ミュージカル 感想(2)
|
|
2022年2月2日 |
北ミュ感想、後半です。
前半の感想は
こちら
玉座で眠りにつくラオウ。
その夢の中に、リュウケンの亡霊が現れる。
おまえホントよく化けて出るよな。
リュウケンが回顧するのは、かつてケンシロウとラオウが臨んだ虎の試験。
二人がどのようにして虎を仕留めるのか。次期伝承者の座をかけた緊迫の場面であったが、現れた虎が
中国のお祭りでよく見る感じのやつだったので、舞台上は実にめでたい感じになっていた。
そういえば今年は寅年。あけましておめでとうございます。
夢から覚めたラオウに報告をもって訪れたのは、
金髪ロンゲの配下。
え……? まさか……?
おまえ……
シンか!?
シンが拳王配下に!?
シンが目指すもの。それはユリアが願った乱世の終焉。それを成せるのは、「大木」となりて世を治めうるラオウを置いて他に無い。そう考え、シンは拳王への忠誠を誓った……ということらしい。
なるほど、リュウガも兼任ということですね。
しかし
ラオウとシンかぁ。面白い発想だわ。今迄ありそうでなかったよね。
それに、初コンビの割にはやたらしっくりくるんだよね、この組合せ。
多分理由は、シンが
副官顔だからだと思う。
ゴリマッチョのボスにロンゲの副官って、凄くテンプレじゃないですか。だからありもしない既視感を感じちゃうんじゃないかな。
シンからの報告は、
南斗最後の将が現れたというもの。
その南斗の将をも飲み込み、覇道を完成させるため、出陣の号令を出すラオウ。
もちろんその意気込みを歌に乗せるわけだが、今しがた名前が出たばかりの「南斗最後の将」をお題に歌えというのはムチャブリすぎたのか、歌の内容は
無抵抗村の奴らにキレ散らかす歌になっていた。
そんなわけで、二部は
南斗最後の将編からスタート。
つまり
聖帝編はオールカットとなりました。
残念ではあるけど、もう尺パンパンなので仕方ないね。
階段でのバトルは凄くワイヤーアクション向きなんだけどなあ。
南斗の城。
ラオウ進撃の報を受けた
リハクは、
フドウをケンシロウへの使いに出し、自らは、行方知れずとなっている
ジュウザの捜索へ。
部下任せではなく、自分の足で人探しをしようという心意気は買いたい。
しかしどう考えても軍師の仕事ではない。
というかこのリハク、そもそもテンションがおかしいというか、
カツオを怒ってる時の波平風というか、それこそ軍師感ゼロなんだよなあ。ある意味、本来の知能指数に沿っているとも言えるが。
その
ジュウザは、女達とパーリナイ。
訪れたリハクより、ラオウとの戦いを命じられるジュウザであったが、無頼男である彼は当然これをガン無視。
だがそこは天才軍師と呼ばれた男、リハク。
知の極みともいうべき秘技
「眠り薬」によって、見事ジュウザの身柄確保に成功するのであった。
天才ジュウザを真正面から眠らせるだと…?
いくら何でも手際が良すぎる…
さては常習犯だなてめー
犯罪の香りがするぜ……
といったわけでジュウザが登場したわけですが、キャストが発表された際、正直言って
コイツ要るか?と思ったんですよね。ストーリー的にあまり重要な立ち位置では無いので。顔だけで選んだんじゃないかって。
しかし実際に劇を見ると、ミュージカルというコンテンツには必要不可欠なキャラクターだなと。流石プロのキャスティングだなと。そんな印象を受けました。
官能的な歌やダンスというオリジナリティや、シリアス展開の中で唯一と言っていい
おふざけ要員も担ったりなど、彼一人でどれだけ作品の幅が広がったか。まさに影のMVPと言うべき貢献度でしたね。
場面は変わり、ラオウとトキの
約束の地へ。
かつてリュウケンの養子となった幼き日……
弟トキと共に崖下に蹴落とされたラオウは、怪我を負ったトキの身体を抱えながら、片手で崖を登り……
といったシーンを本舞台における最大スペクタクルワイヤーアクションで再現!
どこを頑張っとんねん!
いや大事なシーンだけどね!
ラオウが道を誤った時、それを止めるのはトキの役目。
今こそ約束を果たす時だと、トキはラオウをこの地へ呼び出したのだった。
現在、南斗の城に向けて鋭意進軍中という多忙な身でありながら、忙しい合間を縫ってラオウさん来てくださいました。
運命の兄弟対決が始まる。
ラオウの剛の拳に押され、劣勢を強いられるトキであったが、兄の全てを目指したトキもまた剛の拳を修得していた。
得意の空中戦へと持ち込んだトキの、華麗なる奥義が炸裂する!
天翔百裂拳!!
うーん……
ちょっとここはイマイチだったかな……
だって
垂直にジャンプして、そのまま宙で水平移動ってのは、それもう
セガの格ゲーの動きなんよ。空中→→なのよ。
やっぱり天翔百裂拳は、トキの蹴りで宙に逃れたラオウを「勝機!」で捕らえるが美しいんで、そこは遵守して欲しかったかな。
刹活孔により弱り行くトキの拳では、ラオウを倒す事はできなかった。
そして、刹活孔の副作用は、原作より遥かに大きかった。
ラオウが去ると同時に事切れたトキに、哀しみの慟哭をあげるケンシロウ…
……の背後にひょっこりと人影が!
フドウだ!
そういやケンシロウを迎えにきたんだった!
それにしたって
タイミングおかしいやろ。
君、そういうところあるで。
初登場がレイの死ぬ直前っていうのもタイミングとしては相当変やったで。
トキを倒し、再び南斗の城を目指して進軍を開始するラオウ。
その登場に合わせ、
シンをセンターに据えた拳王軍のダンスが始まる。
記憶してる中では、歌詞の無いダンスパートはここだけだった気がする。
拳王の威厳を表現するに歌など不要!踊りだけで十分!ということだろう。
それにしてもこの殉星、ノリノリである。
そんな拳王軍の行く手に立ちふさがったのは、
ジュウザであった。
南斗の城にて将と対面したジュウザは、
兜をとるまでもなくその正体を看破。お前のためならばと、ラオウと戦う決意を固めたのだった。
ここで少しシンが動いたため、「もしやジュウザvsシンがあるのか!?」と淡い期待を抱くも、
ラオウが脱いだマントを受け取ってサッと袖へ。
おまえはコウケツか。媚を売るな媚を。
変幻自在の攻撃…
撃壁背水掌…
両腕の崩壊…
腕ひしぎ十字固め…
そして解唖門天聴…
両雄の攻防の再現度の高さに感嘆の息が漏れる。
特に
ラオウがジュウザを片腕で持ち上げるシーンをワイヤーを使ってまで再現していのが素晴らしかった。あれはジュウザにワンチャンを感じていた読者を絶望に叩き落とす、大事なシーンなんですよね。なので一見地味ながらも、実に効果的なワイヤーの使い方だったと思う。
激闘を終え、ジュウザの亡骸を弔うよう命じるラオウ。
そんなラオウにそっとマントを返却するシン。
お前それでええんか?
もっと南斗六聖拳らしい仕事はないんか。
今んとこダンスしかしてへんがな。
南斗の城まであと一歩に迫るケンシロウとラオウ。
謎に包まれた
南斗最後の将の正体に迫る二人であったが……
ここでまさかの
逆転現象!
ケンちゃん、自力で将の正体を的中!!
すごい!えらい!かしこい!
その一方
ラオウ、将の正体をシンから教えられる!
ニブチン!
ていうかラオウ、ケンシロウに思いっきり
「ユリアは死んだわ!」って言っちゃってたけど、あれどうすんの?超恥ずかしくない?
将の正体を知ったケンシロウは、
夜明けを待たずに急いで出発。
一方のラオウは、
朝を待ってのんびり出発。
なるほど……ユリアへの愛情の差を表現することで、ケンシロウage、ラオウsageの流れを更に加速させていく魂胆か。ラストに向けて観客の印象を操作していこうという思惑が見えるようだぜ。例えヤフコメは炎上しようとも、俺は絶対に流されない!
風雲急を告げる南斗の城。
ケンシロウが先に着くことを願い、運命の時を待つ南斗最後の将・ユリア。
だがそんな彼女に、
トウが衝撃のひと言を告げる。
「ユリア様……ケンシロウ様を諦めてラオウ様の想いに応えてください!」
えーっ!なにーっ!
何言ってんのこの人ーっ!
原作でも大概ヤバかった奴が輪をかけてヤベー奴になってる!
超怖い!
自分がラオウヘの愛を諦めるのは良いよ。
そんでラオウの想いを応援するのもまあ良い。
けど
自分が仕える将に対して「今カレ捨ててワイの推しを愛せ」って
ヤバ過ぎる―――!!
愛と嫉妬と立場に苛まれて、壊れちゃったのかな……
昼ドラのトラブルメイカーの如くやんか。
いやしかし、ラオ信という共通点からトウに強いシンパシーを感じる者として、この大暴走は
最高の一言。彼女に伝説の1ページを加えていただいた事、心より感謝致します。またイジれる要素が増えた。
壊れかけのトウをやんわり説得したユリアは、仲直りのデュエットを披露した後、ある決意を胸に別行動を開始。
ここからまさかの
二画面モード。
舞台右側では、ユリアとケンシロウのニアミスのシーン。
舞台左側では、将に扮したトウがラオウを引き付けるシーン。
二箇所で起こっていることを同時に見比べられるという面白さもあり、「将が二人いる」という事を視覚的に伝えることで原作未読勢にも状況を解りやすくする効果もある、良い演出だ。
ただ、ひとつ弊害もあって……
セットを半々にした事で、両方とも
2畳程のスペースしかないんですよね。
だからその、トウの部屋の方がね、ラオウ、トウに加えてシンまで居るから、
メチャメチャ狭そうなんよね。
しかも、
トウの変装がバレて、告白して、フラれて、自害するまで一連の流れを、シンが間近でずっと見させられてんのよ。メチャメチャ気まずいでしょこれ。俺なら黙ってスマホいじってるわ。
しかしそこは殉星の男。
彼はその修羅場において気配を消していたのではなく、ラオウという男の器を見定めていたのだった。
己を愛する女が、命を捨ててまで見せた覚悟にも、心揺れなかったラオウ。
それはシンにとって、
ラオウが時代を拾える大木としての器に無いと確信させるには十分な理由であった。
「俺がユリアの愛を賭けて戦う相手は、ケンシロウだ!」
裏切ったぁ!
2畳のセットを飛び出し、広い舞台の上でラオウに挑みかかるシン!
設定的にそこはどこなんだ!
だが、二人の実力差は歴然……
繰り出す南斗孤鷲拳は全てラオウの剛拳に弾き返され、闘いは一方的な展開に。
しかし、シンは諦めない。
何度倒されても起き上がり、立ち塞がり、足にしがみついてでもその歩を止めようとするシン。
凄い……凄い粘りだ!
そうとも、すぐそこにユリアがいるんだ。
今頑張らないでいつ頑張るんだ!
闘えシン!愛のために!ユリアのために!
でもこれ以上善戦すると一瞬で負けたレイの立場がねえ!
どんまい!負けるなレイ!
もはや息も絶え絶えのシンに向け、とどめの一撃を振りかぶるラオウ。
だがその拳を止めたのは、駆けつけた
ケンシロウであった
「何故その男を助ける!」
「同じ女を愛した男だからだ!」
熱ーい!!
原作では死後に云われたこの台詞を、今回は"生きた状態"のシンが聞いてんだと考えると熱すぎる!世紀の和解!壁崩壊!
シンの願いは、ユリアをかけて今一度ケンシロウと戦う事…
最早立つ事すらままならぬその体で、倒れ込むように拳を放つシン。
その体を抱きとめ、腕の中で事切れた強敵を見届けたケンシロウは、またひとつ哀しみを心に刻み付けるのであった。
脚本家がシン好きすぎる。
そして、いよいよ宿命の対決が幕をあける。
ステルス印象操作により、完全に観客を味方につけたケンシロウは、遂に北斗神拳の究極奥義・
無想転生を発動する。
トキ、レイ、ジュウザ、そして今しがた死んだばかりのシンをも爆速インストールし、背後に現れる強敵達と完全にシンクロするケンシロウ。瞬間、心、重ねて。
そして繰り出される…究極奥義!!
うおおおお!
こ、これは!?
想像以上の威力だ!!
威力が強すぎて……
城が崩壊した!!
崩壊して……
どさくさの中でラオウがユリアを連れ去った!!
なんじゃそりゃー!!!
無想転生の威力持て余してえらいことなってもうたー!!
けど…あるよね〜こういうの。禁忌の技を使ったら制御できずに暴走してえらいことになる展開ね。見た事あるある〜。おそらくトニー・スタークが何回かやってるよきっと。知らんけど。
城に戻ったラオウは、激闘の疲れで玉座に座ったまま爆睡。
よく見ると
玉座が手の形のデザインだ。
熱い岡本太郎リスペクト。
と、そこにソロソロと現れたのは……
ウサだーっ!!
まさかのウサ登場!
ラオウの寝顔を見ながらフヒフヒ笑って…
ユリアに軽セクハラして…
帰ったぁー!!
何しにきたんだお前は!!
お前の役目は余計な事言ってブチ殺されることだろ!無事に帰ってどうすんの!
あとメチャメチャ笑うね!出番少ないからってそんな尺の稼ぎ方ある!?
再び夢の中でリュウケンの亡霊に会い、無想転生に必要なものが
「哀しみ」であることを知らされるラオウ。
愛を知らぬ自分には哀しみを知る術がない。そう悟ったラオウは、自らの手でユリアを殺すことで、哀しみを知ろうとする……
そして最後の闘いへ。
横たわるユリアを指し、ラオウが呟く。
「生まれて初めて女を手にかけたわ…」
トヨ死にましたけど!?
闘気に巻き込まれて死んだよ!
結構前なので忘れちゃったかな!
遂に始まる最終決戦。
だがその闘いは、これまでのド派手なバトルに比べると
意外にもシンプル。
何故ラストバトルが静かなのか……
おそらくそれは、闘いの前にラオウが言った
「互いに無想転生を纏った今、奥義は武器にならぬ!ゼロに戻ったのだ!」という台詞にある。
そう、あえて派手な演出を排除することで、
二人の闘いが、奥義を使わない単純な殴り合いへと昇華した事を表現しているのだ。
深い、深いぜ……
決着がつく前からキャストが順次入場し始めるという斬新な演出の中、無想の一撃により勝利を収めるケンシロウ。
そしていよいよラストシーン。
ケンシロウとユリアに別れを告げ、ラオウが天に帰る。
あの名台詞と共に……
右手を……
突き上げ……
えっ…
えっ!?
こっ…これは……
ある意味原作をも超える……
衝撃の死に様!!!!
駄目だ…こればっかりはクソ絵や文字で語っちゃいけねぇ。
未見の方は是非とも再公演か配信か円盤化にて、実際にご覧頂きたい。
ルーベンスの絵……見れたんやろなぁ……
- 完 -
驚愕のラストの余韻の中、会場はスタンディングオベーションの嵐。
そしてカーテンコールが開始。演者の方々の礼に全力の拍手で応えながら、最後はラオウがレイをお姫様抱っこしてクルクル回りながら閉幕。ラオ×レイの夜明け。
帰り支度をする中、例の隣席のしゃべくり女子(おそらく原作未読)が、去り際に一言感想を呟いた。
「男みんなこじらせすぎじゃね?」
そうだよ?
そうだけど……
もっとこじらせた女おったやろ
大満足の状態で劇場を後にし、満面の笑みで家路に。
だが何を思ったが、その道中で映画館へと立ち寄り、マトリックスを鑑賞。やや怪訝な表情のまま床に就くこととなった。
間違えた。
おわり
【総評】
今迄ミュージカルに興味はあれど、なかなか行く機会に恵まれなかったのですが、まさか童貞を北斗の拳で捨てれることになるとは。そのうえこんなクオリティ高いものに仕上げて頂けるとは。まさに願ったり叶ったり。いい体験をさせて頂きました。
しかし最近のミュージカルってのは本当に凄いっすね。特にあの、舞台と客席の間に降ろす半透明の幕(網戸?)。そこに映像を映すことで、凄く立体的になるというか、ガチで拳士が闘気に包まれてるように見えたりするんですよね。未来技術すぎますわ。2.5次元とはよく言ったもんです。
あとセットも力入ってましたねぇ。カキワリ的なものを想像してたんですが、実際はすんごいデカい立体のセットが何パターンも登場して驚きました。これどこに収納してんねんとか、どんだけ金かかってんねんとか、そんな所ばっかり気になってましたけど。
2回に分けて長々とレビューを書かせて頂きまして、お読み頂いた方には伝わったかと思うのですが、
ただひたすらに面白かったです。レビューを書くために内容を覚えておこうって所に意識を裂かれがちだったので、正直100%は堪能出来てなかった気もしますが、それでもこんだけ面白かったんだから、入り込んで見たらもっと楽しめただろうなあ。
実際どれだけ良い舞台だったかを伝えるため、便宜上採点させていただくとするならば……
95点!ですかね。
高ぇ!と思われるかもしれませんが、正直ミュージカルとしてケチつけるような所が一つも無いんですもん。まず面白いでしょ。芝居も良かったでしょ。歌も上手いでしょ。原作への愛も感じるし、気付ける範囲でのミスも一切無かった。映像効果やセットの豪華さを見ても、凄く力入ってるなってのが伝わってきましたし。完璧よ完璧。これで変な点数付けたら只の斜に構えおじさんよ。
まあこれは私のミュージカル知識がゼロってのもあるので、今後もし他のミュージカルも観劇していけば相対的に点数は下がるかもしれませんが、少なくとも現時点では満点以外につけようが無いすね。
後はレビューでも触れましたが、奥義の表現方法の可能性とか、死が渋滞した事とか、無想転生の所の雑さとか、そういった所を原作ファン目線で10点ほど減点。一方でシンのムーブ、トウの壊れ具合が私好みだったので、5点加点して、このくらいの点数かなといった感じです。
実際、終わってからSNSで他の方の感想も見てみたのですが、殆どがポジティブな内容で、ああ本当に良い舞台だったんだなと。演者の方々からも、千秋楽後にロスになっているという声があり、なんかこっちまで嬉しくなりましたね。北斗にそこまで思い入れを持って頂けて本当に感謝しかないです。いや別に関係者でもなんでもないんですが。
しかしこれだけ好評を博したとなると、
第二弾にも期待してしまいますよね。ただ今回で主な所はやっちゃったので、可能性としては聖帝編か帝都&修羅の国編になるわけですが、ボリューム的や知名度的にどうか……。ならばいっそ、
完全オリジナルストーリーで勝負してみるというのも一つの手ではありますよね。北斗南斗のオールスターズで闇のボスを倒す、スーファミ時代のクソゲーみたいなストーリーでも良いじゃないですか。おそらく世間的評価は死ぬほど下がると思いますけど、私だけはイイネ押させていただくんで、是非ご一考頂ければ。
その際には、北斗キャラで最もミュージカル向きと思われる
赤い人にも出番をあげてください。良い子ですよ。フンドシも全然いけますから。