前回でサウザーを倒したので、原作通りなら次はコウリュウ編という事になる。
しかしゲームにも倫理が問われるこの時代

あんな重度の引きこもりジジイは青少年に悪影響だとしてカットされているに決まっている。

ということは、次はトキvs拳王様編である事は間違いないだろう。
ならばここはまたケンシロウ編を中断して、トキ編を始めるしかあるまい。








まずは操作確認から。

通常技は結構変則的なものが多く、正直使い易いとは言えない。
最初のうちは苦戦する人も多いだろう。
なによりも悩みの種なのが、コンボを出し切ったときに起こるこの



吐血。


もちろんこの間は無防備なので、ガンガン殴りつけられます。
人の心なきCPUならではの非情さでガンガン殴りつけられます。


ぶっちゃけプレイヤーにとっちゃ弊害以外の何物でもない。
が、嫌いじゃないぜこういうの。


そこで吐血させない戦法が求められるわけだが、ここで頼りになるのが□□□△で出る闘気波。雑魚はほぼ一撃で死んでくれる上、前後を攻撃でき、射程距離も長い。慣れてくれば、わざと二方向に敵を集め、効率よく敵を倒せるようになる。テキトウにこなしていた雑魚戦が少し楽しくなってくる。

ちなみにこの闘気波などで敵を倒すと、敵の頭上に天使の階段が現れ、その者は天国を見ながら

「きんもちよすぎるぁっ！！」

と言いながら死んでくれる。



まったくもってバカバカしい機能だが、嫌いじゃないぜこういうの。



勿論、トキの象徴ともいえる、敵の攻撃を受け流す「いなし」も用意されている。
が、正直これは殆ど役に立たない。
ボタンを押しても直ぐに敵の攻撃をいなせる訳ではないので、咄嗟の敵の攻撃に対処できない。さらに上手くいなせたとしても、敵はよろけるだけでダメージはないのだ。

まあ確かに、いなしっちゃそういうもんだけどさ・・・そんなとこリアルにしてもなあ。
でも、嫌いじゃな・・・・・いやこれは改善の余地アリだわ。



しかし、トキもケンシロウと同じ『北斗タイプ』に属しているため、動きもほぼ一緒だろうと考えていたのだが、ここまで違うとは見抜けなかった。
一体なんのためのタイプ分けだったのだろうか。
分ける必要あったのだろうか。

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第一話
静かなる巨人

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第一話はマミヤの村に向かって拳王様とバトルです。
かつて己が死の灰を浴びたと思わしき因縁のシェルターを通って向かいます。




中にはなにやらエアロラみたいなツイスターが。
レイが三角飛び、マミヤがケツフリが出来るように、トキには「気流に乗って谷などを飛び越える」というスキルが備わっているらしい。
トキが風を友とする技術を身に着けた今、もはやヒューイの存在意義は消え去ったと言っていいだろう。


しかしその先に待ち受けるのは必殺の毒の沼地。
正直、なんのパワーアップもしてない最初の面でこのトラップはキツすぎる。
今までボスで負けたことはあったが、ここにきて初のステージ途中で死亡という屈辱を体験。死の灰を乗り越えた男も、毒の沼には耐えられなかったようです。



ボスの拳王様もまあ強いったらない。ていうかトキが弱い。
性能的にどうしてもボスとのタイマンには向いていないのだ。
その上、現時点で唯一使える奥義の天翔百裂拳が弱いってのも致命的。




そもそも足にしか当たってないしな。

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第二話
宿命の道！

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第二話は聖帝編。
ケンシロウのために道を開きます。

開始直後、なにやら背後に気配を感じたので視点を変えると



拳王様がお供に。




「なんなの…この安心感」と掘北真希も呟くほどの、圧倒的な背後の守り。
トキには向かない中ボス戦なんかは拳王様にお任せして、ずっと観戦してるのも楽しいですよ。結構押され気味になりますけど、拳王様。



トキvsサウザーなんて夢対決があるのかな〜と思ってましたが、ケンシロウへのサポートが終了した時点でステージは終了。

接点すらないマミヤとアミバが対決してんだから、これくらいはあっても・・・

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最終話
遠い誓い！

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最終話はもちろん拳王様との対決です。
ちょっとツッコみどころが多すぎるのでハイペースでいきます。




まずお馴染みの面子で、約束の地である北斗道場に向かいます。
そこで拳王様がトキを待っているようです。

ちがう、ちがうよ！待ち合わせ場所そこじゃないよ！
しっかり思い出して！





北斗道場の近くまでやって来た一行。
だがトキの話によると道場に入るには仕掛けを解く必要があるとの事。



こういう星碑が七つ建ってて
それらを奥義をもって起動させなきゃ道場へ入れないらしい。

そらキムも叩き出されたら諦めるしかないわ。






ちなみにその七つの星碑を辿れば、北斗七星の形になっているらしい。

北斗逆死葬！？






星碑の周辺には、数多くの敵が徘徊。
まさか拳王様が闘いを前に兵を差し向けるなんて姑息なことを！？
とコーエーを疑ったが、どうやらこいつらはただの野盗らしい。
星碑という名のセコムに護られたガードの固さが、「こりゃきっと北斗道場にはきっと凄いお宝が眠ってるな！」と野盗達の妄想を膨らましてしまったのだという。



あんなとこ行っても
四兄弟メスシリンダーくらいしかないぞ。







道中、ユスラなる名前の将が登場。
「おっ！また固有名詞出た！」と思いましたが、次回行った時には何故かリアンに。
その後、リセットを繰り返して調べたところ、ロディー、カンラン、リンハイ、ジャース、ボサーノ、ゴスチン、ロックス、モンドと次々キャラが変りました。

なにその意味の無いランダム！
まさに北斗西斗潰し！





暫く進むと、あの墓が。



しかしそこに拳王様の姿は無く、かわりに野盗たちがワンサカ。

もしかしたら拳王様は、この約束の地に野盗が溢れていることを懸念し、何人たりとも進入できない北斗道場に決闘の場所を変更したのかもしれない。
なるほど、それなら合点が行く。

とか思ってたら
「この地で誓ったのだ･･･
　兄が道を誤ったときは、私の手で兄の拳を封じると！」
なんて言いだした。

それココ死んだときだから！
しっかり思い出して！






ステージ最後のミッションは、トキの拳を試したいというケンさんとのバトル。
一瞬の攻防ではなく、ガチバトルです。

まあ原作にもあったシーンではあるのだけれど

拳王様との決闘直前にやるなよ！

つーかそれ以前に、野盗なんかはケンさんが排除すべきだろ。
なんでトキにやらせてんねん。





そしていよいよ拳王様との闘いに赴かんとするが、その行く手には高い崖が。

「ここは幼き日に師父リュウケンより
　兄・ラオウと共に突き落とされた崖･･･」



絶対違う！　こんなとこじゃなかった！
しっかり思い出して！




ツッコミ疲れたところでやっと拳王様との最終決戦へ。

剛と剛がぶつかり合う激しいバトルなど再現できるはずも無く、ただただワンパターンの攻めを繰り返し、勝利。
だってそうしないと負けるんだもの。



ザ・号泣の名を欲しいままにする拳王様らしからぬ、超小粒の涙を流し、宿命の幕は閉じられたのでした。



次回はまたケンシロウ編に戻ります。
残り三話！（＋拳王様編）