では実践に入りましょう。
一人スゴロクの開幕です。
桃シロウと
青シロウの擬似2人プレイでスタート。
パープルなレイとピンクのマミヤはバンダイの拘りなのかね。「対決!牙一族」と時もこのカラーリングだったけども。
8マスほど進んだところで
木人形狩り隊と強制対決。
基本的にこのスゴロク、
10マス以内に必ず強制ストップマスがあるので、サイコロの出目で差がつくことは殆ど無い。バトルの勝敗が全てだ。
・・・果たしてこれはスゴロクなのか?
しかしカサンドラに向かう途中なのに、なぜに木人形狩り隊なのか?
こいつらもうカサンドラ時点では死んでるはずでは?
ま、
ギュウキの肌の色はこれ完全に死んでる人のそれですけど。
それではバトルのやり方を紹介していこう。
各プレイヤーにはあらかじめ上の3種の
北斗神拳奥義カードが配られている。
色々な絵柄があるが、大事なのは
左上の星の色だけだ。
この中からまず一枚を選んで提示する。
次に裏向けに伏せてある
北斗神拳カードを一枚ドロー。
これは上で紹介した
「北斗神拳奥義カード」とは別モノになる。
「北斗神拳奥義カード」と
「北斗神拳カード」……
なんでこんな似た名前のカードにしてしまったのか。
俺達は試されているのか。
選んだ奥義カード、そしてドローした神拳カードを並べる。
この両枚の
左上にある★の色が一致していればプレイヤーの勝利となる。
上図のように不一致の場合は、
神拳カードに記されている「条件」を満たすことが出来れば勝利。
駄目だった場合は敗北となり、次ターンで再勝負となる。
今回の場合、奥義カードの星が黄色なので、「黄色の★マークの場合の勝利条件」を確認。
「サイコロを1回振って2か5を出せば勝ち」とあるので、これをクリアとなれば勝利となる。
うむ、簡潔明瞭で解りやすい。
ちなみに上の画像のように、
対決ストップマスは基本的に二連続している。
つまり
勝利したとしても次回も必ずバトルなのだ。
更に先ほども言ったが、各ストップマスの間隔は10マスにも満たない。
故に
この2連戦を切り抜けてもすぐにまた連戦が始まるのだ。
時はまさに世紀末。
のんびりスゴロクなんぞさせやしねぇ。
お前を待つのは闘いの荒野だけなんだという熱いメッセージを感じる仕様だ。
しかしそんな闘いの荒海を全く進むことが出来ない青シロウは、ドロ沼3連敗。
ここまでで消費された北斗神拳カード5枚に青星が無い事から、今度は来るんじゃないかという浅はかな読みで青の奥義カードを提示する。
が……駄目っ……!
どう見てもテヘペロピースな二指真空把の前に打ち砕かれる確率と言う名の信仰。
全然進まへんやんけ。これ子供だったらもうボードぶん投げてるぞ。
次の対戦相手は
アミバとその部下。
よくみたら背後には親友のネバダさんもいますね。
つーかこのゲーム、「カサンドラ伝説ゲーム」ってタイトルだけど、アミバ編も入ってるということなのね。トキを救い出す事が最終目標のゲームなんだから、ニセトキ編も入れとかなきゃ駄目だろうってことなんだろうか。
お次は
カサンドラ処刑部隊。
やっとカサンドラ要素が出てきた。
なお、この時点で残る北斗神拳カードは4枚だったのだが、消費されたカードの枚数から見て、残る4枚とも青星であることが確定だったので、両者とも星カラー一致による突破となった。
単純な運ゲーでなく、こういった記憶力等も求められるわけだ。
なかなか良く考えられたゲームじゃないか。
マミヤの案内でカサンドラへと向けて進行する一行は
原作の
峻険な山岳地帯をイメージしたルートへと入り
遂に舞台は3Dへ。
ここ!ここがこのスゴロクの一番の山場ですよ!山だけに!
この超楽しそうな立体マス、大げさなセットに割りに全部で4つしかないのが残念だが、この山脈で待つのは
カサンドラ兵との怒涛の4連戦なので、嫌が応にも長時間滞在させられることになる。嬉しいやら面倒臭いやら。
苦労の末に、遂にカサンドラの主門の前へとたどり着いた桃シロウ。
立ちはだかるは勿論
ライガ・フウガ。
戦闘方法は他の雑魚と一緒だが、その後には
開門チャレンジが待っている。
勝利後、サイコロで奇数を出さなければ門は開かれず、その場合は再びこの褐色筋肉ダルマーズとのバトルからやり直さねばならないのだ。
なんでやねん。
逆ギレか?自分たちの力で門を開けれなかったから逆ギレしてんのか?
なんとか開門に成功し、茶室が如き狭い門をくぐると
遂に
ウイグル獄長と御対面。
が、ここでは闘わない。マジで
御対面しただけ。
お楽しみは、前回紹介した第二ステージに移ってかららしい。
うーむ、ボードゲームでまさかの"ヒキ"をくらうとは・・・・