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ストーリー 登場人物 流派・奥義 STAFF



登場人物

ケンの仲間達


ケンシロウ
 北斗神拳の伝承者。恋人のユリアと共に旅に出ようとするが、シンにユリアを強奪され、更にジャギの手によって谷底へ。その後、リンの心の叫びによって目覚め、ユリアが残した花の種をリンに託した。
 自らの名を貶めようとしていたジャギを葬った後、シンの待つサザンクロスへ。だが既にシンは倒されており、ユリアはラオウの手に落ちた事を知らされた。その後カサンドラへと駆けつけるが、友のレイもラオウの凶拳の前に倒れ、さらに師父リュウケンまでもが殺された事を知り、激怒。ラオウと命をかけた死闘を繰り広げ、敗北したものの、とどめはさされず、痛み分けに終わった(ビデオ版では引き分け)。その後、激闘に巻き込まれて吹き飛ばされたユリアを探し、再び放浪の旅へと出た。


ユリア
 ケンシロウの恋人。南斗聖拳の血を引いている。
 荒廃した世の中をケンと共に生きようとしていたが、シンに無理矢理連れ去られ、サザンクロスへ。ケンが生きていることを知り、逃亡を決意するが、今度はラオウに捕まってしまう。リンから自らの種が芽を出したことを知らされ、励まされるも、ラオウはその花を見て激怒。その花を咲かせた犯人を炙り出すため、張りつけにされた。その後、救出にきたケンと再会を果たすも、激闘の闘気に巻き込まれ、何処かへと吹き飛ばされた。
TVアニメではシンに連れ去られた後は髪が紫になっていたが、本作ではずっとオレンジ。


リン
 戦争によって両親を火事で失い、喋ることができなくなった少女。ZEEDのメンバーに殺されそうになった時、不思議な力に目覚め、声無き叫びでケンシロウを覚醒。二度に渡りケンに命を救われた。その後、秘孔によって声を取り戻し、去り際にケンからユリアの花の種を託された。
 暫くの後、村を発ち、再会したケンに種が芽を出したことを報告。更にカサンドラにてユリアの姿を発見し、彼女にも花の種を見せた。その後、ラオウとケンシロウの闘いを見守り、決着間近というところで闘いを制止。時代のために早く大きくなるようラオウから告げられた。
TVアニメでは髪が茶だったが、本作ではピンク。


バット
 リンと同じ村で暮らしている少年。ZEEDのメンバーに襲われ殺されそうになるが、突如表れたケンシロウによって命を救われた。
 預かった花の種が芽を出したことを報告するため、リンと共に村を発ち、ケンと再会。その後、カサンドラでユリアの姿を目撃し、獄舎の中に潜入。ユリアにも花の芽を見せ、勇気を与えた。


レイ
 南斗水鳥拳の使い手。妹を連れ去った七つの傷の男を探し、旅を続けている。
 立ち寄った村で目的の男がケンシロウであることを知るが、その直後に本物のケンシロウが登場。犯人はジャギなる男であると告げられ、ケンと共にジャギのもとへと赴き、アイリの救出に成功した。そのケンの生き様や、アイリに勇気を与えたリンを見て、彼等がこの世界に必要な存在である事を確信した。
 リン、バットと旅を続ける中、ユリアの姿を目撃。張りつけにされたユリアを救うため、拳王に挑みかかったが、手も足も出ず完敗。駆けつけたケンに、お前は時代のためにも死んではならないと言い残し、死亡した。


リュウケン
 ケンシロウ達の師父。次期伝承者にケンシロウを指名した。
 天を目指そうとするラオウの拳を封じようとするも、敗北し、座したまま死亡した。


アイリ
 レイの妹。結婚式をおこなう予定だったが、ジャギによって連れ去られ、奴隷に。ジャギを見て怯えたために眼の光を奪われ、さらに過酷な日々に耐え切れず、記憶を失った。後にケンとレイによって救出され、秘孔により記憶を復元。それでも恐怖により目を開こうとしなかったが、リンが咲かせた花に勇気と希望を貰い、再びその目に光を取り戻した。TVアニメでは髪がピンクだったが、本作では青。



拳王軍


ラオウ
 北斗の長兄。荒廃した世紀末の覇権を握るため、天を目指す事を宣言。師父リュウケンを殺害した後、拳王軍を作り上げ、自らを拳王と名乗った。
 各地を制圧する中、サザンクロスにいたユリアを捕らえ、カサンドラへ収監。ユリアを助けるために名乗り出てきたレイと戦い、圧勝。その後、駆けつけたケンシロウと一騎打ちに臨み、辛くも勝利を収めるが(ビデオ版では引き分け)リンの声を受け闘いを中断。リンが選ばれし存在である事を見抜き、早く大きくなるよう告げ、何処かへと去った。


黒王号
 ラオウの愛馬。行進中、野次馬の中にいるリンの気配にいち早く気付き、歩みを止めた。


ウイグル
 拳王の側近。レイに泰山流の鞭術で挑んだが、南斗水鳥拳で身体を輪切りにされ、あっさりと敗北した。


ガルフ
 拳王配下の一人。拳王軍の行進に声援を送るよう村人達に指示し、テンポがずれていた男を握り殺した。


拳王軍兵士
 全身黒尽くめの鎧を纏った拳王軍の兵士達。恐れを知らぬその戦い方で、牙一族を圧倒。しかし華山鋼鎧呼法を使った牙大王の前では歯が立たなかった。その後、ラオウとケンシロウの激しい戦いに巻き込まれ多数死亡。



KING軍


シン
 南斗聖拳の使い手。ケンシロウとは幼き頃から兄弟のように育った仲だったが、ジャギに唆され、ユリアを力ずくで手に入れることを決意。ケンとの対決に勝利し、胸に七つの傷を突け、ユリアを連れて立ち去った。
 その後、ユリアを喜ばせるために戦い続け、栄華の街サザンクロスを建国。だがユリアの心を掴むことは出来ず、さらには拳王軍の侵攻を受け、街は壊滅。ユリアを取り戻すためにラオウに挑み、敗北した。その後、訪れたケンシロウにすべてを話し、ユリアはカサンドラにいることを伝えて死亡。

カーネル
 シンの手下。軍の指揮をとって拳王軍を迎えうったが、ユリアの捜索を疎かにしたため、シンによって殺された。


シンの部下
 シンに仕える者達。 サザンクロスに攻めてきた拳王軍を迎え撃ち、全滅した。



ジャギ軍


ジャギ
 北斗四兄弟の三男。伝承者がケンシロウの決まったことを不服に思い、辞退するよう脅迫。しかし返り討ちに遭い、秘孔を突かれ、醜い頭へと変えられた。その後、シンをそそのかし、ユリアを強奪させることに成功。シンに敗れたケンを谷底へと落とし、北斗神拳伝承者を勝手に襲名した。
 その後、ケンの名を騙って悪行を続ける事で、その名を貶める作戦を展開。訪れたケンとレイを、人質のアイリを使って戦わせようとするが、兄を尊敬しないケンシロウの態度を思い出し自ら葬る事を決意。屋上にてタイマンに臨んだが、シンを唆したのは自分だと明かした事が裏目となり、ケンの怒りの拳の前に抹殺された。


フォックス
 ジャギの部下。村人達にジャギの胸像を見せ、その男がケンシロウであると吹聴してまわっていた。突如現れたレイに挑みかかるが、今度は背後からケンシロウが現れ、顔面を殴られて爆死。
 袖の刃は出したものの、跳刃地背拳を披露することは無かった。


ジャッカル
 ジャギの部下。ハートを呼び寄せたとジャギに報告したが、ジャギが眠っていたため、顔にかけてあった布をとってしまい、その素顔を目撃。そのおぞましさに恐怖したため、ジャギによって殺された。


ハート
 ケンシロウに対抗するため、ジャギが呼び寄せた男。アジトの前でケンとレイに立ちはだかった。ゴムのような身体でケンシロウの攻撃をも無効化したが、北斗柔破斬により脂肪の塊へと変えられ、爆死。


ジャギの部下
 ジャギの手下達。ジャギと共に、ケンシロウの名を貶める活動を展開。アジトに乗り込んできたレイによって全員殺された。




その他


シンの師
 シンの拳法の師匠。名前だけ登場。北斗と南斗は争ってはならないとシンに教えた。


ZEED
 盗賊集団ZEEDのリーダー。水と食糧を奪うため、リンの住む村に攻め込むが、ケンシロウの北斗神拳によってメンバーもろとも一網打尽にされた。


ZEEDメンバー
 盗賊集団ZEEDのメンバー。バギーで逃げるバットとリンをしつこく追い回し、カーチェイスの末に食べ物を強奪。その後殺そうとするが、ビルをぶっこわしながら表れたケンシロウに全員皆殺しにされた。
 残りのメンバーはリーダーと共にリンの村を襲撃したが、ケンシロウに飛び掛り全滅。


リンの村の人々
 リンやバットらが暮らす村。ZEEDの襲撃を受けるが、ケンシロウの活躍によって救われた。原作に出てきた長老も登場。


十字剣ヌンチャクの男
 女装したレイを女だと思い込み、ついてきた男。正体を知って怒り狂い、十字剣ヌンチャクで襲い掛かったが、交錯した瞬間に両腕を切断された。殺害シーンや部下の存在などは省かれている。


ジャギに支配される村の人々
 フォックス率いるジャギ一味に支配される村。ジャギの胸像を見せられ、その名をケンシロウだと答えさせられた挙句、褒美にと村人の首を切ることを強要。断るとハンマーで殴り殺される、という非道な扱いを受けた。


レイの村の人々
 レイの家族が住む村の人々。レイの留守中にジャギ一味によって皆殺しにされ、アイリを連れ去られた。名前だけ登場。


牙大王
 牙一族の王。辺境の国を支配して面白おかしく暮らしていたが、拳王軍の侵攻を受け、全面戦争に。劣勢の中、華山鋼鎧呼法による鋼鉄の肉体で孤軍奮闘するも、拳王の闘気波を受けて爆死した。


牙一族
 辺境の国を支配する一団。侵攻してきた拳王軍と戦ったが、恐怖を知らず攻めてくる拳王軍団の前に次々と殺された。


カサンドラの人々
 鬼の哭く街カサンドラに暮らす人々。帰還した拳王軍に出迎えの声援を送らされたりした。原作とは違い、カサンドラ内にも普通に村人達が暮らしている様子。