
ひとり小屋の中へと入ったレイは、閉めた扉に身を預け、皆に出合ったときのことを振り返り始めた。しかし、一つの思い出が蘇るたび、レイの体は少しずつ、確実に崩壊への秒針を進めてゆく。直前に控えた死。その残酷な現実に背を向けることなく、レイは最後の時を迎えようとしていた。
義星は人の為に生きる星。悔いはない。自分の生涯を後悔無く終えさせてくれた者達の顔を、レイは一人一人思い出し始めた。ケンシロウ、リン、バット、トキ、アイリ、そしてマミヤ・・・。そして、レイが聖母像とマミヤ顔を重なった時、一つの星が落ちた。英雄は全身から血を吹き、その生涯を閉じたのであった。| [漫画版との違い] ・部屋の中でレイが悶えたり過去を振り返ったりするシーン全てアニメオリジナル ・原作のレイは、部屋に入って直ぐ扉の付近で爆死するが、アニメでは部屋の中をいろいろ動き回った後、爆死 ●総集編詳細 今回の総集編で流されたシーン ・十字剣ヌンチャクの男と、その仲間達を葬るシーン ・アイリが七つの傷の男に連れ去られるシーン ・マミヤの村で、ケン、リン、バットと出合うシーン ・水浴びをしていたマミヤの元へと訪れ、バスタオルを剥ぐシーン ↓ ・牙一族の巣でアイリが登場するシーン ・アイリに建明を突いて目を治すシーン ・ケンに待っていた北斗の宿命を語る(ジャギ、トキの説明) ・レイ、ラオウに敗北〜新血愁の説明 ・ラオウに新血愁を突かれた日の晩、レイが痛みに身を捩じらせるシーン ・マミヤの肩のUDマークを発見するシーン ・ユダ登場するシーン ・レイの呟きによってマミヤが死兆星のことを知るシーン ・ダム崩壊〜ユダとの勝負が決着するシーン ・マミヤに別れの言葉を述べるシーン |
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