
捜索隊にまず目をつけられたのはジョニーであった。ケンと関わった者として殺されかけるジョニーだったが、酒瓶をプレゼントして何とか危機を回避。ケンを見かけたら必ず報告する。そう約束し、捜索隊が帰ったその時、カウンターの下から笑い声があがった。ジョニーは一人で町に残っていたバットをかくまっていたのだ。ジョニーの心遣いに感謝しつつ、慌ただしくなってきたオアシスから早々に離れようとするバットだったが・・・
両親を失い、半狂乱に陥るリマ。目覚めれば落ち着くという秘孔 定神を突き、リマを眠らせたケンであったが、それでも彼女が哀しき運命を背負ってしまったことに変わりは無かった。そして、自らと同じ境遇となった彼女に、リンは深い同情を覚えるのだった。
ゴッドランドに連れて来られたケンは、宙吊りにされ、サンドバック状態にさらされていた。だが、ケンには全く効いた様子はなかった。それどころか、あっさりと腕輪を破壊し、まだまだ余力が残っていることを証明する余裕すらあった。ケンは、ゴッドランドに侵入するために、やられたフリをしていたのである。兵士達を北斗連環組手にて一掃したケンは、さきほどの鉄球攻撃をも、蹴り一発で破壊。真の力を出したケンには、ゲリラ戦も何も関係なかった。ただ一人残ったマッド軍曹は、神経が麻痺する毒を塗たナイフでケンを攻撃。軌道に変化を付けた事により見事カスらせることに成功するが、超人的なケンの体には毒が効くことはなかった。1秒間に10回という得意ののナイフ突きもかわされたマッドは、自ら唱える背後からの攻撃を受け、敗北したのだった。自分の力で起きあがれなくなったマッドから、ボスの居場所
を聞きださんと、水攻めの拷問を与えるケン。ボスがカーネルであること、そしてカーネルは外の搭の中であることを聞き出したケンは、マッドを置いてさっさと歩き出した。チャンスとばかりに、再び身を起こして反撃に転じようとするマッド。だが、彼の肉体もまた、北斗神拳によって既に死んでいたのだった。| [漫画版との違い] ・リマを落ち着かせるシーン、VS訓練生とVSマッド軍曹以外はアニメオリジナル ・ゴッドランドへの侵入の仕方が、自ら乗り込むのが、「ワザと捕まって連行される」に変更 ・マッド軍曹が使うのが、ニードルナイフから投げナイフを使う。ニードルナイフは次話に登場。 |
|
|
| 第6話へ≪ | ≫第8話へ |