◆概要

週刊少年ジャンプ45周年記念作品として、2014年3月19日にバンダイナムコゲームスより発売された、。 PS3、PS Vita用ゲームソフト。

歴代のジャンプ作品の中から、32作品に登場した52キャラクターが登場。
プレイヤーキャラ2人＋サポートキャラ1人がチームを組んで、相手チームとガチの殴り合いバトルを繰り広げる。そんな感じのゲームだ。



北斗からは、ケンシロウと拳王様の二名が参戦。

　

ケンの声は、無双と同じ小西克幸氏。
拳王様の声は、御大・玄田哲章氏。

玄田ラオウ様は、LEGEND OF HEROES以来かな。



色々と紹介する要素はありますが、
まずはキャラクターの性能紹介からいきましょ。

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◆ケンシロウ 攻撃技一覧


ケンシロウは、全キャラの中でもかなり使いやすい方だと思う。

なんといっても動かしてて気持ちいい。
連打系が多いと圧倒的に攻め込んでる感じがしていいよね。

ただ遠距離攻撃がほぼ無いに等しいので、それを持ってる相手に対しては厳しい。上手く間合いにまで入り込めないと勝負にならないので、ガードや回避スキルが重要になる、と思う。



【弱攻撃】

弱ボタン（□ボタン）の連打で出る連続攻撃。

↓	右拳
↓	左拳振り下ろし
↓	あたた
↓	飛び回し蹴り
↓	あたたキック
	後ろ回し蹴り このあと更に□連打で、天破活殺が出る。

★別ルート

2発目or4発目の後、強ボタンを押すと、コンボが垂直蹴り上げに変更される。ガルフを吹っ飛ばした時のケリポーズに似てるかな。







【強攻撃】

強ボタン（△ボタン）の連打で出る連続攻撃。
弱に比べて発生は遅いが威力は高い。

↓	右回し蹴り
↓	二段蹴り
	全力殴り

★別ルート1

最初の回し蹴りの後に弱ボタンで、
岩山両斬波っぽいチョップが出る。






★別ルート2

↓	二段蹴りの後に弱ボタンを押すと 上方に向けての百裂拳 からの
	強烈アッパー

うーむ、うちのサイト的には、この攻撃が原作のどのシーンのものかとかを解説したいのだが、どれも決定打に欠けるんだよなあ。候補が多かったり、見たこと無かったり。

ローリングソバット的なのとかケンさんしたことあるっけ？





【範囲攻撃】



ヌンチャクぶんまわし。
二本持ちであることから、リュウガ城で暴れた時のがモチーフになっていると思われる。使った後にちゃんと尻のポケットにしまうところまでやってくれる細かい気配りが嬉しい。




【ガードブレイク】



裏拳。ガード不能。
よく見ると、一回エルボーっぽいのを挟んでから裏拳へとつなぐ、二段攻撃になっている。おそらくジャドウの顔面槍を躱して裏拳叩き込んだアレなんじゃないだろうか。




【ジャンプ攻撃1】



上空での連続蹴り。
七死騎兵斬の直前に出したやつか、アミバの服切ったやつか、どっちかかな。




【ジャンプ攻撃2】



急降下パンチ。
トヨ井戸の岩盤割を、勢いつけてやってみた感じ？




【ダッシュ攻撃】



ダッシュ飛び蹴り。
北斗飛衛拳を髣髴とさせる。




【ジャストガード】



瞬間移動しての攻撃回避。
シュンと消えて相手の背後にワープ。
そのまま無防備な相手の体に攻撃を叩き込める。




【スタミナ溜め】



気合溜め。
満タンになったら転龍呼吸法ばりに服を破る。
多分、ケンさんを自由にハダカにできるのは、北斗ゲー史上初めてだと思う。FCの初代北斗でも星7つ揃ってバチバチ服破くとき、気持ちよかったやん？あれがいつでも味わえる感じ。




【アピール】



指ポキ挑発
「今日を生きる資格的なねえ」的な事を言ってくれる。




【必殺技：北斗百裂拳】



各キャラクターには大体必殺技が3ヶずつ用意されている。
ケンの場合はやっぱりお馴染みの百裂拳がその一枠を勝ち取った。

説明するまでもないが、とにかくアタアタ殴りまくる技。最後に強烈な右ストレートで吹っ飛ばして〆る。○ボタンを押すだけで出るお手軽技だが、それだけでは7HITしかしないので、頑張って○連打でHIT数を増やそう。それでも最大でも31HITしかしないのだが、百裂拳は別に100発殴る技というわけではないので何も問題は無い。位置によっては相手が壁で跳ね返ってきたところにもう一回叩き込むというヒドいこともできる。

百裂拳といえば、めっちゃ殴られてるのに相手が物理法則を無視してその場で殴られ続けるのがお約束だが、今回のはそれ以上の「吸い込み」が付加されており、間合外にいる敵をアタアタしながら徐々に引き寄せ、最終的には拳が届くところまで吸い込んでしまうという理不尽な仕様になっている。パンチを放っていると見せかけて、ちょっとずつ服をひっぱったりしてるのだろうか。

喰らった相手は、数秒後に秘孔効果でビリビリとなり、追加ダメージを食らう。この辺りはＤＳのジャンプアルティメットスターズから引き突かれている要素だね。ヌンチャクが範囲攻撃な点も含め、他にも色々相似点があるので、やはり同じ人が製作に携わっているのだろう。


再現度はかなり高いと思う。北斗無双のは、一発一発の威力が高そうな、上体を振るタイプの百裂拳だが、こちらはあまり軸がブレない腕だけで殴るオーソドックスなタイプ。どっちもいいけど、個人的にはこちらのほうが好みかも。別に百裂拳て殴られて痛いもんじゃないからね。




【必殺技：天破活殺】



2つ目はこれまたゲーム出席率の高い天破活殺。

「北斗神拳奥義･･･」と言いながら天破の構えを取り、追加の○ボタン押しで北斗七星の弾がドヒュンと飛んでいく。ケンシロウ唯一の遠距離技と言ってもいい。しかし構え終わるまでの時間が気が遠くなるほど長いため、とてもじゃないが通常の遠距離攻撃としては使えない。

実はこの天破の構え、「当身状態」になっており、攻撃を喰らうと自然と天破活殺でカウンターをとってくれるという仕様になっている。しかし「北斗神拳奥義･･･」を言い終わらないと当身状態にはならないため、相手にはバレバレなので、結局使い辛かったりする。




【必殺技：北斗残悔拳】



投げ必殺技に相当するのは、北斗残悔拳。

腕を思いっきり後ろに引いて、おもっくそブッ刺すという無駄な動作の所為で発生が遅め。ちゃんと指を抜いてから３秒後に効果が出るのはグッジョブ。
これ自体の威力は然程だが、指を抜いた後のヨロヨロ状態の時にコンボから百裂へと繋げていくとダメージ総量が凄まじい事になるので、魅せプレイとして使いたい。



【超必殺技：無想転生】



最強技はもちろん無想転生。

原作で天将奔烈を受けた後にとった構えをした後、黄金の闘気を纏い、無想転生使用可能状態になる。効果としては、前後左右へのステップが凄まじく性能アップするというもの。瞬時に背後をとれたりもできる。ただ「無敵状態」ではなく、普通に攻撃は喰らっちゃうので、上手く使わないと折角のボーナスタイムが無駄になること請け合い。

ただそれを差し引いても、とにかくこの無想転生はカッコイイ。歴代の北斗ゲーの中でも、群を抜いて「無想転生」している。意味無く縦横無尽にフアーっと移動しているだけでも楽しくて仕方が無い。これを相手がやってきたときの恐怖と苛立ちはハンパない。効率を考えるとさっさと攻撃に移ったほうがいいのだろうが、ここはあえて無駄に移動して究極奥義を体感してみるのがいいだろう。


ちなみに、無想転生状態だと、強攻撃が以下のように変化する。



　ブン、と消えて



　スパー

こ……これは！！　レイの拳！


ガード不能＆発生中無敵で、超必にも繋がるという超優良技です。
このゲームにレイは一切登場していないのだが、これで少しは浮かばれたかも





【超必殺技：無想の一撃】



原作でラオウ様へのトドメに放った一撃。
無想転生状態から繰り出せる。

突進パンチを繰り出しつつ相手の背後へ回りこみ、「無より転じて生を拾う」と言いながら、再度渾身の一撃をぶちあてる。一発目で体制崩したところにトドメってのは若干しまらない感じがするが、差し込まれるムービーがクソカッコイイので許す。

ケンの最強技がこの「名も無き一撃」ってのはイイね。
拳王様を倒した一撃だもん。そりゃ最強よ。




次は拳王様の性能を御紹介。