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北斗無双プレイ日記
第六回




前回予告したとおり、今回はレイの章を一気にクリアまでやりたいと思います。



何故ケンシロウの章を中断してレイの章をやるのか?
それは、次がユダのステージだから。
ユダと最初に闘るのは、やっぱレイじゃなきゃ駄目でしょう。
どうせケンシロウの章を進めたら、ケンvsユダをさせられるに決まってるんだから。




さてレイの章を進めるには、まずは『南斗タイプ』操作に慣れなければならない。

このゲームで使用できるキャラクターには三種類のタイプがあり

ケンシロウ、ラオウ様、トキの『北斗タイプ』
シン、レイ、サウザーの『南斗タイプ』
そしてジャギ、マミヤの『特殊タイプ』

と分かれている。

北斗と南斗は操作性に大差ないものの、繰り出す技が全然違うため、同じ戦法は通用しない。故に最初は多少の戸惑いがあったものの、慣れてくるとケンシロウよりも遥かに扱いやすくなった。これは当初の予想通り。私にゃレイが合うと思ってたんだ。春麗とか好きだし。

特徴としては、まず全体的に速い。
コンボのスピード、回避のスピードが速いので、1対1での接近戦に関しては北斗よりもかなり闘いやすい。パワーの低さもさほど気にならないし。
そしてなにより移動スピードが速いのがいい。全体的にマップがかなり広いので、この足の速さはかなりのストレス減少に繋がる。ケンシロウもスピードにさえのれば、これくらいの速さにしてもいいとおもうんだけどな。


南斗タイプでなにより特筆すべきなのは、「見切り」の存在。
とあるタイミングで表示される△ボタンをタイミングよく押すと、何故かトランスモードに突入し、技やステータスがハイパー化するのだ。



見た目、無想転生っぽい。南斗なのに。

いったい原作の何を見てこの案を思いついたのかサッパリ判らないのだが、とにかくこれが強い。その上かなりの頻度で出現するため、ボス戦でも常に優位に戦えたりする。こちらにとっちゃ気持ちいいけど、ゲームバランス的にはもうちょい頻度抑えたほうが良かったような気もする。



ま、そんなわけでレイ編スタート。




第一話
南斗の男!



第一話は、マミヤの村にいる牙一族を追い払うというシナリオ。



原作どおりの女のフリで登場。

なんだよ。マントあるんなら初登場時のケンシロウにも着せてやれよ。
フード部分とったら再現できるだろ。



子安声もなかなか合ってます。多分、ケンよりも合ってる。
今後もいろんな声優が北斗の声を務めることになるだろうが、ケンシロウとレイの二人を演じたのは子安が最初で最後になるだろう。



「助けてくれたらなんでも礼をする」との村人の言葉に念を押し、牙どもを抹殺。
討伐後、村の奥に行くと、何故かマミヤとのバトルが開始。
ありったけの食料をよこせって言ったら、「あなたも牙一族と同じ悪党よ!」と、マミヤの怒りを買ってしまったらしい。
なんでも礼するって言ったべや。逆ギレ甚だしい。



しかしこの逆ギレマミヤが鬼のように強い。



ボウガンが1発当たったらその後の4〜5発も全てヒットするという鬼仕様。
近づいたらヨーヨーで嬲られて、これも初弾が当たれば連続コンボで体力ごっそり。


もう用心棒とかいらねえだろ。
おまえだけで大丈夫だって。保証する。






第二話
死すべし群狼拳!




第二話は、牙一族のアジトに乗り込む回。

ケンシロウ編の第三話と内容もほぼ同じなので、特に書くことはありません。
牙大王に「妹離れの出来ぬ哀れな男め!」って言われちゃいました。
なんという正論。






第三話
悲しき天才!



お次はアミバ編。

原作でレイは、「リンとバットのことを頼む」とケン言われたにもかかわらず、何故か村を離れ、アミバのもとへと訪れます。
まあ結果的にケンの危機を救ったわけですが、約束を守っていないことも確か。
この「レイが村を離れた理由」の解釈は作品によってそれぞれ異なり

TVアニメ版・・・村からいなくなったリンを探すうちに噂を聞いてなんとなく着く。
トキ外伝・・・奇跡の村のルカから、アミバがトキに成りすましていると聞いて。
レイ外伝・・・カレンから、拳王がケンとトキを会わせまいとしていると聞いて。


というふうに、いろいろなパターンがあります。

それではこの北斗無双ではどうなっているのかな、と期待していると

自分を人間に戻してくれたケンシロウへの恩に報いるため

といったものでした。

いやいや、恩に報いるつもりならそのまま約束どおり村にいろよ。
理由もないのに、感情だけで動くな。リンかおまえは。




内容はこれまたケンシロウのアミバ編と大差ないので割愛。

途中、「トキ様に北斗神拳を学んだ」というデブが登場し
火闘術
首長処刑刀術を披露した挙句、
「ぬぐう・・・こんな拳法、役にもたたんわ」

と恨み節を残して死んでいきます。


いや気付けよ。火噴いてる時に「あ、これ違うな」って判るだろ。






第四話
伝説を作る男たち!



カサンドラ編。

ここもケンシロウの章と大差ないですが、「看守に見つからないように囚人を全員助け出す」というメタルギア的なことをさせられました。
別に見つかってもいいだろ。どうせ殺すんだから。

レイVSウイグルという劇場版北斗を髣髴とさせるボス戦も、劇場版の再現と言わんばかりに圧勝しました。マミヤが一番強かったなあ・・・




第五話
迫りくる魔獣!



新血愁を突かれるため、マミヤの村に戻る回。
散々ケンシロウを苦しめた毒の沼も、もちろん健在。また死に掛けました。

絶対に従いません! → 何色だー! → 昨日までのアイリじゃない!といった名シーンのくだりは、バトル中に台詞だけ流れました。まあ、あっただけマシかな。


ボス戦では念願の(?)馬を下りた状態の拳王様との対決でしたが、バトル後のムービーでは再び黒王号に跨っておいででした。
・・・それなら騎乗状態の拳王様とのバトルでよくね?






第六話
凶悪なる紋章!





第六話。ここからが本編です。

とりあえずメディスンシティー編はカットなので、ガルフのダルマおいておきます。




最後を飾るにふさわしい相手だとして、ユダの町へと訪れるレイ。
今更だが、これユダにしてみりゃいい迷惑だな。まー当人は喜んでるようですが。



町の中に入ると、ユダらしき影が町の中心部へと逃亡。



怪しすぎる・・・

これ絶対ユダちゃうわー偽者やわーと確信しつつ、後を追う事に。

で結局、最終的にユダ部下から「ユダさまはここにはいない!」と言われました。

うん、それは知ってる。知ってるけどさ、

ほなさっきのは誰やねん。

影武者なんなら影武者とちゃんと説明してくれんとわからんがな。

こちとらアニメに出てきた偽ユダと戦えるんじゃないかと楽しみにしとったのに。








最終話
最期の炎!




最終話。

おなじみ心霊台で寿命を延ばし、ユダとのラストバトルです。



白髪になって覚醒。
気のせいか、後光まで差してきました。




ちょろっと雑魚を蹴散らした後、すぐにユダとの決闘が開始。




序盤はけっこうヘボいものの、後半ダムを破壊した後は豹変。
あまり地面を這わない伝衝裂波や、水面に渦潮を作り出して攻撃するというよくわからない奥義で攻め立ててくるユダ様。


しかしそれよりなによりウザいのは、ユダが攻撃をヒットさせたときに口にする
「なんだ? その傷は」
という台詞。

これは原作初登場時に、額に傷のあったアリサに言う台詞なのだが
今回に限って言えば
「お前が今つけた傷や」とツッこまざるをえない。



なかなか頑丈だったものの、奥義を連発して撃破。

ユダが胸の中で死んだ後、いよいよレイが最期を迎える涙のラストですが
マミヤのケツが破廉恥すぎて感動80%減。





その後、一人小屋へと閉じこもったレイは、ボチャーボチャーというやけにリアルな臓物が落ちる音を残し、最期の時を迎えたのでした。



今から思えば、アニメ版の破裂音である
バピューーーブリリリリリリリィィィィィーーー

って擬音は、神がかってたな、と思った。




次回は痴女の章をプレイします。






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