クラファンの続き
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2023年7月25日 |
例のクラファンが7月9日に終了しました。
最終支援金額は
2136万6748円。
前回紹介した時点でまだ700万だった事を考えると、メチャメチャ伸びましたね……こういうの後半は失速するもんなんですが。
ちなみに
777万7777円は私が踏破しました。
ありがとうございました。
前回の記事でもお伝えしましたが、当初の目標金額である
200万円は速攻で突破したんですよね。で、以降の余剰金がどう使われるのか気になっていたのですが、なんと
ネクストゴールなるものが発表されました。
それがこちら。
『種モミじいさんの墓を再現したい!』
目標金額は
888万8888円。
聖帝の玉座が200万で…
ミスミの墓が888万…?
正直もっと有意義な使い道がありそうなもんだが、
墓に種モミをパラパラとお焼香させてもらえるならアリだと思う。
ついでにどこかの米農家さんと契約して毎年
ミスミ米を作ろう。ブランド米「今日より明日」で特A目指そうぜ。
そして更に、新たな
6つのプランも追加。
その内の3つがこちらです。
『七つの傷を持つ表札』
『南斗水鳥拳表札』
『北斗神拳奥義吹き出し表札』
価格は順に
6万8千円、6万8千円、8万8千円。
140年続く木材屋さんに提供してもらった札に、富山県の名門の木彫師さんが購入者の名前を彫りこみ、唯一無二の
北斗表札を作ってくれるらしい。
う〜〜〜ん……
忖度無しに感想言わせてもらうと
これ要る?
いや、勿論相当ハイクオリティなものに仕上がる事は理解しているよ。しかし、だからと言ってそれが要るか要らんかと言われると………要らんなぁ………
だってさぁ、品質は大分下がるかもしれんけど、
近しい物だったら自分で作れそうじゃない。夏休みの自由研究で誰か持ってきそうじゃないですか。だからせめて手作り感の出ない
石の表札にしたほうが良かったんじゃないかなぁ。
ていうかこれ作っても、
本当に表札として使う人、殆どいないと思うのよ。屋外に晒し続けてたら汚れるし劣化するし、こんな奇抜なのを玄関に飾るの相当勇気要るでしょ。ハードル高いと思うよ。
だから個人的には、表札よりも、
奥義名を刻んだ木札とかのほうが良かったと思う。北斗の拳に登場した全奥義をそれぞれ1枚ずつ作って、購入者にランダムで配布するのよ。そんでSNS等で何が届いたかを報告しあってキャッキャするわけですよ。ギャンブル性もあって面白いと思うよ。
8万とか払って虚無指弾の木札送りつけられるんですよ。ショックだけど一生の思い出になるよ。
一方でこちらは
今回No1と言ってもいいほどのオススメ品。
『ハート様着るビーズクッション』
お値段
98,000円
これは良いぞ!!
まず
コスプレグッズとして相当良い。デブになれるスーツ自体がレアで面白いし、頭の部分もビーズが入ってデカくなっているので、ただフードをかぶるような安物とは一線を画している。肩のトゲとか額の傷、ハートのKと、デザインの再現度もぬかりがない。
そして何より
実用的なところがいい。実際に着ていないので想像になるが、かなり使い心地が良さそうだ。腹は勿論だが、頭もクッションになっているので、場所を選ばずに怠惰に過ごせるだろう。人類はビーズクッションへの絶大な信頼があるのだ。
あと
「突かれ(疲れ)知らず」というキャッチコピーが地味にうまい。腹立つ。
さすがに10万は出せず今回は見送ったが、後々手ごろな価格で再販されたら絶対に手に入れたい一品である。皆さまも是非ゲットして、渋谷のハロウィンに繰り出してもらいたい。もしヤカラの突きでビーズがこぼれても、グッと堪えて「ひでぶ」と言えるメンタルは持っておこう。
一番驚いたのはこれ。
『原哲夫先生3Dフィギュア』
お値段
39,500円
いやまさかだよ。最近は芸能人のフィギュア化も珍しくはないけど、
漫画家のフィギュア化ってのは流石に聞いたことが無い。ようこんな事思いついたなあ。
まぁでも、わかるよ、原先生って漫画家さんの中でも
相当なシブオジですからね。メチャメチャ個性的だと思う。立体化されても全然不思議じゃないすよね。
ただこうなってくると、ぶーさんもセットで欲しいっすねぇ……
そして最後の追加プランがこちら。
『原哲夫先生が描く絵画「七つの傷を持つ男」』
こちらは、クラファン開始時からあった返礼品を、少しプラン内容を変えて再登場させたもの。
当初のイメージ画がこちら。
こんな
胸筋と腹筋のイメージしか情報がない絵画に高額出す奴なんぞおるわけないやろと思っていたのだが、やはり購入者は現れなかったようで、今回はちゃんと制作途中の状態を公開して頂けました。
それがこちら。
これよこれ!
これくらいは見せてもらわないと銭は出せねえよなあ!!
おそらくこれでもまだまだ途中。3割程度じゃなかろうか。完成までに数十時間は要すると思われるが、幸いにも先生は先日連載を終えられ、割と時間がとれそうなので、魂の込められた渾身の一枚が仕上がることだろう。
しかし原先生がキャンバスに絵筆を走らせる事自体、相当珍しいんじゃないかなあ。線画も無しで描かれてるわけでしょ。一体どんな出来になるのか楽しみで仕方がない。完成品が公開されるかどうかはわからないが、まあそれを見れるのは購入者様の特権ですよね。
ちなみにこれ、当初は
300万だったのだが、
プラン変更に伴い
777万7777円にまでプライスアップしております。
それでもちゃんと売れましたからね。皆この絵の価値を解ってるなってことですよね。私がもう少し富豪だったら速攻で購入してたのになあ。なんで俺は富豪じゃないんだろうなあ。
尚、核シェルターは売れ残った模様。
まあ……同じ価格なら普通は絵を買うよね。
以上が、今回のクラウドファンディングの結果となります。
玉座や墓、それと返礼品の数々を実際に見るまではなんとも言えませんが、トータルで
2000万円以上の出資があったという点においては、十分に企画成功と言えるのではないでしょうか。
ただクラファンに参加した人数だけで言うと、実は
402人しかいないんですよね。北斗の拳の知名度や人気を考えると、思ったより少ないなと感じてしまいます。
比較のために、過去にあった同系のクラファンを調べてみると
漫★画太郎のババア等身大フィギュア制作を支援した人数とほぼ同数でした。
もっとがんばれ……!
北斗ブランド……!
尚、展示会の日時も発表されました。
10月7日〜11月19日とのこと。
丁度10月末に東京に行くので、その時にお邪魔させて頂こうと思います。
種モミは持ってった方がいい?