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愛総会2013 大坂編 レポ 2013/6/20(木)
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6月8日、約10年ぶりとなる愛総会が、大阪・難波にて開かれた。

愛総会とは、ヌメレンメンバーが互いの布教活動の成果を報告しあう会であると同時に、血肉を喰らいながらこの世の森羅万象に対する愛を語りあう総会である。
その話の内容は他愛の無いものではあるが
愛がある我々が行えばそれは「他愛のある話」になるのだ。




今回は、先日のラオウ伝説の製作に協力していただいた件で、愛忍者に直接原稿料を手渡す運びとなり、ついでに総会しようやということでこの久方ぶりの開催となった。飲食代はその愛忍者の報酬の中から支払われるとの事。ごちです。


参加者は愛参謀(儂)愛忍者、そしてベーダック殿
ベーやんは本の制作には関わってはいないが、二人だと寂しいという事で、京都住まいの彼を誘ってみた次第だ。
確か彼はヌメレン幹部ではなかった筈だが、これに参加した以上、強制的に捻込まれる事になるだろう。
隊長名簿の更新ヨロシク。



          


朝8時半、高速バスに乗りこんでスタート。
昨日久しぶりにキャッチボールを行った所為で腕と脇腹が痛い。体調悪し。



10時半、難波へと到着。
なんばOcatなるビルの中で降ろされたのだが、そこが2Fだと気付かなかった事と、まだオープン前の商業ビルということで多くの扉が施錠されていたため、ビル外に出るのに30分近くかかるという失態を犯す。



11時すぎ、神座千日前店で昼飯。
神座(かむくら)は、関西で三指に入る有名ラーメン店なのだが、京都には外れのほうにしか支店がないので、約15年ぶりの訪店となった。前回訪れた時は、一緒に食った友人が翌日39度の熱をだしてこの店の所為にしていたが、そんなことは絶対に無いし、私が15年間行かなかった理由とも全く関係はない。

感想としては、味は文句なく美味く、この店の特徴であるたっぷりの白菜もボリューム&ヘルシー感を相当アップさせていたことは間違いないのだが、だからといってラーメンと白菜の相乗効果で美味さが増しているのかと言われればそれは違うんじゃないかなと思った。




11時半。
6時の待ち合わせ時間までの約6時間をどのように潰すかを考えた結果、趣味のウォーキングで大阪のスポットを廻ることに決定。



 

道頓堀、心斎橋、難波を彷徨して







兄貴の店を見つけたりしながら







通天閣へ







入り口には何故か英国紳士が。


後にべーやんから、この周囲にも肉キャラの等身大フィギャーが多数設置されていたことを知らされ、この一帯を漫遊しなかったことを激しく後悔した。







その後、噂のあべのハルカスを見物。
ランドマークタワーを抜いて日本一高さとなったビルヂングだ。
2014年オープン予定ということなので、とりあえず麓に立ち、巨大建造物恐怖症特有の足すくみを味わった後、速やかに逃亡。




グルッと巡って再び難波へと戻ってくると時刻は2時半。
流石に歩き疲れたので、漫喫へと飛び込み、休憩。



H2を読破した頃、愛忍者からもう到着しているとの電話が入ったので、べーやんにもその旨を伝え、待ち合わせ場所である南海なんば駅へ。


実は私は人の顔が覚えられない相貌失認という病気を軽度に患っている人間であり、かつ愛忍者とは実に約10年ぶりの対面であるため、果たしてこの人ごみの中から対象を見つけ出せるのか若干不安であったのだが、その心配は0.1秒で払拭された。

この人ごみの中でも堂々とピンク色の作務衣を着こなせる、10年経っても全くブレていなかったそのセンスは、これ以上ないほどに待ち合わせに向いた御方だなあと改めて思い知らされるのだった。

その見た目のイメージからかけ離れたカン高い声も健在であった。



程なくしてベーダック殿も御到着。
彼もまたピンクの作務衣という鉄板アイテムを目印に、初対面である我々の姿を直ぐに特定できたようだった。

なんつうか、思っていたよりかなり屈強な戦士であった。顔も良い。
普通にモテそうや。
ただ凄く腰が低かった。


尚、総会中は写真を撮ることを完全に失念していたので、今後はイメージ画像での紹介となります。







参加者が揃ったところで早速移動開始。
どこで喰うかも全く決まっていなかったので、歩きながら考えることに。


と、10歩ほど歩いたところで愛忍者が居酒屋のキャッチに掴まった。
30秒ほどキャッチの兄ちゃんと話したかと思うと


愛忍者「ここにしょ」


早ぇ!!



いや、まあ決断が早いのは漢らしくて良い事だと思いますけども、なんつーかその、年1くらいしか大阪に来ない人間としては、もっとこう、色々な店を見て廻ってですね、あそこが良いとかあれが食いたいとか、いろいろ考えてみたかったわけですよ。集合を6時にしたのもそのためだったんですよ。小一時間うろついたら7時前には小腹すいて良い感じになるんじゃないかと。

大坂人ならではのせっかちさなのだろうか・・・?
それとも食に対しての思い入れが小さいのだろうか・・・?
流石は私の知る中で最も現世離れしている御方である。全く行動が読めぬ。





そのままキャッチの兄ちゃんに案内されて店のあるビルへ。

しかし3階へ登るエレベーターでは重量制限で1人はじき出され

通された部屋は一畳半ほどしかない超絶窮屈間であった。




1人だけ扉の外に残される・・・・

どうつめても後1〜2人の部屋・・・

何で俺はこんな所で被爆トキごっこしてるんだ





愛忍者は水割り、べーやんはファジーネーブル、そして相変わらずの超下戸野郎の儂は安定の烏龍を注文。

続いて愛忍者に協力費を贈呈。金額はまあ、PS3買っても全然お釣りくるくらい。
今回御協力いただいた事、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
有難う御座いました。また機会があればヨロシク。


でもって総会開始。
話の内容は、今回の本に携わる事になった経緯から始まり、初参加であるべーやんの素性についてや、前回までの愛総会がどうだったかという他愛の無い・・・・いや、他愛のあるもの。その中でも際立っていたのが、べーやんの異常な北斗サイトマニアぶりであった。管理人である儂らでも忘れてるようなことを平気で覚えており、驚嘆させられた。


しかし皆なかなかエンジンがかからない。
原因はわかっている。
この部屋が一畳半の狭さという時点で寛ぎの空間には程遠いのに、更に引き戸で入り口を密閉することにより客により狭く感じてもらうという粋な演出がなされているからだ。おまけに料理が来るたびにノックされてガラガラ開けられてまたピシャッと閉められての繰り返しで全然落ちつかねえ。しかも隣の部屋とは垂れ幕一丁で区切られているだけだから、隣の部屋のノックもこちらに来たものと勘違いして扉を開けそうになってしまうというまさに薄壁レオパレス状態。
どう考えても店を失敗したように思えてならない。

ただ料理は美味かった。




程なくして、愛忍者が店を出ようと提案。二軒目に移動することに。
特に飯屋をハシゴする予定はなかったのだが、おそらく皆、口にこそ出さなかったものの、さっさと移動したほうが良いと暗に思っていたのだろう。

因みにこの店での飲食代総額は1万数百円也。
呑み放題×3で4500円とられていることを差し引いても高い。
お通しのある店はこれだから怖い。






と、ここでモノ愛から着信が。
先程の総会中にこちらから電話を入れたのだが、出られなかった為、折り返してかけてきてくださったのだ。

電話の内容は、今回の総会の開催を、ヌメレン隊長であるモノ愛に報告。
・・・・と同時に、ブツがちゃんと届いたかの確認であった。

実はここに来る前、モノ愛には無断で献上物を送りつけるという悪戯を行っており、スムーズに配送されたならばこの日の昼に届いている予定だったのである。

送りつけたのは先日オークションで落札したこちらの商品。
パロチェンマンとかいうプラモデルチョロQのシンモデルだ。




ラオウ伝説の製作に御協力いただいた事のお礼と、今回の総会にお招きできなかったことに対する陳謝の気持ちを込めた悪戯だったのだが、流石は隊長。この翌日に私が家に帰ると、既にそのお返しとばかりに数々のブツが送りつけられていた。



フィギャーはともかくなんなんだこのチラシ群は。
それにしても葉さんかっこよすぎ。
メリガトウゴザイマース。







二件目は流石に10歩というわけにはいかなかったが、5分も歩かぬうちに再び愛忍者がスッと店を決めた。バティストゥータ並の決定力である。

入ったのは、これぞ大阪という感じの串カツ屋
せや、儂はこういう所に来たかったんや。
文字通り狭いとこから「解放」され、気分の乗ってきた私は、無謀にもアルコールを注文。必殺の「巨砲サワー焼酎限りなく薄め」が炸裂する。中東系の女店員が嘲笑の笑顔を浮かべていた気がするが、気にしない。


ここで、先程の寿司詰め空間では出来なかった、儂持参の北斗グッズの披露へ。
例の如く、ネットオークションで落札した変な北斗グッズの数々だ。
そのうちこのサイトでひとつひとつ紹介していくつもりなので、ここではあえて詳しくは書かないが、べーやんは特にアニメ北斗の複製台本を熱中して読みふけっていた。

そこからの流れで、今後私がさらにホクサイを発展させていくには、あのラオウ伝説の執筆参加の経歴を生かして、「北斗の拳データ収集家(公認)」みたいなのを名乗り、秘匿されているアニメ台本などを閲覧させてもらい、更なる新情報を手に入れていくより他にない、などといったような事を愛忍者とベーやんが言い出した。

更にはその知識を生かしてコアミックスに雇ってもらい、今回私がラオウ伝説で行ったような関連書籍の校正作業や、パチスロ機種の演出などで問題ある点がないかをチェックするような担当の人間になればいいとか言い出した。


そらまあ北斗だけで食っていけるならこれ以上ない幸せではあるけど
いくらなんでもとっかかりがショボすぎるやろ
と思った。






この辺りから愛忍者が本領を発揮し始め、北斗とは全く関係ない「新庄は妖精」といったような独自の世界観を展開しだしたのだが、同時に私の方も酔いが廻り始め、頬を紅潮させながら半ば思考停止状態に。故にこの後の話は正直あまり覚えていない。ただ二人が熱心に語っていたというビジョンだけはなんとなく覚えている。本当にべーやんを呼んでおいて正解だったと思った。

そしてもう一つ、私の思考が停止した理由がある。
久しぶりのコンタクト装着でドライアイがパネェことになっていたのだ。

ならばと必殺のロートZiでウルオスすればいい話なのだが
いくらカバンをまさぐっても目薬が無い

そうこうしているうちに目の霞みはどんどん進み、とうとう視界は通常の1/3程度にまで低下。これはもうメガネに戻すしかないと思い立つも

メガネもみつからない


流石にこれはシャレにならない。目薬は無くした所で500円だが、メガネは数万。しかも昨年末に購入したばかりのほぼ新品だ。先日も京都でI-podを無くしたばかりだというのに、こうも色々紛失していては折角の原稿料もすぐ消えてしまう。

内心焦りながらも、愉しい酒の席でナイナイ連呼して白けさせるのもどうかと思い、またそれ以上にアルコールの所為で思考能力がかなり低下していたため、もうどうでもいいやと思い、ほぼ何も見えなくなってきた視界の中で総会を続行。飲み干したグラスの氷を用いて目を潤すというサバイバル術でなんとか凌ぎ続けた。




万年ダイエット中の私もこの日ばかりは死ぬほど食おうと心に決めていたため、愛忍者の執拗なフライドポテト攻勢にも負けず、最後までガッツきまくり、やがて時刻は午後11時。電車のあるうちにということで、ここで解散となった。



その後、メガネは昼に立ち寄った漫画喫茶にて無事発見。
そのままそこに宿泊し、ふたたびあだち充漫画を読みたくった後、翌朝一番の高速バスにて帰宅と相成った。


以上、レポおわり。








参加いただいた御二方、大変御疲れ様でした。
また万が一北斗本関係のお話が来たら、そんときまた集まりませう。
久方ぶりに愛に満ちた愉しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。



ただ、唯一
拳王様Tシャツに全く気付いてもらえなかったのが哀しかった。


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