔武器の前に、成すすべなく蹴散らされていくユダの軍勢。その間もリンは、一緒に逃亡する女達に対し、希望を捨てないよう励ましの言葉をかけ続ける。

だがそんなリンの行動は、ジャギに、ある男を連想させた。

「さっきから黙って聞いてりゃあ・・・・・・
 テメエ、言うことが弟にそっくりなんだよ
 気にいらねえ・・・・ぶっ殺す!」

どこぞの腐海に住む生物が如く、味方の証である青ネームを敵対の赤に変え、リンに向けて銃撃を開始するジャギ。だがリンは、ボウガンvs銃兵器という圧倒的兵力差をものともせずに北斗の三男坊を退け、町の外への逃亡経路を確保する。しかしその行く手は、ユダによって遮られていた。



ユダのジャギの間で取引が交わされ、リンや他の女たちは、再び先程の広間の中へと戻されることに。悲しみに暮れるUDガールズ候補生達であったが、そんな彼女たちに、また新たなライバル候補生が加わるというASAYAN的な知らせが伝えられる。


現れたのは、UDの烙印を押されたマミヤであった。




目が死んでる・・・・




の章 の章
第五話 「数多の出会い」


リンが捕らわれているとおぼしきユダ城の前までやってきたバット。

その厳重な警備を前に、足踏みするバットであったが、そんな彼の前に姿を現したのは、雲のジュウザであった。


考え方は違えど、女を助け出すという共通の目的の下、手を組むことになった二人は、うまく警備をかわしながら城の中へ。オトコマエなジュウザは、ダイナマイトを利用して敵兵を自らに集中させている間に、バットを牢へと向かわせる。

混乱、不安、そしてドン底のマミヤから受ける負のオーラによって、どんどん絶望的な気分になっていたリンには、目の前に現れたバットはまさに救世主であった。熱い抱擁を交わした二人は、先導するジュウザに続き、マミヤや他の女達を連れて城からの脱出を図る。





そんな中、彼らとはまた別のところでユダの軍勢を戦っている男がいた。
危機的状況を、リンとバットに救われたその男は、レイであった。

糞共の用心棒してた所をバットに追い払われたかと思ったら
今度はユダの軍勢にやられかけてた所をリンバットに救われるとか。
この章のレイ、どんだけ弱いねん。

ついでに言うと、なんでここにレイがいるのかも説明も全くないし
そもそもジュウザがいることも謎なんだけど、
それは他の章で後々明らかになるのかね・・・?なる、よね?






総大将であるユダを追い払い、女達の解放に成功するバット達。

収穫無く去っていくレイを見送った後、現れたマミヤに対し、リンは言った。

「あなたを愛する人はいるわ、きっとすぐ・・・・・・近くに」

おったな、今そこに。






ていうかマミヤさん
この時点でこれやのに







なんで村に戻ってきたときには
こうなってるんですかね・・・










と、その時、悉く女達にフラれたジュウザが、トボトボと戻ってきた。
バットとリンの微妙な距離感に気付いたジュウザは、なにかがツボにはまったのか、突然バットに対してエールを送り始める。


「 リンは、他に好きな人がいる
 その男は、俺の憧れでもあるんだ
 俺はまあ、リンの兄貴みたいなもんさ」

「みたいなもん、だろ
 なら、あきらめることなんかねえよ」

「なっちまえよ、憧れに」

「憧れてるんだろ、そいつに?
 だったら憧れ飛び越してなっちまえよ、そいつに
 オレがお前の憧れだったらきっとお前にそう言ってる」


メッチャええこと言うてはんねんけど・・・・・

なんかキャラと違くない?



つーか今しがたフラれまくった男に恋のアドバイスされてもな・・・・





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