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プレイ日記 【第1回】

序章 絶望の男(1)





「北斗が如く」、プレイ開始だぜ!



まずはオープ二……








♪デデデッ デデッ
デデーデデーデデデ
デデデッデデッデー


HEY! HEY! HEY!





  !?




開始と同時にタッボイが流れ始めてエキサイト&パニック。


どうやら「北斗が如く プレミアムエディション」購入特典としてゲットした追加BGMであるタッボイを「ザコ戦用BGM」に設定したことが原因らしい。


いや、ザコ戦というか……

まだオープニングのドあたまなんですけど!?

ちょっと雰囲気に合ってないんで止めてもらえます?









原作序盤のジードやらなんやらはオールカット。

ケンシロウがシンの居城の突入したところからゲームスタート。

まずはチュートリアルとして、KING軍とのバトルから。






基本的なアクションは龍が如くとほぼ同じ。

□ボタン連打してのラッシュコンボから、
ボタンでのフィニッシュブロウへと繋げる。

まあ龍が如くといわず、最近のアクションは大体こんな感じね。





で、ここからが「北斗が如く」のオリジナル要素。


何発か攻撃を当てていると敵がピヨってフラフラしだし、その頭上に○ボタンが表示される。

そこですかさずボタンを押すと秘孔を刺突。





するとアニメ版でいうところの「ピプー」状態となり、敵の体に青い電流が走る!

そうなったら奥義チャンス!






そこでもう一度○ボタンを押せば・・・





 北斗神拳奥義発動!!


これまでの北斗ゲーでは、何かしらのポイントやゲージを消費して奥義を使うのが一般的なシステムであったが、今回の北斗が如くでは一切の消費なし!勿体ないからと常にゲージをフルにしたまま戦う私のようなケチくせえプレイヤーでも気兼ねなくガンガン奥義を連発できる、実に爽快なシステムとなっている。


それにしても顔面に北斗鋼裂把って……ヤバない?

肩は肉だから「引き裂く」で済むけど、頭部って皮下に直ぐ頭蓋骨あるやん?つまりリンゴみたいにグシャッといくってことやん?エグない?



ちなみに、奥義は使えば使うほどレベルアップする模様。

リンゴ、いっぱい潰さなきゃね!(ニッコリ)







戦い続けていると、画面左上の七星ゲージが充填される。
それがフルになったところでR2ボタンを押すと……



服を破ってバーストモードに突入!

この状態になると、攻撃力がアップしたり、ジャンプが可能になったりと色々と能力が強化されるらしい。ファミコン北斗リスペクトやね。


ただ、ひとつ気になったのは……




 バーストモードが終了したときに








 ス……と服が自動再生されること。





ジャケットが復活する謎、解明!!

まさか北斗神拳が錬金術まで精通していたとは。
それともキューティーハニーの空中元素固定装置かしら。







そんな感じで敵を倒して「宿命ポイント(経験値)」を稼いていくと、ケンシロウのレベルがアップし、そのボーナスとして宿命球をゲットできる。




それをこういうやつ↑にハメるとね、ケンシロウの能力がどんどん強化されていくって寸法ですよ。まあお馴染みの成長システムですわね。

オリジナリティが足りないと言われそうだが、独創性を出す為に奇をてらった成長システムを導入してしまうと、大概ロクな事にならないんですよね。そういうゲーム、いっぱい見てきた。だからこういうベタなのでいいんですよ。








さて、大方の戦闘システムを理解できたところでいよいよボスへ……








……ん? あれ? ちょっと待てよ?









ハートが……いない!?







驚異の北斗ゲー出席率を誇る
あのMr.ハートが
まさかの欠勤だと!?



セガもかつてその悪ふざけに携わった側のくせに……





カットの理由は、おそらくまだチュートリアルだからであろう。
まだプレイヤーに操作を覚えてもらっている段階からキャラデザに気合を入れても仕方が無いと判断したのだと思われる。






そして現れたのがこちらのお方。

漫画で早々に退場したことから、ゲームではほとんど1〜2面のボスという弱キャラポジションを与えられてきたが、とうとう今回はチュートリアルボスにまで落ちぶれてしまった南斗孤鷲拳伝承者。


シンちゃんです。







「ユリアを返せ」


そう言い放つケンシロウに対し、シンはいきなりの南斗千首龍撃で先制……することなく、まずはたっぷりとお話を始めた。



「ユリアだと?」

「忘れたのかケンシロウ あの日のことを!」

「お前の婚約者は俺のものになったんだよ」

「忘れたとは言わせんぞ?」

「お前が俺に無様に切り刻まれ……」

「血と涙を流しながら地面に這いつくばったあの日だ」

「お前は拳で俺に勝つこともできず 愛する女を守ることも出来なかった」

「全ては 甘ったれたお前の考えが招いた結果だ」

「その胸に傷を負った程度で死なずに済んだ理由を忘れたのか?」

「お前を殺そうとする俺を ユリアが止めたからだろ?」

「俺に「一生付いていきます」と泣き叫びながらな」

「女に守られ生き延びた惨めな男よ……」

「今なら見逃してやる」

「あの日地獄へ落ちたも同然の奴への最後の情けだ」






煽っていくスタイル!!
ケンシロウの目の前まで近づいて
煽り倒していくスタイル!!



あ〜、この辺りの演出、凄く「龍が如く」っぽい。
圧倒的な台詞量で「雰囲気を作っていく」感じ。

名越さんは「自分たちが原作通りの北斗の拳を作っても仕方が無い」と考えてオリジナルストーリーを選択したって仰ってましたけど、こういう原作シーンに台詞を盛っていくことで、また一味違う形での「北斗の拳」を再現できていますよね。私も確かにオリジナルストーリーのほうがいいなと思ってましたけど、原作のなぞりでも十分魅力的なの作ってくれそう。





しかしケンは、そんなシンのネチネチ攻撃を

「言いたいことはそれだけか?」

と柔の拳で受け流し、効いてないアピール。


うまいこと会話の流れを本筋へと引き戻し、シンのアドリブを強制的に終了させることで、ようやく原作さながらのシンとのバトルが始まった。






獄屠拳ぽい蹴りや





千首龍撃っぽい連続突きや





原作で獄屠拳を繰り出した時のような意味深なジャンプをするも特に何もせず着地してその後に高速ダッシュからの胸倉掴みというよくわからない行為や





そのどれよりもケンシロウのリアクションのいいストンピングなどを駆使して攻め立ててくるシン。







しかし、所詮はチュートボス。
さして苦戦することも無く、ケンシロウは怒りの拳でシンを打ち倒す。
勝敗は、一年前とは真逆の結果となった。



本来ならこの後、あの死に様へと繋がっていくわけだが……

原作ではこの場にいたはずのバットの姿もなく、ユリア人形の姿も無い。

ここはもう原作北斗の拳とは違う世界線なのだ。

既に未来は変わり始めている。






そしてどうやらこっちの世界では、ケンが少々強く殴りすぎたらしい。


結局シンは、柱に吹っ飛ばされてから一度も立ち上がることなく……










死んだ。












サラダバー、無し!!


野菜の価格高騰の余波が
こんなところにまで!!








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