張作霖
ちょうさくりん
かつての
満州の将軍。彼の正規軍が、後に
王欖把の馬賊となった。
李秀宝の台詞の中でのみ登場。実在の人物。
張作霖(1875年〜1928年)
海城県にて生誕。若くして馬賊に身を投じ、たちまち頭目に。1904年に日露戦争が始まるとロシア側のスパイとして活動したが、日本軍に捕縛。しかし後に首相となる田中義一の助力もあって処刑はされず、日本側のスパイとしてロシアの情報を伝えた。
戦争終結後は清朝に帰順し、軍の部隊長に就任。数々の武功を挙げ、袁世凱の死後には東三省全域を勢力圏に置き「満洲王」と呼ばれるまでになり、1926年には北京で大元帥に就任し、自らが中華民国の主権者であることを宣言。しかし蒋介石が起こしたクーデターの勢いに押され、欧米や日本からの支持も失い、敗戦を喫して北京を脱出した。
1928年6月4日、自らの根拠地である奉天へ向かう途中に乗っていた列車を爆破され死亡した。これは日本軍による暗殺だというのが通説となっているが、ロシアが日本軍の仕業に見せかけたという説もある。
(Wikipediaより抜粋)