交牙断随
こうがだんずい
使用: |
シエ (対 ケンシロウ) |
登場: |
北斗の拳(179話)/アニメ版(131話)
北斗の拳3/パンチマニア |
シエが使う拳法。両手に備え付けられた巨大な刃で、敵の身体を切り刻む。
ケンシロウを相手に使用し、全て攻撃を躱されたものの、巧みに罠へ追い込んだ(つもりだった)。
TVアニメ版では
村人達にも使用。一振りで数人をまとめて切り裂くほどの威力を見せた。
このシエの手を見る限り、彼の両手首から先はおそらく義手(?)だろう。修羅の国で生き延びた代償として、彼は両手を失ったのだ。義手となった彼が、今後この修羅の国でどうやって生き延びて行けばいいのか熟慮した結果、身に付けたのがこの交牙断随だったのだと思われる。
ケンシロウに全く通用しなかった事からバカにされがちなこの拳だが、普通に考えると相当強い。シエの巨体に合わせて作られたその刃の威力は、見ただけで並ではない事がわかる。北斗や南斗の拳士達以外にこの一撃を受け止められる者など、そうはいないだろう。加えて相当のスピードまで備わっているのだから、弱かろうはずが無い。
なによりこの戦法を強力たらしめているのは、彼が纏う分厚い装甲である。バズーカから発射された杭ですら貫けないその硬度は、そんじょそこらの攻撃など全て跳ね返してしまうだろう。つまり彼は防御を必要とせずに闘えるということだ。相手の攻撃を無視して、相討ち覚悟で振り下ろされるその強大な刃は、相当な脅威であると言ってもいい。