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プレイ日記 【第7回】

第三章 凶兆(1)






第三章 凶兆





囚人闘技で優勝し、晴れてエデンの住人となったケンシロウ。


そんな新人村人さんに、まずはこの街の事を知ってもらうため、ジャグレ隊長によるエデン観光ツアーが始まった。たんけんぼくのまち。


というわけで今回は主に「北斗が如く」の世界観の紹介となります。



【エデン/スフィア・シティ】



文明の崩壊したこの時代に、豊富な水や電気を有するエデン。その奇跡の秘密は、街に隣接する「スフィア・シティ」と呼ばれる謎の建造物にあるという。

核戦争前に作られたというそれは、山をくりぬいた空間に建つ透明なドーム状の建物。戦争後も稼動し続け、水や電気を無尽蔵に生み続けているのだという。しかしその秘密を知ろうとする事は許されず、建物への入場は禁止されているとのこと。



すげぇな……これまでの北斗の設定が覆されかねないレベルだな……
こいつは後々ストーリーの根幹にも大きく関わってきそう。







【キサナ】

この街の指導者である「聖女」と呼ばれし女。

彼女の父は、先代のエデン統治者ナダイ。エデンを作り上げた人物であり、スフィア・シティを護るために城壁や衛兵隊をも組織した智勇兼備なリーダーであったという。


しかし、三年前に彼は突如死去。故に、娘であるキサナがその後を継ぎ、エデンの統治者となったらしい。


 この若さでよくやっている……と言いたいところだが、実質この街を護っている壁とか衛兵隊はナダイの遺産なわけだし、ひとたび大きな問題が起こったら対処できなさそうだなあ。警備隊長が金モヒな時点で不安しかないし。






【ジャグレ】

金モヒのエデン衛兵隊隊長。ショットガンを愛用。

彼も元々は水や食料を求めてこの地に訪れた一人。だが両親が死に、一人で生きていかねばならなくなったため、3年前から衛兵隊に入隊。体を張って頑張り続けた結果、雑草魂で衛兵隊長に上り詰めたという。



尚、キサナにベタ惚れな模様。






【カテドラル】



街の北にある教会のような建物。エデンの中核とも言える場所であり、ここでキサナが執務を取り、問題の解決、方針の決定等、統治者としての仕事を日々こなしているという。

そしてそんな聖女様に会う為、毎日多くの人々が行列を作っているらしい。
多分、キモオタも幾人か混じっていると思う。





【ナダイの石像】




カテドラルの横に建造されている像。
この街の創設者であるナダイを称えるものらしい。



ナダイさんてぇ


皆から慕われる偉人でぇ


なんかすごく強くてぇ


もう死んだってことになってるけどぉ


その死因はハッキリしてないんだよね……?




いや絶対生きてるでしょこれ。


ていうかラスボスでしょ。





なんかもう、像のポージングからしてラスボス感あるやん?







【バザール】




エデン最大の市場。食料品などが多く並ぶ。

この時代に食べ物の略奪も起きず、街が平和を保ち続けられている理由……
それは「イディアル」という通貨が使われているからだという。



通貨、ジュドルじゃないんだ?

いやまあ、あれは帝都支配下での通貨だからここで使われているはずは無いんだけど、RPGとかオンラインとかジュウザ外伝とかでは時系列無視して「ジュドル」を通貨にしてたから、ここでもそうするのかと思ってたよ。


で、当面の生活資金として、キサナから5000イディアルが支給されたのだが、あの娘さっきの囚人闘技で一人だけケンシロウに賭けて大儲けしてたんだから、もう少しカンパしてくれても良くない?ケチくさい聖女様やで。





ちなみに「イディアル」の意味をググったところ、どうやら数学用語らしい。


イデアル (環論)

抽象代数学の分野である環論におけるイデアル(英: ideal, 独: Ideal)は環の特別な部分集合である。整数全体の成す環における、偶数全体の成す集合や 3 の倍数全体の成す集合などの持つ性質を一般化したもので、その部分集合に属する任意の元の和と差に関して閉じていて、なおかつ環の任意の元を掛けることについても閉じているものをイデアルという。

整数の場合であれば、イデアルと非負整数とは一対一に対応する。即ち整数環 Z の任意のイデアルは、それぞれただ一つの整数の倍数すべてからなる主イデアルになる。しかしそれ以外の一般の環においてはイデアルと環の元とは全く異なるものを指しうるもので、整数のある種の性質を一般の環に対して一般化する際に、環の元を考えるよりもそのイデアルを考えるほうが自然であるということがある。例えば、環の素イデアルは素数の環における対応物であり、中国の剰余定理もイデアルに対するものに一般化することができる。素因数分解の一意性もデデキント環のイデアルに対応するものが存在し、数論において重要な役割を持つ。

イデアルは整数の算術から定義される合同算術の方法と同様の剰余環(商環)の構成にも用いられる、この点において群論で剰余群(商群)の構成に用いられる正規部分群と同様のものと理解することができる。

順序集合に対する順序イデアル(英語版)の概念は環論におけるこのイデアルの概念に由来する。またイデアルの概念を一般化して分数イデアルの概念を考えることもでき、それとの区別のためここで扱う通常のイデアルは整イデアルと呼ばれることもある。




なるほど。わらかん。



わからなすぎて涙目になっていたところ、掲示板にて「理想・極致・理想的なもの・典型・崇高な目標」といった意味もあるということを教えていただき、間違いなくこっちだなと思いました。ありがとうございます!!








と、これで一通りエデンツアーが終了したわけだが、まるでそのタイミングを図っていたかのように、事件が発生!


どうやら老婦人が悪党達にイディアルを奪われてしまったらしい。


通貨制度があるから平和なんだってさっき言ってなかったっけ!?






逃げた犯人達を追うジャグレ。

ケンシロウもその後に続こうとするが……




その行く手に現れたのは、全身真っ青にコーディネートしたこの秋先取りのファッショナボウなジジイであった。


「あいつらを追うよりもカジノへ行け」

と、脈絡の無いムチャクチャな誘導をしはじめるジジイ。
しかし仕様上無視することも出来ないので、とりあえず従うことに。





カジノに入ると、第三の羅将っぽい支配人が応対。

犯人達は一度ここに逃げ込むも、すぐに出て行ったとのこと。
なのでもうここに用はないのだが……





何故か半強制的にカジノで遊んでいくよう強要されたので、
しかたなく何回かブラックジャックに興じ……







退店。





……え?どういうこと?


いや、わかるよ。
プレイヤーにカジノをお試し体験してもらいたかったのよね。
これも一種のチュートリアルみたいなもんなんだよね。

それにしたって誘導の仕方が下手すぎるだろ。
もうちょっとこう、ナチュラルにできへんもんかね?








店を出て、改めて悪党達の追跡を開始。
発見したその者達は、隠れるでもなく、余裕こいて広場でだべっていた。




このエデンで、彼らが堂々と悪事を働ける理由。

それは、彼らの親分が「エデン最強の男」だからなのだという。




なに……!? エデン最強!?

そこまで言うからには只者ではあるまい。
おそらく何かしらの拳法の使い手であろう。
更にはこの部下達の下劣さを考えるなら……



今度こそ北斗家の三男坊の出番なのでは!?























誰だよ……

いやホントに誰だよ……




最強どころか名前すらないクソモブの登場にぼくの怒りは爆発。

部下達がやられるのを見てあっさり降参してきた「最強の男」は、一歩でも動いたらボンでお馴染みの秘孔・新伏免を突かれ、必死のマネキンチャレンジの末にあえなく爆死するのだった。





尚、死ぬ直前を写真に撮ったら貞子に呪われた人みたいになって怖かったです。







一件落着後、先ほどの青ジジイの所へ戻ってみると
「ワシは未来を予知できる」とかぬかしながら店に誘い込まれ
「一枚目は無料で差し上げます」と言って「護符」を渡してきた。

セールスだったのかよ……





老人の正体は、「護符屋」
人の背負う「宿星」を見ることができるというその老人は、その宿星の力を顕現できる護符を制作・販売しているのだという。

「護符」にはケンシロウが出会ったキャラクターの宿星の力が込められており、バトル中に使用すればケンシロウに大きな恩恵があるらしい。


原作のケンシロウは、様々な強敵たちとの死闘の果てに哀しみを背負ったり、水影心でパクったりして他流の拳法を使えるようになるわけだが、北斗が如くではそういった展開がないのだろう。で、その「哀しみパワーアップ」の代用品となるのが、この護符システムってことですね。






ちなみに、サンプルとしてもらった「ユリアの護符」を装備して使うと、星のたまり具合に関わらず、バースト状態(服破り)になれるらしい。



ふむふむなるほど……

好きな女のモノを身につけると
服が脱げてパワーアップする

ということですね。










こういうこと?










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