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北斗まわし公開
2017年5月6日(土)

本日、稀勢の里関の横綱昇進披露宴に合わせて、以前の記事でご紹介しました噂の北斗の拳化粧まわしの全様が明らかになりました。






おおお・・・








おお・・・おお・・・








お―――・・・





率直に感想を述べさせていただくなら

クセが凄いですねー


刺繍だからなのか、意図的にそうしたのかはわかりませんけど、各キャラクターがちょうどいい感じに「和風」な顔立ちになってて、相撲にピッタリマッチしてるとは思います。



でも・・・少し迫力に欠けるかな・・・
もしカードゲームでこれが出てもSSRって感じはしないよね・・・





アップにすると凄いんですよ。
糸一本ごとに色を変えて肌のグラデを表現するという
刺繍ならではの見事な技術力がありありと伝わってきますし
なによりこのインパクトは絵では出せない凄みがあります。





でも全体で見ると・・・うーん・・・。
枠一杯にまでキャラを大きくすれば迫力が出たと思うんですけど、
上で言ったとおり、このやりかたで肌の陰影を表現するのは
死ぬほど大変だと思うんで、仕方ないんでしょうね。



過去にも漫画・アニメのキャラクターをデザインした化粧まわしはいくつかあったみたいです。そのラインナップを見ると、以下のような割とシンプルな絵柄の作品が殆どだったようなのですが




今回のような劇画キャラがデザインされた化粧まわしは史上初だと思うんですよ。

しかもチョイスした絵が全て割と最近描かれたデジタルカラー絵だもんで、線も複雑だし、陰影によるグラデーションも凄いでしょ。それを刺繍でキチンと再現するのは相当難しいだろうなぁ〜と思っていたんですよ。



余談になりますが、私が最初にこの化粧回しの記事を見たとき、頭の中に浮かんだデザインは、数年前に発売された北斗コンドームのパッケージだったんですよね。



こっちも北斗三兄弟だし
あと、装着する部位も殆ど一緒だし(最低)。

まわしにマッチするかどうかはともかく、単純なデザインだけで言うなら、こういう黒を多めに使ったモノクロタイプのほうが良かったんじゃないかなと思うんですよね。
本日5月6日が「ゴムの日」なのも何かの縁でしょう。







あと、なんでこんなに真っ赤にしたんでしょうかね。




いやー・・・・赤いね!

下手したらちょっとお洒落な赤ふんですからね。

やっぱイメージカラーとしてケンシロウは青トキは・・・緑?とかありますので、それぞれ別の背景色にしてもよかったのではないかと。まあ今回はラオウ様メインなので赤で統一という先方の意向だったのかもしれませんけど、全員が赤ベタとなるとどうしても手抜き感が・・・。背景に和模様でも入っていれば違っていたかもしれませんが。




しかしそんな中で私が注目してほしいのは、ラオウ様の背景の星。





先日の記事でも書きましたが、今回の化粧まわしには、15勝を祈願する15の星が描かれています。この15の星は、「2つの北斗七星」「北極星」で構成されているのだとか。このラオウ様のまわしでいうと、ラオウ様の頭部の後ろにある巨大な星が北極星となります。



この形、あるものにそっくりなのです。


それは、元斗皇拳のマントに描かれている星です。




元斗皇拳が守護する天帝。
その宿星は、北極星(太極星)

つまり歴代の元斗皇拳伝承者が背負いしこの紋章は北極星を表わしており、ラオウ様の背後の星もこのデザインに合わせたものだと考えられるのだ。

こんな昔の設定を忘れずにキッチリ入れてきている辺りは流石の一言。





しかしそれよりも気になった・・・いや、息を呑んだのは




天帝の紋章と拳王様の兜のシルエットがほぼ一致している事。


もしかして・・・
この棘棘バージョンの拳王兜は天帝を表現していた・・・
ということなのか!?

かつては天帝の戦車と呼ばれた北斗・・・・。その役目は永き歴史の中に埋もれ忘れ去られていったが、北斗の者に流れる血にはその主従の関係が今も刻まれており、ラオウ様も知らず知らずのうちに天帝の紋章を模した兜をデザインしていた・・・・というのか!?





なわきゃないか。



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