モバイル北斗無双 幻闘編(1)

2021年4月21日



『モバイル 真・北斗無双』がサービスを開始して4ヵ月が経ちました。



システム面に関しては良し悪しありますが、伝説編(ストーリーモード)の更新速度に関しては異常な速さをみせており、秋頃にはラオウ様がお亡くなりなりそうな勢いです。

逆に早すぎて「さっさと畳もうとしているのでは…?」と不安になります。







そしてオリジナルストーリーの「幻闘編」のほうも結構な頻度で開催されており、これまで6人分のストーリーが実装されております。





PS3版に比べるとボリューム的には大したことありませんが、アプリ用に新たに書き下ろされた新ストーリーになっている所は評価したいですね。


というわけでその小噺集のご紹介。
とりあえず3人分。





-幻闘編 シンの章-




KINGの首領として略奪を繰り返すシン

しかしユリアを失った彼の心は虚無に包まれていた。


ユリア去った後も遮二無二走ってたのか…やる気無いなら城でじっとしときゃいいのに。部下たちを食わせていくには働かなくちゃいけないとでも考えていたのだろうか。真面目な男である。






その日も軍を引き連れて村を襲撃したシンは、そこで一人の女と出会う。

彼女の名はマミヤ

村のリーダーを務める、ユリアと瓜二つの顔を持つ美しき女戦士であった。






シン
「…ユリア!?
 馬鹿な…なぜお前がここに?」



マミヤ
「…ユリア?
 私の名はマミヤ、この村を守る戦士よ!」



シン
「ユリアではないのか?
 いや、それにしても似ている……」


シン
「その顔、もっと間近で見せろ!
 この目で確かめてやる!」


シン
「ユリア…俺だ、シンだ」




しつこいな君!

ていうか似てるったって別人よ。
ユリア以外の女にそんな喰いつくなよ。
君のユリアへの愛はそんなもんだったのか?






その時、KING軍に続いて新たな集団が村へと攻め込んできた。

あいかわらずよく襲われる村だぜ




いそぎ救援に駆けつけるマミヤ。

走り去る彼女の後を見て、シンは村への攻撃を中断し、マミヤに加勢するようスペードに命令を下すのだった。



マミヤ
「シン…私を助けてくれたの?」


シン
「…貴様が俺の女に似ていた
 それ以外に理由は無い」



カッコイイ風な事言いながらこっそり嘘を混ぜるんじゃないよ







敵部隊を殆ど片付ると、敵軍のボスであるジードが登場。

いつの間にか意気投合したシンとマミヤは、力を合わせてジードを撃破。
そして戦い終えたシンもまた、この村を去るのだった。







マミヤと共に戦ったことで、シンは気付いたのだった。

己が本当に欲しいものはユリア。

だがいくら略奪を繰り返そうとも、もはや自分がユリアを手にすることはできないということに…




え…?
ユリア再取得のために略奪してたの…?
レアドロップ狙いだったの…?





-幻闘編 ジャギの章-




「兄より優れた弟など存在しない」

その思いを胸に略奪に励むジャギであったが、その行いは当然ながら各地に多くの敵を生んでいた。


その日、ジャギへの復讐を果たすために現れたのは……











終わった

幻闘編ジャギの章・完!














勝つんかい!!

そいやレイって北斗が如くでもジャギに負けてたな…







不覚をとったものの、執念で立ち上がり、拳を構えるレイ。

このままではマズイと判断したジャギは

「俺はおまえの妹なんか知らない」

「俺以外にも七つの傷を持つケンシロウという男がいる」

「俺は恋人の前で奴に七つの傷をつけられ、そのまま恋人を奪われた」

と、虚実を織り交ぜた嘘でその場を乗り切ろうとする。





レイ
「今すぐケンシロウの所に案内しろ!」



どうやら今回のレイは弱い上に馬鹿らしい。







その後、二人はケンシロウを探す旅へ。

方々をまわり、数多くの野盗団を蹴散らすもケンシロウは現れず、レイの苛立ちがピークに達しようとしたその時――――遂に二人は念願の男との邂逅を果たす。




……だが、レイの視線はケンではなく、ジャギへと向けられていた。

レイ
「ジャギ、なぜお前はアイリが"さらわれた"と知っている?」

「俺はアイリが"奪われた"としか言っていない!」



さっきまで馬鹿だったのにいきなり名探偵モード突入!
「奪われた」も「さらわれた」もあんまり変わらない気もするけど!





その後、レイとケンシロウを連続して打ち破るというジャイキリを起こしたジャギであったが、二人とも負けたフリをしていただけであり、逆に八悶九断を喰らうなどしてボッコボコのグッチャグチャにされるのであった。







一回負けたフリしたの何だったの?






-幻闘編 アミバの章-



選ばれた人間だけの国を作ろうとする狂気の集団「GOLAN」


彼らの本拠地「神の国」へと招かれたのは、アミバであった。


アミバが持つ、人間の肉体を飛躍的に強化させる秘術。


GOLANの狙いは、その秘術によって兵を強化し、世界を征服することにあった。







成程…これは中々面白い設定だ。
GOLANの強さへの渇望と、アミバの人体実験は実に相性がいい。

アミバとしては生きのいい木人形で実験し放題だし、GOLAN側も精鋭部隊を作り上げるためには簡単に弱者を犠牲にする方針を取っている。

まさにWIN-WINの関係と言えるだろう。




しかし肉体強化どころか、悶え苦しむ兵ばかりを量産するアミバのマッドサイエンティストぶりに、流石のGOLANも怒り爆発。

だがアミバは、襲い来る幹部たちをも木人形にし、究明街道を突き進む。





その前に立ちはだかったのは、大幹部であるマッド軍曹であった。




「お前の秘術……
 この俺の鍛え上げた体に
 存分に試してみるがいい!」



まさかの木人形志願!


おまえそんな脳筋キャラだったっけ…?






謎の自信を裏付けるように、アミバの秘孔に2回まで耐えるというしぶとさを見せるマッド軍曹であったが、流石に異変に気付きブチギレ。苦戦を強いられるアミバは、たまたま狙いとズレた突きが秘孔に命中し、辛くも勝利を収めるのだった。







そして遂にGOLANのボスである大佐が登場。


GOLANへの勧誘をつっぱね、威勢よく大佐に戦いを挑むアミバであったが、南斗無音拳の前に全く気配を読むことが出来ず、大苦戦。

だが再びテキトーに突いた指が秘孔に命中するというミラクルを起こし、奇跡的なマグレ勝ちを収めるのだった。



雑なラッキーマンやめろ

おまえは天才マンちゃうんか…






これにてGOLANは壊滅…と思いきや、今度は目を輝かせた兵士たちがアミバの前へと現れた。


彼らは先の実験に生き残った者達であり、強化されたその肉体は、アミバとの戦闘を経てさらに強靭に進化していたのだった。


「わが身を覚醒させてくれたアミバ様こそがGOLANの新総裁にふさわしい。」


そういって詰め寄ってくるマッチョ軍人の群れに、本日最大の恐怖を抱いたアミバは、その場から全力で逃亡するのだった。









なるほど……これがインターネット創世記に北斗WEB界隈をにぎわせた

『アミバ教』ってやつか…







残りのエピソードはまた後日






一方、リバイブのほうはとうとうストリートファイターとのコラボまで始めるようで。





次のコラボは「世界的に人気な作品」と予告されていたので、セガでバイオレンスで世界的とくれば龍が如くだろうなあと予想していたのですが、まさかいきなり企業の壁を越えてくるとは予想していませんでした。

参戦キャラは、URがリュウ、春麗、ベガ、SRがさくらと発表されています。


世代的にも割と近いのに、今迄あまり接点が無かった両者なので、この共演はなかなか面白くなりそうですね。個人的には北斗やりながら春麗姉さんを育成できるというのは可也の癒しになりそうなので、これでウマ娘やりたい欲求を抑え込んでいくことにします。


うまぴょいしたい……




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