今月のゼノン。
漫画DD北斗の拳のほうにはリュウガが登場。
天狼"氷"牙拳という、ネタなのかミスなのかわからん技を使ってました。
そういやザク様からの情報によると、原御大が作詞したアニメのDD北斗の拳のエンディング曲にて
南斗獄屠拳が手刀技であることが確定してしまったらしいですね。
これは大事件ですよ。早急に検証せねばなるまい。
まあとりあえずそれは置いといて、ガルダ四話の感想いきますだ。
立ちはだかる海の兵団を切り身にしながら、南斗の城を駆け登っていくガルダ。
そんな無双状態のガルダの行く手を阻んだのは、
頭上に落下してくる巨大な石壁と、
スイッチポンでの床崩れという二段構えの罠攻撃であった。
こんなセコ・・・いや、頭脳攻撃を敢行するヤツといえばそう、あいつです。
うみんちゅおじいちゃん、推参!!
しかし相変わらずの原作頼みだな・・・罠も拳王様襲来の時と一緒じゃねえか。
・・・と思ったのだが、よく見ると落ちてきた石壁は拳王様の時よりひと周りほど小さいし、床崩壊もすぐに這い上がってこれる程度の小規模なものだった。
もしかしてリハクはこの時の失敗を糧にして、石壁をさらに巨大にし、床崩れは遥か階下まで落ちていくように改良したということなのだろうか。と良い風に解釈してみる。
まずは
卑怯な罠でガルダにボチボチのダメージを与える事に成功したリハクは、続けて先程書庫で調べたばかりの知識を、さも昔から知ってましたよ的な雰囲気で語り始める。
アクセント付けすぎ!
ジョジョ読みすぎ!
逆に解りにくいので要約すると、神鳥拳の先代伝承者がガルダのママンの
ビナタっていう人で、その人は南斗の未来を憂いながら忘星の定めを全うしてヒッソリ死んだけど、それでも南斗が全然動こうとしないから、ガルダは自分が南斗の将になって改革してやろうと、そう思ったそうです。
政権交代ならぬ聖拳交代ですね。
あと、また女性の南斗拳士が増えそうですね。
できれば容姿も見てみたいところ。
一通り自分のマニフェストを語り終えた後、これまた原作と同じワイヤー罠に真正面からつっこんだガルダは、全方位から迫りくる刃を、ルパン三世
DEAD OR ALIVEのアクションシーンを髣髴とさせる動きで回避。
だが全ての罠を破られても、リハクのターンが終わったわけではなかった。
リハク 「私が知略だけの男ではないと言うことを教えてやろう」
な、なに!?
まさかリハクが拳法で戦うのか!?
1986年のクリスマス・・・アニメ版北斗の拳第100話以来、実に9648日ぶりにリハクが自らの拳で戦うというのか!?
これはアニメファンにはたまらん展開!!
その気になる戦法は!?
やはり変幻自在の柔らかな構えより底知れぬ力を発揮する荒波が一瞬にして岩を砕くが如き必殺拳、
五車波砕拳なのか!?
床から噴出させた水を目眩ましにした通常攻撃でした
なんじゃあそりゃあ!!
一見すると硫摩黄煙ばりの汚い戦法にも思えるが、水の向こう側が見えないという条件は同じだし、それでリハクだけが有利に戦えるということは、彼が海での戦い―――つまり水場での闘いを得意としているということなのだろう。海の称号は伊達ではなかったということか。
しかしそれは良いとしても、問題なのは
この渇水の時代に水つかいすぎって事だよね。
ダムを破壊したユダやお風呂大好きブーガル様に匹敵する蛮行ですわ。
一見チャチくみえる戦法であるが、意外にもその強さは中々。
相手が床崩れで傷を負っているとはいえ、今まで他の五車星との戦いを無傷で勝利して来た強敵・ガルダ相手に、一方的に攻め立てるリハク。
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調子に乗って
背後までとっちゃう海爺。
強ぇ!かこいい!
今はじめてリハクがかっこいい!
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そして今度は仕掛けではなく、自らの足技で水壁を作り出してぇー
五車波岸水壁!!
奥義キタァ―――――!!
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これに「五車波砕拳奥義」なんてのが付いてたらもう絶頂オーガニズムだったんですが、流石にそれは叶わず。
でも構えてるコマに「ユラ〜〜〜〜」って擬音がある事を考えると、確実に波砕拳は意識してるよねこれ。
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致命傷は避けるガルダだが、息も上がり、戦いは完全にリハクペース。
だがリハクは、ガルダの命を奪うつもりは無かった。
将を守れればそれでいいと、リハクはガルダに撤退を要求する。
しかし、数々の仲間を殺した自分を殺しもせず、ただ追い返そうとするだけのそのリハクの甘さは、逆にガルダの怒りに火を灯すのだった。
ヒューイとシュレンを殺さなかったオマエも大概アマいけどな。
もはや是非も無いと、リハクは更なる奥義で戦いに終止符をうたんとする。
五車波岸激衝!!
水面へのストンピングで凄まじい水柱を立ち上らせるリハク!
奥義マニアだからとりあえず奥義画像は全部のせてるけど、なんか今日は水の画像ばっかり載せてる気がする。
下から突き上げるその激流に、ガルダが完全に視界を奪われたその瞬間、彼の体には、リハクの両貫手が突き立てられていた。
「勝負ありだ―――・・・
せめて苦しまず逝くがいい―――」
だが彼が無防備にその攻撃を受けたのは、全て作戦であった。
水に紛れるリハクを捉えるため、ガルダはわざと自分の体を突かせることで、その実体を目の前に引きずり出そうと考えたのである。
また頭脳戦でリハクが遅れをとってしまうのか。
そして至近距離から繰り出されるは、勝負を決める神鳥拳奥義
輝翔千烈弾!!
至近距離から無数の拳を受けたリハクは、全身を切り刻まれて血だるまに―――なることもなく、ただ遠方に吹っ飛ばされて壁ダメージを受けて倒れるのだった。
相変わらず技に威力がねえなあオイ。まあ殺すつもりがないから仕方ないんだろうけど、このままじゃ最後まで本気で奥義を放つことなく終わっちまうぞ。
相変わらずといえば画力もそう。
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このコマなんかは髪の毛が逆立つほどの水柱を浴びた直後だというのに、ガルダに濡れた形跡一切無いんだよな。
またその水柱を隠れ蓑にして攻撃したのであれば、背景にその舞い上がった水が落ちてきている様子なんかを描くなどすると臨場感が出ていいと思うんだが・・・。 |
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その後に輝翔千烈弾を繰り出したコマでも、今しがたリハクに受けたばかりの両胸の傷が綺麗に消えちゃってるんだよなあ。
まあこの辺は本家でも多々あるミズなんで強くは言えませんけどね。 |
つーわけで今月はここまで。
でもって最後のページに載せられた次号予告にはこんな一文が。
次号、最終回!!
南斗最後の将にまつわる悲しき過去が明らかに!? |
やっぱり短期なのかよ。
全五話か・・・まあ予想よりは続いたので、それは別にいいんですけれども、そんなことよりこれ、
あと一話で全部ストーリーを回収できるのか?
ガルダのオカンのビナタが死んだときのエピソードもやらなくちゃならないし、
煽りにある「南斗最後の将にまつわる悲しき過去」も明らかにしなきゃならない。
南斗神鳥拳のヒミツもまた全然明らかにされてないよね。
ガルダが将と出会って改心する過程も描かなくちゃならないし。
そもそものこの作品の謳い文句であった「(ガルダが)ケンシロウとユリアを結ぶ切欠になった」という話もまだやってない。
第一話ではガルダが五車星の英雄みたくなってたから、そのエピも要るよね。
・・・無理じゃん