前の記事へ | 次の記事へ |
パチモンフィギュア2 |
2016年6月9日(木) |
左の異物はとりあえず置いといて、ひとまず右側を見てもらいたいのだが、今回のパケ絵に関しては、比較的マシな方ではないかと思う。 特に兜の色がいい。 本体部分が黒でツノが金色っていう配色は、多分セガの格ゲーのやつから広まった近年のスタンダードカラーだと思うのだが、それをいち早く取り入れていたというのは評価していい点だと思う。 マントの下が裸なのは謎だ。 さてこのまま臭いものに蓋してても仕方が無いので 現実と向き合っていこう。 |
えーっと・・・・・順番にいこうね。 まずブーツとベルトに関しては結構マシだと思う。 このへんは中々ディテールへの拘りが感じられますよね。金色の雑な塗りも、激しい実戦の中で徐々に剥げてしまったのだと考えればリアリティを感じられんこともない。 う〜ん、あとは全部目が腐りそう! |
安定の奇面フラッシュ。 死んだ魚の目と言うと死んだ魚に失礼なレベル。 今回は更に部分によって肌の色が違うという事案まで発生した。 色合い的に顔と腕が壊死してるようにしか見えない。 |
んでこの首の横んとこのギザギザはなんなの。 なんか普通に気持ち悪いんですけど。 うーん、どうもピンセットの跡っぽい・・・? 樹脂が固まりきっていないうちにピンセットで挟んだら思いっきり凹んじゃったけどまあいいや細かい事気にすんなって出荷しちゃった感じかな・・・ |
ズボンは凄まじく目に痛い蛍光緑。 どっからグリーンが出てきた。拳王様のどこに緑要素があるんだ。 いつから若草色の軍団を率いる将になられた。 |
鎧だけでなく、肌の裂目からもおどろおどろしい緑色が覗いている。 まるで傷口から緑色の血が滲む妖怪人間のようだ。 実はこれ、プラスチックのベースカラー。 このボディはもともと全部緑色なのだ。 そこにわざわざ上から肌色を塗って仕上げているのである。 ・・・・肌色のプラスチック用意したほうが低コストなのでは? |
よく見るとこの防具、小さいジャケット以外は裸である。 なぜあのパケ絵を正確に再現してしまったのか。 裸の上から裸を着せるという謎仕様に違和感は感じなかったのか。 |
ラオウ様フィギュアの中でもこの(不人気な)兜のバージョンのは存在しないんじゃなかろうか。そう考えるとかなり貴重な気もする。 しかもこの兜、緑の部分が着脱可能なので、いつでも五車星編初期のバージョンにトランスフォームできるぜ!と思ったのだが、単に接着剤が剥がれてガバガバになってただけでした。 |
背面。 顔が見えないだけで若干心が救われる。 この角度ではよく見えませんけど、両腕に篭手らしきものがついてるんですが、だいたいスマホくらいの大きさしかないので、おそらく防具としてはほぼ役に立たない代物だと思われます。 |
付属武器。 右の手裏剣セットはユリアのと同じだね。 左は斧と・・・剣と・・・・・あとなんだこれ? |
組み立ててみても何か解らん。 あれか?ヨーヨー釣りに使うヤツか? |
ちなみに今回はちゃんと武器を持つことが出来ます。 エスターク。 |
パケ絵再現。割とできた。 こうやって比べると兜が一番詐欺だな |
前の記事へ | 次の記事へ |