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流派・奥義紹介(2)


北斗神拳 北斗三家拳 極十字・西斗・他



北斗孫家拳

三国志の時代、三人の英雄を守護するために北斗神拳から分派した北斗三家拳の一つ。拳名に「孫」の字があることから、かつて呉の国を治めた孫家を守護していた拳であると思われる。作品内で使用しているのは、霊王(芒狂雲)、シャルル・ド・ギーズと、彼らの師父の三人。実力的には芒狂雲がギーズを凌いでいるが、伝承者の印可を受ける前に師父を殺害しているので、正式な伝承者ではないと思われる。

闘気を自在に操る「操気術」を奥義とし、掌から発する闘気で物の形を変えたり、銃弾の軌道を変えたりすることができる。逆に、相手の闘気を吸い取ることもでき、敵の力を削いで闘いを有利に運ぶことも可能。TVアニメ版では放たれた無数の銃弾を闘気ですべてガードしてみせた。芒狂雲との戦いでこの術を会得した拳志郎は、後に闘気を持って秘孔を突く奥義「天破活殺」を体得している。

その闘気の源は"狂気"であり、自ら狂気を高めて究極を闘気を纏うという奥義まで存在する。その果てに存在するのが、経絡秘孔の位置を自在に変えられる究極奥義「秘孔変位」であり、芒狂雲は狂気と阿片の力を借りて、史上初めてこれを体得した人物となった。だが、師父の言葉によると、狂気の力を借りねばならない北斗孫家拳は所詮"人間の強さ"であり、天帝の守護神の血を引く"神"である北斗神拳には敵わないとされている。



北斗孫家拳 奥義

気絶させる術 使用した話数:27話
使用した人物:芒狂雲
使用した相手:呉東来

芒狂雲がやかましい呉東来を黙らせるために使った術。顔前に手をかざし、闘気を噴射することで、呉東来を僅かな時間だけ気絶させた。



操気術
そうきじゅつ
使用した話数:27、33、アニメ17話
使用した人物:芒狂雲 ギーズ
使用した相手:拳志郎 芒狂雲 紅華会

 "気"を自在に操れるという北斗孫家拳の極意。対象に向けて掌をかざす事で、様々な事象を起こす事が出来る。霊王はこの奥義で、フォークやナイフを変形させて球状の弾へと変えたり、奥義「操気掌」にて拳志郎の闘気を抜いて弱らせたりした。
 一方シャルル・ド・ギーズは、自ら放った銃弾の軌道を変化させるという技を披露。霊王に傷を負わせたものの、紙一重で躱されたため、を額を撃ち抜くまでには至らなかった。
TVアニメ版では、紅華会から放たれた四方八方からの銃弾を、気のバリアでガードするという技も見せている。

 後に霊王との戦いでこの技を会得した拳志郎は、「相手に触れずして闘気を持って秘孔を突く」という秘奥義、天破活殺を修得している。



操気掌
そうきしょう
使用した話数:28話
使用した人物:芒狂雲
使用した相手:拳志郎

敵の闘気を抜き、力を削ぐという技。拳志郎との初戦時に芒狂雲が使用し、拳を交える前に膝をつかせるほどの威力を見せた。しかし一気に放出された気を吸いきることが出来ず、かざした手を後方へと弾き飛ばされるという方法によって破られた。



狂神魂
きょうしんこん
使用した話数:35、37話
使用した人物:芒狂雲
使用した相手:拳志郎、孫家拳の師父

自らの頭部の秘孔を突く事で、頭蓋骨を変形させ、狂気を究極にまで高めるという奥義。狂気を闘気の源とする北斗孫家拳ならではの技。芒狂雲が、拳志郎や師父との戦いの際に使用した。拳志郎に敗北した後、効果は切れている。



秘孔変位
ひこうへんい
使用した話数:36〜37話
使用した人物:芒狂雲
使用した相手:拳志郎、孫家拳の師父

気と血流を変え、己の秘孔の位置そのものを自在に変えていくという奥義。北斗孫家拳の究極奥義であり、未だかつて芒狂雲以外に会得したものはいないとされている。その会得には自らの秘孔を突かねばならず、狂雲はその恐怖に打ち勝つために阿片の力を借りた。狂気の力を借りて闘気を高めなければ使用する事ができないらしいので、狂神魂との併用は不可欠であると思われる。
 拳志郎や師父との戦いで使用し、見事に秘孔突きを防いで見せたが、どうやっても移動させる事が出来ない「秘孔奇穴」の存在を知らなかったため、拳志郎にはそこを突かれて破られた。



孫家拳を忘れさせる秘孔 使用した話数:37話
使用した人物:孫家拳の師父
使用した相手:芒狂雲

北斗孫家拳の師父が芒狂雲に突いた秘孔。全ての孫家拳の知識を全て消し去る事で、北斗神拳に挑もうとする狂雲を止めようとした。しかし秘孔変位によって位置を変えられていたため効果を発揮しなかった。本来は両胸の下辺りにあるらしい。



全ての記憶を奪う秘孔 使用した話数:39話
使用した人物:芒狂雲
使用した相手:潘玉玲

過去の自分の記憶の全てを失う秘孔。玉玲の命を奪うはずだった芒狂雲が、彼女の優しさを見て殺せなくなったため、代わりにこの秘孔を突く事で拳志郎への復讐とした。後に記憶は蘇っている。



秘雷孔
ひらいこう
使用した話数:64話
使用した人物:芒狂雲
使用した相手:潘玉玲

複数の秘孔を突くことで、"秘孔の地雷"ともいうべきものを体内に仕込む術。仕掛けられた者に不用意に秘孔を突くと、複数の秘孔に連動し、肉体が爆発してしまう。霊王が玉玲の身体に仕込んだことにより、拳志郎は安易に玉玲の記憶を取り戻す事が出来なくなった。



調気呼吸術
ちょうきこきゅうじゅつ
使用した話数:79話
使用した人物:シャルル・ド・ギーズ
使用した相手:己自身

水中で10分以上は息を止めていられるという呼吸術。北斗の拳の基礎。水中に沈みゆく船から脱出するため、ギーズが使用した。他にも拳志郎、張太炎、五叉門党の者達も使用している。



傷が裂けるのを抑える秘孔 使用した話数:106話
使用した人物:シャルル・ド・ギーズ
使用した相手:己自身

傷が裂けるのを暫く抑える事ができる秘孔。ただし痛みは抑えられないので、地獄の苦痛にのたうちまわることになる。飛燕に身体を切り裂かれたギーズが己自信に使用し、僅かに命を延ばすことで、拳志郎に会うまでの時間を稼いだ。両胸に全ての指を突き入れるように使用する。





北斗曹家拳

三国志の時代、三人の英雄を守護するために北斗神拳から分派した北斗三家拳の一つ。拳名に「曹」の字があることから、かつて魏の国を治めた曹家を守護していた拳であると思われる。伝承者は章大厳であるが、作中で息子の張太炎へと受け継がれた。

北斗神拳に匹敵するほどの破壊力を持つ剛の拳であり、凄まじい威力を持つ突きや蹴りで、相手の肉体を破壊することを旨とする。ゆえに師父・章大厳を倒すことを目指した張太炎は、柔の技である爆龍陽炎突や幻夢百奇脚を編み出し、「剛」と思わせておいて「柔」の奥義を繰り出すという奇襲の拳を身につけた。しかし拳志郎に言わせれば、それは父への憎しみが生み出した奇拳であり、ただひたすら拳を極めて神域に至る北斗神拳には及ばないとされ、事実闘いの中でその柔の拳の死角を見抜かれていた。

秘孔術では、脳を直接操る事で「意思に関係なく自在に相手を動かす」事を得意とする。僕へと変えられた者は、完全なる操り人形と化し、仲間を暗殺せよとの命令にも逆らう事が出来なくなる。後に太炎との戦いを経て、拳志郎もこの術を会得した。

伝承者の印可を受けるには、先代伝承者と死を賭して戦うことでその実力を認められなければならない。それはたとえ両者が親子であっても避けられぬ宿命であり、それ故に章大厳は、実子である烈山に曹家拳の道を歩ませようとはしなかった。一方、妾腹の子である張太炎に拳の才能を見出した大厳は、彼に曹家拳を伝承し、後に自らを破った太炎に北斗曹家拳伝承者の印可を与えた。

一門には五叉門党と言われる武装集団が存在し、北斗曹家拳伝承者とそれに准ずる者を守護する役目を負っている。大厳は彼らに、いずれ太炎が己を越える日までその身を守り続けよとの勅命を与えていた。





北斗曹家拳 奥義

九神奪命
くしんだつめい
使用した話数:49話
使用した人物:張太炎
使用した相手:除詠進

突いた相手を僕へと変え、己の意思通りに動かせるようになる秘孔。ギーズの秘書である除詠進に使用し、ギーズを銃で暗殺するよう命じた(結果は失敗)。点穴位置は後頭部に有り、太炎が突いたその箇所には深い穴が残されていた。TVアニメ版での説明によると、これは剛の拳である曹家拳ならではの痕であるらしい。



堕天掌
だてんしょう
使用した話数:52話
使用した人物:張太炎
使用した相手:拳志郎

死の宣告を意味する構え。高速で腕を動かしていくつかの型をとった後、最後に両手の親指を下に向けた構えを取る。張太炎が拳志郎への挑発の為に使用した。



自決の秘孔(1) 使用した話数:53話
使用した人物:一星
使用した相手:己自身

五叉門党の一番星が自決するために突いた秘孔。拳志郎の秘孔によって情報を吐かされそうになったため、それを阻止するために使用した。喉の辺りにある。



己を持ち上げさせる秘孔 使用した話数:58話
使用した人物:張太炎
使用した相手:馬賊

張太炎が2人の馬賊に使用した秘孔。自らの意思とは関係なく、太炎の足を抱え上げさせられ、踏み台代わりにされた。



意思通りに喋らせる秘孔 使用した話数:アニメ19話
使用した人物:張太炎
使用した相手:馬賊

己の意思とは関係の無い言葉を言わされる秘孔。太炎が馬賊の頭目に使用し、彼に「みんな〜よく聞けよ〜」と言わせる事で、周囲の馬賊達を己に注目させた。TVアニメ版にのみ登場。



銃を撃たせる秘孔 使用した話数:アニメ19話
使用した人物:張太炎
使用した相手:李秀宝の手下の馬賊

自らの意思とは関係なく、銃を撃ってしまう秘孔。太炎が李秀宝の馬賊達に使用し、その場の警官隊を撃ち殺させた。TVアニメ版にのみ登場。



腰を前後に振り続ける秘孔 使用した話数:62話
使用した人物:張太炎
使用した相手:紅華会の構成員

太炎が己の部下に突いた秘孔。「(李秀宝を)犯りますか?」といって腰を振っていた部下に使用し、そのまま激しく越を前後に振り続ける状態にした。



秘雷孔
ひらいこう
使用した話数:71話
使用した人物:張太炎
使用した相手:モグラの普

複数の秘孔を突くことで、"秘孔の地雷"ともいうべきものを体内に仕込む術。仕掛けられた者は、不用意に秘孔を突かれると死に至る。張太炎がモグラの普に使用し、自白秘孔を突かれた際には身体がシワシワになって爆死するという仕掛けを施した。結局、拳志郎に看破され不発に終わったが、その後仕込んだ張太炎自信によって発動させられ、普の処刑に使われた。



自白させる秘孔 使用した話数:71話
使用した人物:張太炎
使用した相手:モグラの普

相手の意思に関係なく自白させる秘孔。「拳志郎がこれを突いたら秘雷孔が発動してモグラの普は死ぬ」筈だったが、普が作戦を失敗しておめおめと戻ってきたため、その制裁として張太炎自信がこれを突いて秘雷孔を発動させた。



脚の傷を塞ぐ秘孔 使用した話数:77話
使用した人物:張太炎
使用した相手:己自身

太炎が拳志郎に斬られた大腿の傷を塞ぐために突いた秘孔。



自決の秘孔(2) 使用した話数:77話
使用した人物:二番星
使用した相手:己自身

五叉門党の二番星が突いた自決の秘孔。張太炎を今しばらく生かして欲しいという己の願いを聞き入れてもらうために使用した。左右の頚動脈に指二本を突き入れる。



調気呼吸術
ちょうきこきゅうじゅつ
使用した話数:79話
使用した人物:張太炎、五叉門党
使用した相手:己自身

水中で10分以上は息を止めていられるという呼吸術。北斗の拳の基礎。水中に沈みゆく船から脱出するため、張太炎や五叉門党の者達が使用した。他にも拳志郎やギーズが使用している。



相手を無意識に思うがまま動かす秘孔 使用した話数:96話
使用した人物:拳志郎
使用した相手:羅虎城

拳志郎が、羅虎城を操って章烈山の下まで案内させるために突いた秘孔。
もともとは北斗曹家拳の術だが、張太炎との闘いを経て拳志郎も使えるようになった。



名前を口にしたら死ぬ秘孔 使用した話数:97話
使用した人物:拳志郎
使用した相手:羅虎城

自分の名前を口にしたら爆死するという秘孔。拳志郎が羅虎城に対して使用し「羅虎城」と口に出来ないようにした。もともとは北斗曹家拳の術だが、張太炎との闘いを経て拳志郎も使えるようになった。



願いに逆らえなくなる秘孔 使用した話数:102話
使用した人物:張太炎
使用した相手:章烈山

張太炎が、章烈山に突こうとした秘孔。突かれれば「烈山に中国の為に生きる道を歩ませたい」という章大厳の願い通りに生きる人間になるはずだったが、改心した烈山は自らの意思でそれを成す事を約束したため、使用されなかった。両こめかみの辺りにある。



眼の光を奪う秘孔 使用した話数:103話
使用した人物:張太炎
使用した相手:章烈山

上記の「願いに逆らえなくなる秘孔」の代わりに、太炎が烈山に突いた秘孔。もはや何も見ず、ただ天が命ずる事のみ念じ生きることを約束した烈山が、その証として、自らに突くよう要求した。同時に意識を飛ばす効果もあるらしい。



天帰掌
てんきしょう
使用した話数:228話
使用した人物:張太炎
使用した相手:拳志郎&劉宗武

死しても恨まず、ただ強敵とめぐり合えた事を天に感謝する意を表す構え。天授の儀を行う拳志郎と劉宗武の二人に対して、この構えを送った。






張太炎独自の奥義

爆龍陽炎突
ばくりゅうようえんとつ
使用した話数:72〜77話
使用した人物:張太炎
使用した相手:拳志郎

北斗曹家拳を抹殺するために張太炎が練り上げた拳。ムチのようにしなる両手で高速の秘孔突きを繰り出し、指先で敵の肉体を穿つという奥義。相手の受けをかいくぐる不規則な軌道を描く技であり、また背後の敵をも攻撃できるほどの高い汎用性を誇る。剛の拳である曹家拳を使うと見せかけて、この柔の拳を使う奇襲戦法により、その効果は倍加する。李散より伝授された無影脚に工夫を重ねて編み出したらしい。
拳志郎を一時は追い込んだが、雷暴神脚のスピードには追いつけず、またムチのしなりが生む一瞬の溜めが生む死角を看破されたことで破られた。



無影脚
むえいきゃく
使用した話数:73、221話
使用した人物:張太炎 李散
使用した相手:拳志郎、霞鉄心、ヤサカ

張太炎が拳仙・李散より伝授されたという蹴り技。予備動作のない高速の蹴りを放つ技であり、太炎はそれに独自の工夫を加えて、爆龍陽炎突や幻夢百奇脚を編み出した。北斗神拳の軽功術・雷暴神脚の速度には敵わないらしい。ヤサカ戦でも使用し、放たれた無数の拳を、同じく無数の蹴りで弾き返した。



幻夢百奇脚
げんむひゃっききゃく
使用した話数:74,76話
使用した人物:張太炎
使用した相手:拳志郎

拳仙・李散より伝授された無影脚を更に発展させた、張太炎のオリジナル技。ムチのようにしなる脚から放たれる高速の蹴りを、様々な軌道から相手に叩き込む。両手を掲げる爆龍陽炎突の構えをとることで、視線を頭上に逸らされた敵は更に虚を突かれる事になる。
拳志郎を一時は追い込んだが、雷暴神脚のスピードには追いつけず、またムチのしなりが生む一瞬の溜めが生む死角を看破されたことで破られた。





北斗劉家拳

三国志の時代、三人の英雄を守護するために北斗神拳から分派した北斗三家拳の一つ。拳名に「劉」の字があることから、かつて蜀の国を治めた劉家を守護していた拳であると思われる。伝承者は劉宗武。先代伝承者は劉玄信。同門には夏文麗や泰峰、そして門下を離れた魏瑞鷹などがいる。寧波の泰聖院の中にある菩提寺が、先祖代々の地であるとされている。


「北斗神拳に伝承者なき場合は、これを劉家拳より出す」という掟が存在するため、北斗神拳の伝承者は、北斗劉家拳の者にその力を認められなければ真の伝承者になることが出来ない。そのために北斗神拳伝承者は、「天授の儀」によって劉家拳の者と死合い、勝利することを求められる。しかし劉家拳を北斗神拳の下とみなすこの掟は、劉家拳を修行するものにとっては屈辱的なものであり、それゆえに魏瑞鷹や劉宗武といった者達は、北斗神拳に対して怨念にも似た対抗心を抱いた。

「北斗の拳」に登場した北斗琉拳と同一の拳であるとされており、故に先述の掟に従い、同拳の伝承者の手によりラオウ、トキ、ケンシロウの三人が北斗神拳伝承者候補として送られたとされている。北斗琉拳は魔道の拳として虐げられてきた歴史があるとされていたが、蒼天の拳ではそのような描写は見られない。

その拳の極意は圧倒的な闘気にある。死合う場も空気をも支配する程のその闘気は、間合いを歪ませ、相手の先の先を制することができる。拳を極めた劉宗武の闘気は、不動明王の結界へと姿を変え、拳志郎を驚かせた。その他にはあまり明確な特徴は記されていないが、強烈な闘気波を放つシーンが幾つか見受けられたり、「猛烈な闘気を吐く拳」というヤサカの台詞から考えても、その圧倒的な闘気を武器として敵を攻撃するのがベースとなる戦い方ではないかと思われる。これはカイオウの使う北斗琉拳とかなり近いが、魔界に入って魔闘気を操るようなシーンは無い。




北斗劉家拳 奥義

病死させる秘孔 使用した話数:139話
使用した人物:劉宗武
使用した相手:ゾンマー

まるで病死したかのように死亡する秘孔。劉宗武がゾンマー中尉を病死に見せかけるために使用した。



雷暴神脚
らいぼうしんきゃく
使用した話数:162、222話
使用した人物:劉宗武
使用した相手:杜天風の車、拳志郎

飛翔軽功の術。人の目では捉えられない程の速さで移動することができる。北斗神拳の技だが、劉宗武も同じと思わしき技を使用する場面が見受けられる。バイク乗車中に使用し、車体ごと高く跳躍するシーンなどもあった。



北斗天帰掌
ほくとてんきしょう
使用した話数:218話
使用した人物:劉宗武
使用した相手:拳志郎

死しても一片の後悔をせず、ただ天に帰ることを誓う儀礼の型。拳志郎との天授の儀の直前に使用した。



北斗鎧破掌
ほくとがいはしょう
使用した話数:218話
使用した人物:劉宗武
使用した相手:拳志郎

幾本もの稲妻が如き闘気波を放つ奥義。拳志郎との天授の儀の開幕に使用し、足場の岩柱を粉々に破壊した。跳躍でかわされたため、拳志郎には命中しなかったものの、それでも身体に無数の傷を与え「千の稲妻が地を穿つが如し技」だと例えられた。





他の北斗の拳

暫く命を延ばす秘孔 使用した話数:41話
使用した人物:謎の道士
使用した相手:芒狂雲

謎の道士が芒狂雲に突いた秘孔。死の病に蝕まれた芒狂雲に、今暫くの命を与えた。額にある。



北斗宗家の拳
ほくとそうけのけん
使用した話数:252話
使用した人物:シュケン
使用した相手:月氏の民

シュケンが伝承していた拳法。極められた拳であるが故に、その受け技も極められ、実戦での戦闘力をなくしていた。この拳と西斗月拳の秘孔術が交わったことにより、最強の暗殺拳である北斗神拳が生み出された。
月氏の民に襲われた際にシュケンが繰り出した、千手観音が如き無数の拳が、北斗宗家の拳の奥義の一つであると思われる。