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プレイ日記 【第22回】

サイドミッション(1)




今回より、メインストーリーを一旦お休みして、
「サイドミッション」のほうをご紹介していこうかと思います。



サイドミッションは全部で80個

その内、メインストーリーを進める上で強制的に発生するものも幾つかあり、ここまでのプレイ日記の中で既に以下の8つは完了しています。

 ♯01「荒野の足を求めて」(バギー獲得ミッション)
 ♯13「デス・バッティング開幕!!」
 ♯14「ケンシロウ・クリニック開院」
 ♯15「カリスマ店員リン誕生」
 ♯24「ヨスミの種モミ」
 ♯40「借金返済の職探し」(ナイトクラブの黒服)
 ♯53「バーテンダー・ケン誕生!」
 ♯65「賞金首ハンター・ケン」



というわけで、残る72個を順不同でご紹介していきます。

ちなみに本家「龍が如く」でもよく見られる傾向なのだが、サイドミッションになった途端に主人公のコミカル度が急激に増すことがあります。
キャラ崩壊にご注意ください。




♯9「エデンでかくれんぼ」


戦争で父を失ったターバンガキのミナト君。

母は忙しく、友達もおらず、孤独で寂しくて暇なミナト君は、たまたま通りかかったケンシロウに、遊び相手になって欲しいとお願いする。



185cmの無愛想なマッチョに話しかけられるコミュ力あったら友達なんて簡単に作れそうなものだが。




ミナトが希望する遊びは「かくれんぼ」

つまりこのエデン内を捜索し、潜伏するミナトを見つけ出せということか。
これはゲームとしてなかなか面白そうだ。






……と思ったのだが、ミナト君には「隠れる前におおよその隠れ場所をうっかり口にしてしまう」という癖があるらしく、その情報漏洩のおかげもあり、全く苦労することなく発見に至った。


尚、このイベントのおかげで主観視点というものがあることを知りました。

サンキューミナト。






■♯10「エデンで再びかくれんぼ」


まだ友達が出来ないというので、再びミナトとかくれんぼ。







はい!ひょっこ(ry






■♯11「君は強くなる」


いつもの場所へ赴くも、ミナト君の姿が見えない。

かわりにミナトのママが現れた。

やべえ、怒られる。


そりゃあ幼いわが子が変な男と毎日遊んでいるとなれば、母親が出張ってくるのは当然。きっと金輪際うちの息子に近づかぬよう念書を書かされるに違いない。




だがそういった事ではなく、どうやら本格的にミナトが行方不明になっているらしい。母親とケンカして出て行ったまま、何処に行ったのかわからなくなってしまったのだという。



勘の冴えるケンシロウは、次のかくれんぼ用にストックしていた場所にミナトがいるのではないかと推測。

だがそこは悪党達が根城にしている場所であり、食料泥棒の疑いをかけられたミナトは、今まさに誘拐されそうになっていた。



「見つけたぞ、ミナト」


「ああん!?なんなんだよ、てめぇは!」


「俺はこいつの……鬼だ。」


いつの間にそんな小洒落た返しを覚えた!?




ミナトは、ケンシロウに亡き父の姿を見ていた。
ピンチの時、いつも自分や母親を守ってくれた強く優しい父。
いつか自分もそんな父やケンシロウさんのように強くなり、その手で母を守っていくことを、ミナトはケンシロウに約束するのだった。


そうともミナト、君は強くなる。

君の特性を踏まえた上でアドバイスをするなら、土中に隠れて不意を突く拳法とか、保護色で環境に紛れて不意を突く戦法がオススメかな。


 





■♯4「北斗神拳禁止令」



街中にて、ケンシロウの悪口を語る集団と遭遇。


どうせジャギと勘違いしてるんだろ?」と思って話しかけてみると、どうやらまごうことなくケンシロウ本人に対して憤っているらしい。


彼らの名は「エデン治安委員会」

このエデンに真の平和を取り戻すため、暴力ではなく、話し合いによる解決を目指して日々活動を行うアレな人々であった。




ケンシロウのやり方で救われた人々も沢山居ることは確か。
だからといって暴力が肯定されるわけではない。大切なのはプロセス。
君なら北斗神拳を頼らずとも、エデン内の揉め事を解決できるはず。




「なぜなら我々は皆、神の子。   
生まれながらに悪い人間なんて、
ひとりもいないのだから……!」



徐に空を見上げ、珠玉の名言を繰り出すいいんちょ。






だがケンシロウ、これを完全スルー


慌ててケンを引き止める委員長は、都合よく目の前で恐喝事件が発生したことを受け、早速それを止めるようケンシロウに指示。

しかし、相変わらず暴力に頼ろうとするケンに呆れ果てた委員長は、戦いに割って入り、魂の名言で争いを静めんとする。





「なぜなら我々は皆、神の子。   
生まれながらに悪い人間なんて、
ひとりもいないのだから……!」




モヒカンの渾身の右ストレートで委員長が吹っ飛ばされたところで茶番は終了。

結局、いつも通りのやり方で悪党を倒したケンシロウに対し、次こそ平和的解決をさせてみせると大見得を切り、威風堂々と立ち去る委員会なのであった。






■♯5「暴力のない世界」


今日も今日とて悪いモヒカンが子供から食料を強奪しようとする事件発生。

早速(モヒカンの鼓動を)止めに入ろうとするケンシロウの前に、例のエデン治安委員会が練り歩いてきた。もちろん、目の前の揉め事を「話し合いで」解決してもらうために。





「なぜなら我々は皆、神の子。   
生まれながらに悪い人間なんて、
ひとりもいないのだから……!」





しつこい委員会のため、本日は仕方なく話に乗ることにしたケンシロウ。


ケンシロウ
「お前は本当は優しい人間のはずだ
 こんなことはすべきじゃない」



委員長
「そうですそうです!
 いいよ、ケンシロウくん!」






「なぜなら我々は皆、神の子。   
生まれながらに悪い人間なんて、
ひとりもいないのだから……!」



悪漢
「俺が優しい? 何言ってやがる!
 優しかったらこんなことするわけねえだろう?」



得意のレスバトルでも瞬殺されてしまう委員長。
またしても彼らはケンシロウの暴力的解決を止める事はできなかった。



しかし、委員長は理解していた。
今の時代が、話し合いだけで物事が解決するような甘い世では無いことを。

だが自分がそれを認めてしまったら、この世界において弱者は「劣った人間」であることを認めてしまうことになる。己がやっていることは決して間違ってはいないという信念の下、彼はこの活動を行っていたのあった。






■♯6「優しい拳」


エデン治安委員会の書記長がケンシロウに助けを求めてきた。

話を聞くと、メンバーの一人が悪党に捕らわれてしまい、それを救うために委員長が一人で出向いてしまったのだという。

もちろん、「話し合い」という武器ひとつで。









駆けつけたとき、既に委員長は息も絶え絶えの状態になっていた。


「私がどれだけ上手に言葉を並べても……
 この時代では、彼女を救うことが出来ない」

「言葉だけでは生きられない、この世界で
 彼女を救うには……キミの拳が必要だ……」

「北斗神拳で…… その正義の拳で……
 私の仲間を救ってくれ」




自らの信念を、そして己の命をもかなぐり捨てて仲間の命を救わんとする委員長。その男の言葉を受け、静かに怒りを携えたケンシロウが立ち上がる。


言葉しか持ちえぬ男と、拳しか持ちえぬ男。対極な二人ではあるが、この世界を平和にしたいという思いだけは変わらなかった。


仲間が無事に助け出されたのを見届けた後、安堵しながら静かに事切れる委員長。


「生まれる時代が違ったら、私は立派な人間になれただろうか。」


だがケンシロウは知っていた。例え弱くとも、一人で悪に立ち向かったその勇気ある男は、この時代においても立派な英雄であったことを。




ただひとつ、彼にとって誤算だったのは






唯一の武器である「話術」が
全然駄目だった事かな……







■♯12「最後の願い」


エデンの城門の外に、瀕死の怪我を負った男が倒れていた。

戦火で離れ離れになった恋人・アルマを探してエデンにやってきたというその男は、死ぬ前に彼女の安否だけでも知りたいとケンシロウに頼み込む。

しかし、調査の末にケンが掴んだのは、アルマが1月前に既に病気で死んでいたという残酷な事実であった。

ケンシロウが戻ったとき、男はその死にかけの体で、一人の女性を悪漢から守っていた。彼を突き動かしていたもの……それは、かつて戦火から逃げる際、恐怖から恋人アルマの手を離してしまった自分への悔恨であった。



男「なあ……アルマは……生きていたか?」


A:「ああ。」
B:「残念だが、彼女はもう……」



そんなん選ばせないでよ……







■♯3「父は何処へ」





荒野にゴマツブが落ちてるぞ?



と思って近づいたら、行き倒れた子供だった。
危うく400`でぶっとばすところだった。



少年の名はマルコ。
荒野に出た父親が中々帰ってこない事を心配に思い、一人で探しに出たが、途中で力尽きてしまったらしい。

パパを訪ねて旅する少年マルコ……ですか。
白い猿とか連れてそうだ。



またムチャされて死なれても寝覚めが悪いので、代わりに探しに出ることとなったケンシロウは、その父親が向かったという高地の集落へ。





父親の特徴である「右目の眼帯」「青いお守り」の男を捜そうとするが、村に到着して早々、それと完全に合致する男が「食料を出せ」と脅してきた。

どうやらコツコツ働いても息子を食わしていけないと諦め、盗賊たちに頼み込んで仲間に入れてもらったらしい。


その心根も情けないが
一人で強盗すらできないのは更に情けねえ!


それに悪党の仲間になろうっていうのに
モヒカンにする覚悟もないとこがまた情けねえ!


ヘタレなカツアゲ具合に仲間の盗賊たちからも呆れ果てられ、用済みだとして殺されそうになるマルコパパ。

仕方が無いので助けてやると、ケンシロウの説教を待たずして男は自発的に死ぬほど反省しだし、エデンにて息子との感動の再会を果たすのだった。


お仕置きビンタ1発くらいもらっとけよ情けねえ!

死ぬけど。






■♯20「幸せの定義」


ターバンのガキが走って下半身にぶつかってくるという恐怖体験に襲われたケンシロウであったが、その幼い兄妹はレイの知り合いの無害な者達であった。




エデン、ターバン多すぎ問題


両親を殺され、孤児となった二人であったが、今はある商人のもとで養われているのだという。二人はその商人を実の親のように慕っているが、最近、二人の両親の知り合いだという「おじちゃん」が現れ、彼らを引き取りたいと言ってきているらしい。


商人にとって、可愛い二人と別れるのは辛い。
だが彼らを幸せにすることが己の使命。

自分のような貧乏商人のもとではなく、二人を養えるだけの蓄えがある人物のもとで暮らしたほうが子供達は幸せになれる。そう信じて、商人は「おじちゃん」に、二人の預けることを決めたのだった。









※おじちゃん


何をどう判断してこいつのもとで子供達が幸せになれると思ったんだよ

顔は100歩譲っていいとしても、服を着てないおじちゃんは駄目だろ




案の定、子供達が嫌がるそぶりを見せたとたんに「おじちゃん」は態度を豹変。強引に子供達を連れ去ってしまう。

その男は、かつて子供達の両親の商売敵であり、店がつぶれたことを逆恨みし、二人の両親を殺害した犯人でもあった。




話を聞いたケンは、子供達を取り戻すために「おじちゃん」のもとへ。
だが既に子供達は奴隷として売却されてしまっていた。
今頃はエデンの外だと高笑いを上げるおじちゃん。

しかし……





レイが子供達を連れて帰還!


先に事情を掴んでいたレイは、いち早く奴隷屋達を全滅させ、子供達を取り戻していたのだった。

レイが初めて活躍したぞ!!



無事に商人のもとへと戻ることができ、再会を喜ぶ二人。
自分達にとっては贅沢なんか幸せじゃない。おっちゃんと一緒が一番幸せなんだという子供達の言葉に、商人は涙を流して喜ぶのであった。





ちなみに、このミッションのクリア報酬として
「レイの肩当て」を貰ったのだが……





う〜ん……?








俺が知ってるのと違うな?
(参考文献:FC北斗の拳4取説)











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