死の特攻
しのとっこう
使用: |
拳王長槍騎兵 (対 ケンシロウ) |
登場: |
北斗の拳(113話)/アニメ版(90話) |
拳王長槍騎兵が使う戦法。バイクで崖を駆け下り、勢いがついたところでバイクを乗り捨て、そのままスピアを構えながら敵の頭上に落下する。
ケンシロウの足止めとして使用したが、大した時間稼ぎにはならなかった。
TVアニメ版では、隊長である
ヤコブも使用。部下のとは一味違うらしいが、結局ケンシロウには通じなかった。
一見するとただの無謀なダイブのように思える。しかし彼等は、あの高所から五体無事で飛び降りる頑丈さに、ケンが振り下ろした一撃を「ハイ!」と言ってガードできるほどの筋力を持ち合わせた超人たちである。拳王軍兵士の中でもトップクラスの身体能力を持った男達だからこそ可能な特攻を言えるだろう。
ハブも言っているとおり、戦いにおいて背後頭上をとられることは敗北を意味する。この死の特攻は、そんな何人もの男がその頭上から襲い掛かるのが強みだ。全てを避けきる事はまず無理だろう。彼らの身体能力と、その槍の長さを考えれば、反撃も難しい。またその落下速度に、鎧を纏った人間と槍の重さを加えた衝撃は、とても並の人間がガードできるものではない。だいたいあのバイク好きな奴等が一台無駄にしてまで繰り出す技なのだから、弱いはずが無い。それにケンもこれを相手にした時、おもむろに鉄の棒を拾っていた。これはあの槍の長さに対抗するには武器が必要だと判断したからだろう。結果こそ惨敗だったが、内容以上の強さはあったはず。と信じたい。