ゲーム攻略本のコーナーを見てたらこんな本があったので購入しました。
要するに以前に出た北斗無双の攻略本上下巻
(二冊計3600円)の内容に、設定資料集やら関係者のインタブーやらをのっけたようなもんですね。
7月にこんなん出てたのか。全然知らんかった。
ちなみにこいつも
2100円します。
最初からこれ出しときゃ全て事は済むのに・・・
これよりグレードを劣るのをわざわざ上下巻に分けて出して・・・
そしてまた設定資料集とかつけたやつを新たに出して・・・汚いわぁ。
もし私が北斗ファンじゃなかったら、絶対買ってないねこんなの。
昔はよかった・・・薄っすい攻略本一冊ですげぇ愉しめた時代が懐かしい。
まあファミコンとPS3じゃ容量が死ぬほど違うし、太くなって高くなるのも仕方ないのかもしれませんけどね。
それでも
律儀に全部買ったら攻略本代の総計が5700円になりましたってのは、やっぱりおかしいとおもうのですよ。
ま、いいけどね。北斗以外じゃもう絶対攻略本とか買わねえし。
まあそんなわけで、少しでも元をとるため、本の中で気になった部分などを幾つか紹介していきたいと思います。既に全シナリオをSランククリアしている私にとって攻略記事は意味を成さないので、それ以外から。
冒頭にはまず
原先生へのスペシャルインタビューの内容が掲載されています。
その中からいくつか抜粋。
・自分的にはケンシロウの衣装は白がイチオシだったが、トキとかと被るからボツにされた
うん・・・ですね。モロカブリですね。
しかも白じゃ返り血目立ちまくりですね。アイリのケープみたくなっちゃう。
そう考えればトキって凄いな。有情拳もそういう意図があってのことなのかね。
・ラオウが一番強そうに見えちゃうのが気になりました。ケンシロウを一番強い感じにしてほしかった。
それを成すには、ケンさんを殺意の波動に目覚めさせるか、拳王様をシュッとさせるしか方法はないと思います。
・百裂拳は、残像ではなくて、千手観音みたいに本当に手が百本あるイメージなんですよ
ヤサカ戦で拳さんが見せたようなのが一番イメージに近いんでしょうね。しかし、「百発くらい殴る」のと、「手が百本になる」のでは、もう奥義の質が全然違うって言うか、百裂拳ってそこまで人智を超えた奥義だったの・・・?って感じですね。ハッキリ言って天破活殺に並ぶくらいの秘奥義なのではないかと。
・最初の頃は奥義名は自分で考えてたが、後はぶーさんや堀江さんが付けるようになった。岩山両斬波まではボクだが北斗残悔拳辺りはもうぶーさん。
第三話の途中で交代ッスか!?
・2ではデビル、ヒューイ、シュレン、大人バット&リンの登場キボン
やっぱり北斗無双に足りないのは、敵の多様性だと思うんですよね。いろんなキャラがいますけど、結局はヒューマンタイプなんですよ。だからデビルくらいの規格外の大きさの敵も欲しいし、拳王機動バイク隊であるとか、南斗列車砲であるとか、対人間ではないバトルなんかがあると面白くなるんではないかしら。
お次は
設定資料集。
ハッキリ言って凄く良くできた資料集だと思いますが、所詮は全部北斗無双用にモデリングされたキャラクターばっかりなんで、ぶっちゃけ用途は不明ですね。これ見て北斗のイラスト描くようなこともないでしょうし。
「上手く作れたっしょ? フヒヒンッ!」って自慢してるだけのように思えます。
個人的には、デザインよりもモーションの方に興味があるんですけどね。特に奥義についての解説が欲しかった。ていうか、奥義名だけ載っけてどんな技なのかまったく説明すらないってのは、ちょっと扱いが酷い気がする。このゲームでの奥義って、結構重要なファクターなのになあ。
ま、とりあえずそれは置いといて、説明文や製作者のコメントの中に幾つか気になる点があったので紹介しときます。
・ケンシロウの肩当にある宝石はターコイズ。
ウイグルの兜のはガーネット、手甲のはルビー。
ほうほう、これはかなり気になる情報ですな。
まあ無双デザインの話なんで原作とは違うでしょうが、個人的には興味がある所なので、軽くググって値段を調べてみました。
その結果、1カラット当りの相場は、ガーネット(赤)が10000円、ルビー(赤)が50000円、ターコイズが
400円くらいだとのことです。妥当すぎワロタ。
・トキを作る際、白髪の勢いでおじいちゃんに作ったらNGが出た
ワロタ。それ入れとけよ。
・レイの髪の色は、いろいろ試行錯誤した結果、水色が一番しっくりきましたね
え?レイの髪、黒なんですが・・・水色がしっくりきたんだよね?あれ?
・ユダの装備は手甲や鎖帷子など、レイと似通った部分を多くしました
アッー!
・ラフデザインの段階でフドウはアイパーだった
だからそれを入れとけって
・
ハートのピンクのカラーリングは凄く気に入っています
そう、それは私も思った。これはグッジョブな選択だった。
もともとキャラが立ってたのに、これでさらに立っちゃったよ。
ファミコンの北斗3でシャチが全身ピンクになってたときは東映動画燃やしたろかと思ったけどな。
・他の無双で赤兎馬や松風なんかを作っていたので、黒王号を作るための資料は沢山あった
流用したって言っちゃえよ!
あとはキャラ毎のシステム的な紹介と、各ステージの攻略法、それとゲーム中の全台詞紹介と、声優陣を含むスタッフへのインタビューって感じですね。
声優陣にはそれぞれ同じ質問に答えてもらっているんですが
「もし自分が北斗の拳の世界に存在するとしたら、、何をしていそうですか?」
って質問に、殆ど全員が『逃げる』 or 『引きこもる』って答えててワロタ。
ただやっぱり若本さんだけは違うね。
「力と力のせめぎあいの世界を、少しでも争いの無い平和な世界へと転換していく存在・・・・・・。」
どうやら若本氏は南斗最後の将だったようです。
次回作ではユリアの声を担当してもらいましょう。