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プレイ日記 【第2回】

序章 絶望の男(2)





シンを倒したケンシロウは、再び荒野へ。
それに合わせ、おなじみのナレーションがはじまる。






199X年 世界は核の炎につつまれた


海は枯れ地は裂け


あらゆる生命体が絶滅したかにみえた


だが……


人類は死滅していなかった!!





今回のナレーションは、山寺宏一さん

「北斗が如く」には、龍が如くシリーズでお仕事された声優さん達が起用されている。そのファミリーの中でも最も北斗の拳と縁深い山寺さんの起用は当然と言えるが、残念ながら特定のキャラではなく、語り部としての登場となってしまった。

だがこれは当然の配役と言える。何故なら「霞拳志郎」というメインキャラを演じておられる以上、下手に別の北斗キャラを演じても違和感しか無いからだ。

というわけで、「蒼天が如く」の際には是非お願い致します。








砂嵐吹きすさぶ砂漠の中を、孤独に彷徨うケンシロウ。

原作通りなら、サザンクロスの後はオアシスへと訪れるはずだが、ここは既に違う世界線。ケンシロウが辿り着いたのは、特に何もないくたびれた村であった。




まげ子発見!

何気に出演率高いよね、まげ子。








原作まげ子 DDまげ子 実写まげ子









村には、ガソリンを求めてやってきた野盗達が。


だが寂れきった村に目ぼしいものがある筈もなく、野盗達は苛立つばかり。

その憂さ晴らしの為に、とある村人達を標的に定める野盗達であったが、彼らのお楽しみタイムは、一人の男によって阻まれた。



怒れるモヒカンが、力任せに男のフードを剥ぎ取る。
その下から現れたのは……







タンクトップだ!!





ボルゲ編での
タンクトップケンちゃんだ!!




つか、ジャケットどうしたの?
シン戦で破いた後に替えが無かったのかな……
バトル中なら無から精製できてたのに……




襲いかかってきた悪党達に、サクッと秘孔をポチるケン。

そしてハイ!いつものやつ!






ヒュウ!!決まったぜ!!


……と思った次の瞬間、ケンシロウもまたその場に昏倒。
とうやら長旅で体力を使い果たしていたらしい。

お前もほぼ死んでるじゃねえか。


しかしさぁ、秘孔で相手を殺すときには「一拳に全エネルギーを集中する」ほどの気力が必要なんだから、こんなヘロヘロな状態で使うんじゃないよ。そういう時の為の岩山両山波だろ?しらんけど。









村にある地下室で、ケンシロウは目を覚ました。

先ほど野盗達に絡まれていた老人と孫娘のルカがケンを運んでくれたらしい。





かわいい。


この地は、かつて自動車産業で栄えた街だったという。故に燃料は豊富にあるものの、かわりに食料が無く、村の男達はみな街から出て行ってしまった。そして老人と子供だけが残されたことで、悪党に狙われるようになり、村人達は地下に隠れて生活しているらしい。


関東近辺で自動車産業が盛んだった地・・・
京浜工業地帯あたりかしら?





旅の目的を尋ねられたケンシロウは、婚約者を探しにきたと回答。

どうやらシンを倒した後、ユリアが何者かに命を救われて生きているという情報を耳にし、その噂を確かめるために旅を続けているらしい。





えっ、ていうかぁ……

その「ユリアの命を助けた者達」てぇ……

南斗五車星でしょ?多分。





助けたという点に関してはグッジョブだ。
でも原作では、その後ユリアを死んだことにすることで、拳王という脅威を遠ざけてたわけじゃない?

今回はそれ全然できてないよね。

ユリアが生きてるのめっちゃ目撃されてるやん。
しかもあの情報弱者で有名なケンシロウにまで知られてるやん。
つまり、確実にもうラオウ様にもバレてるよね。







ケンシロウが探す女の名は"ユリア"。
それ知ったルカたちは、思わず顔を見合わせた。


少し前、この村に訪れた旅の一団がいた。その中に怪我を負った美女がおり、彼女に仕える「従者」達は、その主の怪我を治す方法を探していたのだという。

そしてその従者たちは、彼女の事をこう呼んでいた。

「ユリア様」――――と。






なんで名前で呼んでんだ馬鹿!

モブ幼女にまで将の正体バレちゃってるじゃねえか!
情報管理ちゃんとして!インフォメーションプロテクション!



しかもユリア、怪我してるっていうじゃん。
要するに、助ける時にミスったって事よね。
ユリアの突発的投身自殺を無傷で防いだのはリハクの数少ない褒めるべきポイントだったのに、それすら失ってんじゃん。



……どうやらこっちの世界のヤツは原作に輪をかけた天才軍師様らしいな。
こいつぁヘヴィな事になりそうだぜ。








ユリア達の一団が向かったのは、遥か北にあるという都。


その名は「奇跡の街」


そこには水も食料も燃料も豊富にあり、その地を統治する聖女はどんな願いも叶えてくれるという、まさに「奇跡」のような街なのだという。



俄かには信じられないような話……
だがケンシロウは迷うことなくその地に向かうことを決めた。






別れを惜しむルカに対し、ケンシロウは問う。


「ルカ・・・お前が奇跡の街に行ったら、何を望むんだ?」








かわいい――!!
はいかわいい―――!!


よし!一緒にいこう!
もうあのピンクの子は要らねぇな!君がヒロインだ!







そしてケンシロウは再び荒野へ。
エデンを目指して北へ北へ。




夜のと〜ば〜り〜の中〜 まだ眠〜れない〜
心〜をよぎる〜 君へ〜の想い〜





とか歌っている間に、奇跡の街エデンに到着。







エデン……即ち「楽園」に押し寄せる難民達……



この光景はまさに……







完全に一致





……と、ここでようやくプロローグが終了。


次回からようやく「第一章」となります。














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