クバル

登場:原作(39話)TVアニメ版(30話)
肩書:ジャギの手下
CV:広瀬正志(TVアニメ版)
千葉繁(劇場版) |
ジャギの部下の一人。土の中に埋めた
村人に胸像の人物(ジャギ)の名を言うよう命じ、答えられなかった罰として斬首刑に決定。別の村人に、ノコギリで首を切るよう命じたが、拒否されたため、ハンマーで頭を叩き潰した。
その後、止めようとしてきた老人に再びノコギリを引かせようするが、背後から
ケンシロウに蹴られて頭が地面に埋没。激怒して起きあがり、ケンに胸像の名を問い、答えられなかったため次のノコ引き役に指名。しかしそのノコを己の頭部へと突き立てられ、前後にノコを引かれながら「ぱっびっぷっべっぽぉっ!」と奇声をあげて死亡した。
キャラクター名前は、
『北斗の拳ONLINE』準拠。
北斗の拳イチゴ味5巻のカバー裏では「レジェンド」という名前になっている。
これまでにも「あべし」「ひでぶ」「あわびゅ」などの断末魔は登場したが、それらは意味不明であったり、台詞の語尾が変化した結果であったりと、奇妙ながらも一応はシリアスさや不気味さを保てていたように思う。
しかし彼の発した
「ぱっびっぷっべっ」「ぽぉっ!」。これはもう完全なおふざけです。北斗の拳が
ギャグ漫画であることを包み隠さなくなった瞬間なのだ。その他にも、頭だけが地面にめり込んだり、脳を真っ二つにされてるのに喋り続けたりと、かなりギャグ要素もりもりなキャラである。作品の行く末に多大な影響を及ぼした重要人物と言えるだろう。
TVアニメ版では、首を切れなかった村人への処遇がハンマー殴打ではなく、腹部を踏みつけるだけというマイルドな表現に変更された。また、断末魔が
「ぱっぴっぷっぺっぽぉ〜」と全て半濁音になっている。
劇場版では、仕切り役が(何故か)フォックスに変更されたため、抗議してきたジジイを捕らえるところからの出番に。レイに強烈に蹴り飛ばされ、ダイナミックに頭を地面に突っ込んでいたが、例の断末魔は無くなっていた。声優は千葉繁に変更されたが、アニメ版では老人の方が千葉氏だったため、面白い逆転現象が起きている。