風殺金鋼拳
ふうさつこんごうけん
流派: |
羅漢仁王拳 |
使用: |
・デビルリバース(対 ケンシロウ)
…北斗の拳(25話)アニメ版(13話)
・ラオウ(対 ケンシロウ)
…アニメ版北斗の拳(49話) |
登場: |
北斗の拳/アニメ版/北斗の拳3/SEGAマーク3/
パンチマニア/北斗が如く |
デビルリバースが使う
羅漢仁王拳の奥義の一つ。両手を振って強風を起こし、最後に両手を突き出すことで強烈な突風を放ち、敵を吹き飛ばすという技。
ケンシロウを後方の壁へと叩き付けた。
TVアニメ版では、
ラオウがケンシロウとの戦いの中で使用していた。
風というものは重なると威力が増すという特性がある。巨大なツイスターが誕生するのも小さな竜巻が合体して大きさを増すからだ。風殺金剛拳はその風の重なりを利用した技なのだろう。デビルは技を出す前、まずその巨大な手で何度も風を起こしている。この時に起こした風を一束に纏めることで強烈な突風を作り上げているのだろう。だとすると相当計算された動きが求められる。デビルは決して頭が良いようには思えぬので、これはもう彼の格闘センスが素晴らしいのだと言わざるをえない。そして最後は両手を突き出して起こした風をもミックスさせることで、風殺金鋼拳と言う超破壊力の風を生み出しているのだろう。
アニメでは拳王様もこの技を使用されていた。己の部下を何人も吹き飛ばすほどの威力で、デビルに勝るとも劣らぬ威力であった。起こせる風の威力でこの技の強さが決まるのだとすると、デビルと拳王様の体格差で威力が同じというのは、流石王様といったところか。だがそれは拳王様だから可能だっただけであり、普通の体格の者がこの技をだしてもやはりデビルほどの破壊力は作り出せぬであろう。まさにデビルのために存在するかのような技である。