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ユリア伝
ストーリー 登場人物 流派・奥義 STAFF



登場人物

主人公


ユリア
 南斗正統血統を継ぐ女。自らの持つ予知の力に怯えていたが、いつかその力の意味を知る日まで御護りするとダーマから約束された。その後、リュウケンの元に預けられるため、北斗の寺院へ。そこでのラオウやケンシロウとの出会いにより、失っていた感情を取り戻した。

 数年後、ケンシロウと恋仲になるが、シンに無理矢理連れ去られサザンクロスへ。愛犬トビーにケンへのネックレスを託し、城から身を投げたが、五車星の救助により一命を取り留めた。南斗の城へと向かう道程の中で、拳王軍によって地獄と化したこの世の姿を目撃。南斗最後の将を務めるダーマと再会し、この世に光を取り戻すため、今度は自分が将の仮面を被る事を決意。軍を作り、ケンシロウを迎え入れ、北斗と南斗が一体となる事を約束した。

 将としての責務を全うする中、ケンシロウが聖帝軍に捕らえられたと聞き、出陣。砂漠で行き倒れるケンの姿を発見したが、その場はラオウに任せ帰城。その際、自らがケンを選んだのは、彼の救世主の道についていくことが己の宿命であるからだと悟った。その後、サウザーを倒したケンにトビーがペンダントを渡したのを見て、彼が北斗と南斗に仕える星を持つ犬であり、宿命に命を尽くしたのである事を知った。






ユリアの家族




ダーマ
 ユリアとジュウザの保護者。自らの予知能力に怯えるユリアに対し、いつかその力の意味を知る時がくると告げ、その日まで自分が守ることを約束。その後、北斗の寺院へと赴き、リュウケンにユリアを預けた。

 数年後、南斗最後の将としてユリアと再会。ユリアが訪れる日までその代役として将をつとめる事こそが、幼き頃の「約束」であったことを告白。軍を作り、その頂点にケンシロウを迎え入れるよう進言し、病に果てた。


トビー
 北斗の寺院前に捨てられていた犬。おそらく犬種はブルテリア。ユリアに拾われ、北斗の寺院で共に過ごし、その長寿さでリュウケン等を驚かせた。

 数年後、シンに連れ去られたユリアと共にサザンクロスへ。死を覚悟したユリアからペンダントを託され、ケンに渡すよう告げられた。聖帝没後、ケンに駆け寄ってその役目を遂行し、何処かへ。それを見たユリアは、彼が北斗と南斗に仕える忠義の星を持つ犬であり、その宿命に殉じてユリアを命がけで導いたのだと語った。


リュウガ
 ユリアの兄。幼き頃、ダーマに連れられ飛行機に乗ろうとしていたが、ユリアが突如逃げ出したため、後を追って屋上へ。飛行機に乗り遅れてしまうが、直後に機体が爆発し、ユリアが天の声でその事を察知していたことを知った。






五車星・義勇軍




リハク
 南斗五車星の一人。海の称号を持つ男。他の五車星と共にサザンクロスへと訪れ、ユリアを救出。シンからユリアを預かり、南斗の都へと案内した。その旅の中で、ラオウがこの世に齎した暗黒の世の現実を、ユリアに見せた。


フドウ
 南斗五車星の一人。山の称号を持つ大男。他の五車星と共にサザンクロスへと訪れ、ユリアを救出した。


ヒューイ
 南斗五車星の一人。風の称号を持つ男。ケンシロウがサウザーに捕らえられたことを報告した。


シュレン
 南斗五車星の一人。炎の称号を持つ男。他の五車星と共にサザンクロスへと訪れ、拳王軍が迫ってきている事を伝えた。

トウ
 リハクの娘。五車星と共にサザンクロスへと訪れ、ユリアを救出した。


義勇軍
 ラオウと闘うために、南斗最後の将のもとへと集まった者達。救世主と信じるケンシロウにあやかり、腕に白い布を巻いている。




北斗




ケンシロウ
 北斗神拳伝承者。幼き頃、北斗の寺院に訪れたユリアと対面。トビーをその手に返した優しさで、ユリアに感情を取り戻させた。
 伝承者となった後、ユリアと共に旅に出ようとするが、シンに敗北。胸に七つの傷をつけられ、ユリアと連れ去られた。
 サウザーを倒した後、どこからともなく現れたトビーと再会。首に結び付けられていた、ユリアのペンダントを受け取った。


ラオウ
 北斗四兄弟の長男。ケンシロウが伝承者となった後、自らを拳王と名乗り、覇王として君臨。人々を暴力で支配し、世界を暗黒へと変えた。
 シンからユリアを奪うため、サザンクロスへと進軍。だがユリアが既に死んでいると耳にしたため、シンの処遇をケンシロウに預け、撤退した。


トキ
 北斗四兄弟の次男。ケンとユリアをかばい、死の灰を浴び、伝承者への道を断念した。
 数年後、南斗最後の将として診療所に運ばれてきたユリアと再会。病を癒した後、レイの遺髪を渡し、凄絶に生きたレイの宿命を語った。


ジャギ
 北斗四兄弟の三男。ケンシロウが伝承者となったことに納得できず、辞退するよう銃で脅迫。しかし逆に秘孔を突かれ、頭を変形させられた。その後、シンにケンを倒させるため、ユリアを奪うよう唆した。後に、レイの妹アイリを拉致。


リュウケン
 先代北斗神拳伝承者。ケンシロウ達の師父。ダーマからユリアを預けられ、北斗四兄弟と共に育て上げた。ラオウとケンシロウを虎と退治させた結果、次期伝承者をケンシロウに決定した。




拳王軍




ソウガ
 拳王軍の軍師。サザンクロスへの遠征に同行し、KING軍を鎮圧した事を報告した。


レイナ
 拳王親衛隊の隊長。サザンクロスへの遠征に同行した。


拳王軍
 拳王に仕える兵士達。サザンクロスへと進軍し、KING軍を鎮圧した。


黒王号
 ラオウの愛馬。




KING軍




シン
 KING軍の王。南斗孤鷲拳の伝承者。
 ジャギに唆され、愛するユリアをケンシロウから奪う事を決意。南斗獄屠拳でケンを倒し、その胸に七つの傷を突けた。その後、ユリアのために略奪を繰り返したが、それが逆にユリアを苦しませてしまい、彼女を城から身投げさせてしまう結果に。五車星によって救われたものの、拳王がサザンクロスに向かっている事を知り、五車背にユリアを預け、自らはユリア殺しの悪名をかぶった。


KING軍
 KINGこと南斗孤鷲拳のシンに仕える兵士達。捕らえた村人をサザンクロスへと運び、奴隷にしている。拳王軍にサザンクロスを取り囲まれ、降伏した



その他の軍閥、盗賊




サウザー
 聖帝軍の王。ケンの北斗有情猛翔破で敗れ去った。


聖帝軍
 聖帝サウザーに仕える兵達。サウザー死亡後、解散した。


冥王軍
 拳王軍に逆らう軍団として名前だけ登場。ならず者の集まりらしい。


レイを女と勘違いした盗賊
 マントをかぶって逃げるレイを女だと思い込み、おいかけていた盗賊達。正体を現したレイによって殺され、食糧を奪われた。原作の十字剣ヌンチャクの男達とは別人。


ケンの首を狙った盗賊
 砂漠で行き倒れたケンを発見した盗賊達。その首を獲って聖帝に献上しようとしたが、駆けつけた五車星やトビーによって追い払われた。




その他




レイ
 南斗水鳥拳伝承者。七つの傷の男に拐われた妹・アイリを追い、旅をしている。
 将の意思により、五車星に捕らわれ、城へ。将と対面し、己の持つ星が義の星であることを予知され、ケンシロウという男と会うよう告げられた。
 その後、ラオウに秘孔新血愁を突かれ、残り三日の命に。死ぬ直線、ケンシロウと引き合わせてくれた恩義の証として、トキに白髪を託し、南斗最後の将に渡すよう頼んだ。


アイリ
 レイの妹。七つの傷の男に拐われた。


アテンダント
 文明が滅びる以前の空港で働いていたアテンダント。飛行機の離陸を遅らせてくれとダーマに頼まれたが、実行しなかった。


試験に使われた虎
 北斗神拳伝承者を選ぶため、リュウケンがケンとラオウにけしかけた虎。ケンシロウの前では死を覚悟したが、ラオウの前では死を恐怖した。ラオウに首を切り落とされ、死亡。


アイリの婚約者
 アイリと婚約するはずだった男。結婚式の当日、ジャギ一味によって殺された。


シェルターに避難する人々
 死の灰から逃れるため、シェルターに避難した人々。


KING軍に捕らわれた奴隷達
 KING軍に奴隷として捕らわれた者達。奴隷の証として、十字マークの焼印を押された。拳王軍の所為で、あつめられる数が少なくなっているらしい。


聖帝軍に捕らわれた子供達
 聖帝軍の子供狩りで連れ去られた子供達。崖の上にいる南斗義勇軍の姿を発見し、騒いだ。