パチスロ北斗の拳 〜転生の章〜が稼動開始したのでもうお役御免なのか。
金色のガルダ、最終回です。
肉を切らせて骨を断つ戦法で、鬱陶しいリハクの水芸を撃破したガルダ。
そんなガルダに対し、リハクは言う。
「将を討てばビナタの死が無駄になってしまうことを知っているのか?」
その言葉の真意を理解できず、動揺するガルダ。
その次の瞬間、無防備になったガルダの体を凄まじい衝撃が襲った。
正義のとどめさ
体当たり!!!
壁もろともガルダをふっ飛ばしながら
豪快に真打登場!
フドウの父さん遂に見参!
ジュウザにファニーボーンを突かれて以来の出番だ!
これは任せれそう!
超頼りになりそう!
一方のガルダさんは、結構ヤバめのダメージを喰らった感じだったのに、結構普通にスタンダップ。風、炎、海の三人が駄目だったのに今更一人増えたところでどうなると強気なガルダは、更に第一話で出会った風来坊が雲の男であったことを知らされ、やはり天は俺を待ちわびていると謎の好意的解釈で士気を高める。
そんなガルダの昂ぶりに水を差すように現れたのは
風と炎!
しつこい!しつこすぎる!
特にヒューイなんて
全五話の漫画で既に二回も負けてるのに!!
もう手加減はできねえと、本気で五車星を殺しにかかることを宣言するガルダ。
対する五車星も、将を守るという同一の思いの下、全力でガルダに挑みかかる。
三人がかりで。
なんでこのがむしゃらさを拳王様に対してやらなかったのか。
しかし3対1でも戦いはほぼ互角。
双方共に深刻なダメージを追いながらも、互いに譲れぬ信念に突き動かされながら戦い続ける拳士たち。
「きっ 貴様らが弱すぎるのだ
貴様らのせいで滅びた村を覚えているか!?
南斗聖拳の村を守れずして何が将ぞ!!
南斗の頂き!?笑わせるわ!
それを守る貴様らも同様
このガルダひとりに好きにされてこの程度とは!
貴様らの甘さ故に守れなかった村を覚えているか!
母様は―――神鳥拳はそこで絶えた!
乱世をおさむるは「力」―――…ちがうか!?
力が全てではないなら見せてみよ将!!
真の平定を!!!」
興奮して同じこと2回言ってる辺りが逆にリアル。
そんなガルダの叫びに呼応するかのように、その者は現れた。
南斗最後の将
全身を甲冑に包んだその者は、己をかばうように立ち塞がる五車星たちを制し、ガルダの前でゆっくりのその兜を脱いだ。
その下から現れたのは、哀しき瞳を携えた女性―――
ユリアであった。
「哀しい」って言うか「困ってる」ようにしか見えん・・・
しかし、ガルダがこの瞳を見たのは初めてではなかった。
幼き日―――、母ビナタが笑顔で見つめていた一人の少女。
それが、今目の前に立つ女「南斗最後の将」の幼き頃の姿であった。
その幼い頃のユリアですが・・・・
ちょっとこれ、すごい事になってましてですね・・・
画像張りますけど、心臓の弱い人はマジで気をつけてくださいね。
心の準備はいいですか?
いきますよ?
ひいいいいあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
怖ぇええええええええええええええエエエエエエエエえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
いやいやいやいやいやいやいや・・・・・
そりゃ子供の顔を描くときに目を大きく描くのは基本中の基本ですが
これはいくらなんでも・・・・
怖すぎて直視できないながらも、どこがおかしいのか考えてみたところ、多分鼻が長すぎるのが原因の一つではないかと。実際鼻と口を隠して見てみたら、まあイケないことも・・・・・・・いややっぱり無理だな。
なんかもう・・・見てるだけで不安になってきますね。
それでいて
踏んじゃいけないURL踏んだような懐かしい気持ちにもさせられちゃうという、一粒で二度も三度もおいしい、奇跡の一枚ですねこりゃ。
あえて単行本で修正されないことを望みます。
ちょっと上のインパクトが強すぎてもう霞んじゃいますが
こちらが
ガルダの母、ビナタさんの御尊顔になります。
一応言っときますけど、
女性ですからね。
おいそこ
、レズっぽいとか言うな。ちゃんと子供うんどんねん。
えっと、最終回ですけど話長いので話を要約しちゃいますね。
ガルダがつけてる右側だけの面は南斗神鳥拳の伝承者の証なんだそうで
死地への覚悟を意味し、何があっても守り通す戦の面「鬼神」なんですって。
でもってこれには遂になる左側の面があって、それが意味するのは「慈母」。
真に平和を望む仁の面で、このふたつをもって神鳥拳の極意とするらしい。
で、かつて南斗が和平派と覇権派で争っていた頃、慈母星の後継者選びが開始。
実際はユリアに内定していたのだが、彼女が幼すぎることを不服とした覇権派は、ビナタを槍玉にあげ、彼女を慈母星にしようとしたのだとか。
なんでビナタが候補に挙げられたのかというと、
慈母星は代々女が継ぐものだと定められているからなんだってさ。サラッと重要なこと言いやがったなこのやろう。
しかし当のビナタは、幼きユリアが持つ将の資質を見抜き、彼女に神鳥拳の左側の面「慈母」を託し、必ずこの手に平定を取り戻すと約束して散ったのでありました。
つまり南斗最後の将・ユリアは、ビナタが次代の平和を託した女。
その彼女を殺す事は、ビナタの死を賭した戦いを無駄にするという事―――。
その話を俄かには信じることができないガルダであったが、例えそれが事実であったとしても、将を殺すというガルダの意思に揺らぎは無かった。
ガルダには、この時代に未だ動かず静観し続けるユリアの行動が、母ビナタが望んだ救世主としての姿であるとはとても思えなかったのであった。
「貴様を殺してこのガルダが乱世に真の光となろォ―――」
死を覚悟して跪いたユリアに向け、渾身の拳を突き降ろすガルダ。
しかし彼の拳が打ち砕いたのは、自らが身に着ける仮面であった。
「鬼神」の消失。それは、彼等の戦いの終わりを意味していた。
母が信じた慈母の力を見届けるため、将の命は預けておく。
だがこの期に及んでまだ鈍するようならば必ず戻ってきて貴様等を皆殺しにする。
そう言い残し、ガルダは将と五車星の前から姿を消したのであった。
数日後―――
ジュウザを含む南斗五車星達は、再び将の城に集っていた。
先のガルダ襲撃を踏まえ、確かに自分たちが臆病すぎた事を反省する五車星たちは、守りから攻めに転じることを決意。乱世に真の光を取り戻すため、自らを粉塵と化す覚悟をもって、拳王との死闘へと乗り出していくのであった。
そしてガルダは――――
どっかいっちゃった・・・
拳王様に挑むわけでもないのか・・・
「俺もまた忘星の将としての宿命に殉ずるまでよ」
とか言ってたけど、曖昧すぎてよくわかんねえよお
まあ基本的に役目の終わったキャラは総じて死ぬのがセオリーである北斗において、
「消息不明になる」というアナザーは斬新な気もするけど。
あ、これで終わりです。
お疲れさんでした。
はい、えー、作品感想ですか、そうですね。
始まる前はかんなり期待していたのと同時に、なんやこのいきなりのキャラ設定はと動揺したりもしたのですが、全てはパチスロの販促漫画であるということを知ってからは、そこまで熱中することはできなかったですねぇ。
ただそれは作者も同じだと思うんですよ。このキャラってきっと作者の山口ぁんが考えたわけじゃないよね。コアミからこれで北斗外伝描いてくれって渡されただけだと思うんですよね。そんな経緯で漫画描く事になったところで、正直そんなにやる気も出ないんじゃないかと。やっぱり自分が苦心して練り上げたキャラクターじゃないと、物語も弾みませんよ。だからこの作者さんも、ある意味でパチンコ文化の被害者だと思ってます。まあ画力は擁護のしようもないけど。
こういうカッコイイのも描けるのにねぇ・・・
まあトレースだけど。
単行本(全1巻)は、9月20日発売だそうです。
買います。