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北斗のマン第二弾 レビュー(2)
2016年1月31日(日)

続きいきまーす


ジュウザですか・・・およそ天使っぽくない天使がきましたよ。ポーズは究極版8巻の・・・・・いや、この若干シャクれた感じは原作115話の扉絵のほうを参考にしてるな。TVアニメ仕様の黄色の戦闘服がイカス。

穢れ泣き命の為に鬼神となって闘うモードのフドウさん。五車星なんだから、お守りが本来のポジションですわな。
多分元絵を参考にしてるからだろうけど、ちょっと顔がシュッとしすぎてる気がする。もうちょい頬のカーブ緩やかにして、モミアゲ強調してほしいところ。

誰だと思ってんだ、ジャギさんだぞ。
個人的にはこの見下しセイマイネイムよりも、アゴを引いたバージョンの方が好きだなあ。
三すくみテーマは「我が道を行く」。ジュウザとジャギはまあそうだけど、フドウは違うくね?





あ、リンちゃんかわいい。なんで可愛いのか考えた結果、多分普段は見えてないハチマキの端が垂れてるとこがプリチーなんだろうという結論に達しました。
フェイスは第一弾の顔(アイリを慰めてるとこ)だと思うんですが、多分ポーズはテキトーやねこれ。

バットのは・・・まあ第一弾と同じく原作第一話のラストのコマのを拝借してるんでしょうけど、まだ絵が固まってない頃のデザインだから微妙かなあ。ていうかこのボストンバッグ、すぐ消えたよね。

ノーマルカードのラストはジードさんです。結局面子は第一弾とほぼ一緒でしたね。黒王が消えてマミヤが入ったくらいかな。
三すくみテーマは「荒野の皆さん」。ネタ切れ感ハンパねぇ。第一話組なんだから「始まりの者達」とかにすればいいのに。マーク骨付き肉は・・・・パチスロネタか?




こっからはスペシャルカード。今回は6種。
いずれも北斗とビックリマンのキャラをミックスさせた今回限りのオリジナルキャラクター達でございます。それぞれちゃんと設定までちゃんと考えてあるのが素晴らしい。

ケンシロウの合体相手は、ビックリマンのエース的存在であるヘッドロココさん。まあ当然の人選とも言えるんだけど、同じ主人公キャラでもかなり方向性違うし、そもそもロココさんロンゲだからケンと合わないんですよね。南斗の皆さんの方がしっくりくるんじゃない?危惧したとおり、ロココの顔だけケンシロウになった感じだからコスプレ感が凄いことになってるし。すごい格好だよね、冷静に見ると。

設定としては、荒野に消えた後のケンシロウが聖神パシーを受身して変異した姿で、戦いの舞台を超銀河系へと移して聖紀末救世主になろうとしてるんだとか。うん、何いってんのか全然わからん。
余談だが、「愛の戦士 ヘッドロココ」なる外伝漫画があるそうな。そうか、愛の戦士なら仕方ないな。
あ、ちなみにSPカードには三すくみは無いみたいです。

ユリアはまさかの十字架天使との融合。ヘッドじゃないのかよ!まあTVアニメでヒロインポジだったしいいのか・・・それならケンシロウはヤマト王子じゃないと駄目な気がするが。でも「十字架の弓で射られた悪魔は浄化されてマジメになる」って設定は慈母星そのものですね。実はナイスチョイスなのかもしれん。

設定的には、病に倒れたユリアに十字光が差して慈母星の輝きが増したことによる奇跡から生まれた存在で、超銀河系から世界を見守っているとのことらしい。つまりイカヅチでケンの記憶を奪ったりできたのも、こんな恥ずかしいレオタード姿の天使へと転生したからというわけだ。

ラオウ様のコラボ相手は、いまや高額シールの代名詞となったブラックゼウス。生まれて直ぐ始祖ジュラの体内に取り込まれてやっと解放されたと思ったらダークサイドに堕ちてたという人。設定的にはカイオウの方が近い気もするな。
小さい頃から「ブラックゼウスってヘッドのくせにスニゲーターみたいでダセェ」と思っていたクチなので、この組み合わせはちょっとフクザツ。

設定としては、悔い無し波で天に消えた拳王様の魂がブラックゼウスと衝突したことで生まれた次神子で、必殺の虹光剛掌波(レインボービームごうしょうウェーブ)は星をも砕く威力なのだそうな。まあ合体しなくても巨星落としてはったけどね。




うお!?まさかの武論尊先生!原作者登場!原作者は作品において神に等しい存在・・・・ならば天聖界の首領であるスーパーゼウスと化すのも当然です。杖に巻いてる原稿用紙が、「原作者」を表した精一杯の表現であることを、ボクはちゃんと解っていますよ。

そういやスーパーゼウスとブラックゼウスは双子設定なんだから、ぶーさんとラオウ様が双子って事になりますな。ラオウ様好きを公言しておられるぶーさん的にも満足されておられる事でしょう。

そりゃ武論尊センセがいるなら原哲夫先生だって居ますよね。しかしまさかのスーパーデビル。ホントまさかだよ。デビルなのかよセンセイ。ぶーさんゼウスとコンビにするんな、らシャーマンカーンで良くねえ?まあそれで行くならぶーさんのほうがカーンだけどね、顔的に。

個人的にはヘラクライストと合体させて"ハラクライスト"なんてのも洒落が効いてて良かったんじゃないかと。好きなんだよね、ヘラクライスト。声も銀河さんだしさ。カブトムシ的な頭もリーゼントと近いじゃん?仏像的な要素もあるから原先生との趣味とも合うじゃん?

うわああああ!ネロ魔身だよ!すげえ!元ネタどころか御本人登場しちゃったよ!それで何でコラボ相手が汚物消毒さんなんだよ!え!?どっちも火で焼くから!?ネロにそんな設定あったっけ!?
汚物氏は第一弾からの連続登場ですねえ。ロッテどんだけコイツ好きだよ。しかも汚物さんネロを焼いてるよ。ていうかネロって山のようにデカかったような気がするんだけど、そのへんどうなの。

ネロ魔身は魔肖ネロの体が崩壊しはじめた姿で、これより更に全身がひび割れたバージョンもあるんですよね。こいつがヘッドを務める第8弾は丁度私がビックリマンを集め始めた時期で、おまけにこの不気味な容姿ということもあり、相当印象に残ってるキャラの一人です。小学生の時、こいつと魔スターPの絵をめっちゃ描いてた記憶があるなぁ。あー最後もう懐かしすぎて北斗要素とか割とどうでもよくなっちゃった・・・



というわけで全24種、私情を織り交ぜながらご紹介させていただきました。

今回のような、"顔はリアルさを保ちながらボディだけデフォルメした北斗絵"ってのはかなり私のツボなので、大満足の仕上がりでした。特にSPのコラボキャラが秀逸でしたね。もういっそ全部それでいってくれてもよかったかも。
ビックリマンはいつからかヘッドがレアでなくなり、当時はそれに反感も抱いておりましたが、大人買いする立場になってみると、英断だったと思いますね・・・・。現在の腐りきったソシャゲ業界にも見習ってほしいものです。

ちなみに今回のウェハース60個は、ダチ(子供4人:離婚済)にガッツリあげたので、大丈夫です。それでもまだ余ってるので頑張って太ろうと思います。




来月号のゼノンには更に北斗三兄弟のオリジナルカードが付録されているらしいので、とりあえず2冊買おうと思います。


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